下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

今滝+武士泊

2015-05-18 07:41:52 | プラス

5月16・17日で今滝へ行ってきた。
今回は遠くから2人参加で、3人の沢歩きとなる。
行き掛けの駄賃?で武士泊にも寄ってきた。


16日、濃霧の中を長右衛門林道と大荒川林道の分岐を目指す。
11:30分、遅い出発も泊まりだと思えば、気持ちに余裕はある。
車も走行可能な大荒川林道を1kmほど歩き、大荒川の枝沢である水沢沿いに走る点線道路を目指す。
点線道路は残っていなかったが、水沢を尾根に向かって登る。
約70mの登りだ。
尾根からコンパスを振り直し、今滝沢へ下降。
久しぶりの重荷に、急勾配の下りは辛い。
150m下ると、今滝沢だ。
冷たい沢水を飲んで休憩。
沢の歩き始めは、ヒバ林で暗く、倒木等を避けながらのいやらしい下りだが、程なく雑木林となり前方が明るくなる。
突然、前方の林が途切れ、空が広がる。
今滝落ち口だ。



(このすぐ先が、落ち口だ)



左岸にテント設営ピッタリのスペースがある。
右岸、左岸とも降り口のような踏み跡のような・・・はあるが、右岸は途中から切り立ち、左岸は植生のない土砂の崩壊地で、足元が崩れたり滑ったりしたらただでは済まない。
結局、10mほど戻って、左岸の小さな沢目を立木頼りに登り降りするのが一番安全なようだ。
今滝を下から見る。
これが今回の目的だ。
小一時間、海岸を散策後テン場に戻り、夕日を見ながらのゆったり宴会が始まる。



(今滝)



(夕日に染まるテン場)



(やはり、西海岸には夕日が似合う)



翌日はひたすら登る。
尾根への急坂は両手も使いながらの登りとなった。
体が悲鳴を上げそうになる直前、勾配は緩くなり、尾根に出た。
地図上の点線道路が分かる。
休憩後、車に戻り武士泊へ。
武士泊沢沿いに伸びる踏み跡は明瞭だが、右岸枝沢からの土石流で寸断されている箇所があった。
海岸は相変わらずのゴミの山だ。


今回は初めてのツェルト泊となったが、爆睡できた。
改良点もあるが、5~11月まではツエルトで十分か。
フライとグランドシート・インナーポール・・・全て自作できそうだ。



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