駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

人物画の難しさ

2023年08月26日 | 趣味

                

 

 絵を描くのが趣味の一つで足掛け二十年、教室に通って年に何枚か描いてきた。たくさん描いたつもりでも、以前はフルタイムで働いていたのでまばらな出席で、完成したのは全部で四十枚くらいのものだ。習い始めは静物画だったが、だんだん風景画が増えて、今は時々人物画も描いている。私にはこの人物画が一番難しい。人物画は顔が難しい。人物画を多く描かれる人が同意されるかどうか分からないが、人の顔は表情があるせいか中々上手く描けない。表情の他に、顔にはその人の気立てというか性格というか多くのものが集約して現われているので余計に難しいのだろうと思う。微妙な言い方になるが、所謂似せて描く戯画では表現しきれないものを絵画では描きたいし描けるようになりたいと思っている。

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謎の行動

2023年08月25日 | 小考

             

 

 プリゴジンの乗った飛行機がプーチンの命令で撃ち落とされたと報じられている。何処まで本当か、多分本当なのだろうが、プーチンが撃ち落とすのは予想できてもプリゴジンの行動が理解できない。何か背後には我々には分からない一連の行動の理由があったのだろうか。

 私には近隣三国(ロシア、中国、北朝鮮)の内ロシアが一番分かりにくい。文学はその国を理解する大きな鍵と思うが、ロシア文学者の意見があまり聞かれない。勿論、難問とは思うが、外交筋でない専門的な解釈説明が聞いてみたい気がする。

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残暑厳しい中の小旅行

2023年08月24日 | 

             

 

 処暑とは言っても日中の暑さは尋常ではない。尤もこれは年寄りの感覚で小学生には普通の夏ということになるのかもしれない。

 一周遅れで短い夏休みの小旅行に行ってきた。円安のせいか不思議の国日本のせいか旅先でやたらと多くの外国人に出会う。まだまだ鑑別診断力が足りないのだが、どこか微かに日本人と違うなと思うと中国人ということが数多くあった。同じくらい日本人と思っていたら、話し出したら中国人ということもあった。顔はじろじろ見るわけにはいかないから一瞥するだけだが、それでも立ち居振る舞いからちょっと違うなと感じる。しかし、日本人ですと言われたらああそうでしたかと納得する程度の違いでもう少し経験を積まないと見た目での鑑別は難しい。おそらくホテルの受付や店員さんなどはすぐ見分けるだろうと思う。

 まあ、例外はあると思うが東京圏の店の店員さんは丁寧で感じの良い人が多い気がした。値上がりで密かに恐縮して、余計丁寧になっているのかもしれない。

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茶番に見えてしまう

2023年08月23日 | 世の中

      

 

 2011年福島原発事故が起きた時から、汚染水を海洋放出することになると核の専門家は分かっていた。なぜ最初から、そう説明しなかったのだろう。ここに来るまでに費やされた莫大な資金と長い時間は、妥当なものと言えるのだろうか。放出する汚染水は汚染除去作業により汚染度が低下し健康被害が心配ない程度まで希釈浄化されており放出で実害が出るとは考えられないのだが、政府のやり方多くの国民の反応を見ていると合理的ではなく茶番劇のように見えてしまう。福島漁協責任者は理解は進んでいると言われたが、本当にご本人の言葉なのだろうか。会談後わずか三日で放出なんて、筋書きが出来ていたのは明白だ。茶番は日本に留まらず世界規模で、同じことをしている中国が自分のことは棚に上げて日本を非難している。

 政治というのは詰まるところ茶番劇ということなのだろうか、一つしかないものを二人三人で争えば血が流れる。たとえ茶番に見えても流れる血が減れば由しという世界なのだろうか。

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スペイン優勝

2023年08月21日 | スポーツ

                  

 

 女子ワールドカップはスペインがイギリスを破って優勝した。イングランドを応援していたのだが、スペインの方が球さばきが上手く、狡猾で一枚上手だった。イギリスは勇敢なのだが単純で、思うようにパスを通すことができなかった。

 しかしこの結果を見るとスペインに4-0で圧勝したなでしこジャパンにも決勝に進む力があったのではと思えてしまう。勝負には僅かな綾というか相性があって時の運がなかったのかもしれない。スペインは日本に負けたことで立て直すことができたわけで、日本に感謝しているだろう。

 英国対スペインと言えばはるか昔十六世紀にスペインの無敵艦隊がイギリスに負けたのを思い浮かべてしまう。まさかその時の敵をというわけではないと思うが、二十一世紀の女子サッカーではスペインが勝った。エリザベス2世がご存命ならイギリスは負けなかったと思う。

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