明日から思い切って一週間の休診にする。長いなあという患者さんと、先生も休みを取らなくちゃあという患者さんとがいる。こうした長い休暇が取れるのも当番医システムと訪問看護ステーションがあるからなのだ。幸い、今、在宅患者さん達はまずまず落ち着いており、この一週間で急変と言うことはないと思う。万が一何かあっても、当番医が面倒を見てくれるようになっている。実際には訪問看護師さんが対応してくれることがほとんどで、当番の出動はまずないのだが。
百人近い医師の居る総合病院も長期休暇中は大変で、当直医はほとんど眠れないと思う。まあ、比較的若いから何とか対応できるので、今の私にはとてもできない。個人差はあるが医者も四十歳くらいまでは重症患者が嬉しかった?ものだ。今は大病院の院長の要職にある外科医Mなどは、交通事故で呼び出されると喜色満面でやってきて、裂傷打撲だけだとなんだあと詰まらなそうにしていたのを思い出す。比較的若い当直医にはそうした気持ちがあるから、なんとか激務をこなせるところもあると思う。
町医者も実際に往診しなければならないことは稀でも、毎日時間外に電話が鳴る生活はなかなかストレスでどうしても半年に一回くらいは見えない糸を切らないと耐え難い。正直、年を取るほどに辛くなった。ほとんど毎日書いてきたブログも暫し、休むことにしよう。
何処に向かうのでしょう。わくわく