今日も雨、雨で涼しくなるかと思ったら相変わらずの暑さで閉口している。暑さ寒さも彼岸までも死語になりそうだ。断続的なしとしと雨で通勤には差し支えないが患者さんの出足には影響する。今日はどうかな。
しかし高々五十年あまりで、何世紀も言われてきた季節感の表現が廃るとはどういうことだろう。地球の寿命にしたら僅か一瞬の二十世紀から二十一世紀にかけての地球温暖化に遭遇する人生に巡り合っているわけだ。自分の都合というか利益で考えるホリエモンなどは地球温暖化は陰謀論だ主張している。私は二酸化炭素が関係がある説が正しいと思うが、勿論100%の証明は難しい。100%のことは今のところ人の寿命に限界があることぐらいで、なんでも陰謀と言えばそうかと思う人が出てくるからややこしくなる。解釈が溢れる世の中にそれを拡散するメディアが発達したので身の回りを越えた世界の情報は増えた。しかしその情報によってさほど世界が理解しやすくなったわけでもなさそうだ。まあ声の大きさでなく冷静に確率を考えることが大切と考えている。グテーレス事務総長の主張を首肯したい。