今日から十二月、例年より暖かく感じる。何となくせわしなく感じる時期なのだが、街はいまひとつ活気がない。新型コロナ五類変更に加え実際の感染数もこの数週間減ってきているのだが、商店街の賑わいはさほどでない。ただどういうものか外国人(欧米人?)が目立つ、なんでこんな地方都市にと不思議な気がするが、今までに経験したことのない数とすれ違う。身体が大きく、目鼻立ちがはっきりしているので目立つから実際の数よりも多く感じているかもしれない。
おそらく円安の影響があるのではないかと思う。ユーチューブで見ると概ね日本に対して良い印象を持って帰ってゆくようで嬉しいが、果たして日本人の方は海外旅行がそれほど増えたとは報道されておらず、日本人の外国理解が深まっているかは疑問だ。インターネットが進歩して国境を越えた情報が溢れるほど入ってきても、実際に行って得られる経験を越えることはないと思う。
僅かな情報や芸能人などの言動で良い悪い好き嫌いと色々な国のことを簡単に判断しがちでそうかなあと思うことが多い。異口同音に流れる傾向に異論を挟みたくなる。特に近くて遠い国のことは中々褒めるのが難しく、相手の反応から口を紡いでしまうことも多い。たった一人から敷衍すると批判されるかも知れないが、友人のMさんは楽しく信用できる人物なのだが。