駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

台風前で暇田医院

2018年07月28日 | 診療

  

 台風が予想よりも更に左カーブを切って紀伊半島に上陸しそうな予報が出ている。当地は進行方向の右半分に含まれるのでかなりの雨風を食らいそうだが、現在は陽が差して雨もなく風もさほど強くない。しかし、木の葉の揺れ方が乱雑で確かに台風が来る感じがする。なんとなく不穏だ。患者さんは外出を控えているらしく、医院は開店休業状態で診察時間にブログが書けてしまう。

 台風の予報が出ていなければ、この程度の天気なら患者数は減っても一二割なのだが、今の所半分以下だ。終了間際に駆け込む人も少ないだろうから、二十人行かないだろう。開業当初は患者数が少ないと胃が痛くなったが今は全く気にならない。こういう時は大抵は書類を書くのだが、今日は医師の意見書や訪問看護の指示書も溜まっておらず、ブログを書き始めた。看護師共は三人で円陣を作り話しに花を咲かせている。

 よくこういう時は重症患者さんが来ると言われるが、そんなこともなく用心深いお婆さんが約二名、何だか風邪っぽい、台風が来るからと来院されたくらいで、逆に平穏無事に終われそうだ。

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