京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

登り窯の準備

2021-03-03 15:19:27 | 登り窯(玄窯)
実は・・登り窯の準備にかかっています。
来週、窯焚き本番です。

そして、今日は棚組をしております。
棚組とは、文字通り、
窯の台車にあらかじめ棚を組んでおく作業。
作品は、棚の横からスライドさせて
詰めていきます。

さぁ、作業を追ってみましょう。

登り窯の扉。


窯の扉を引っ張って開けます。
厚みがあるので結構な重さ。

登り窯の部分は、横に引っ張る形。

朝日焼きの登り窯は、大きく分けると、
穴窯形式と登り窯形式の合体。

何じゃらほいですね。
まず、穴窯形式。
穴窯とは、もともと山の傾斜を利用して
半地下で穴を掘った窯のこと。
丁度、大阪は堺市の
緑のミュージアム・ハーベストの丘さんのHPに
穴窯と登り窯の図があったのでお借りします。


半分土に埋まっていて、傾斜を利用して
部屋の上部へと熱を送る穴窯。
完全に地面から出て段々を作り、
熱を各部屋へと上げて焚く登り窯。
(焚き口がそれぞれの部屋にある)

なんとなく理解できました?
穴窯の土中の水分は、
作品の色合いに大いに影響するとか。
へ~。(←笑)

今、窯の棚が組み終わったところです。
その様子はまた次回。
今日はもうへとへとだから
写真取り込むの、ヤダ。(笑)

そうですね、
プリンを頬張りながらの応援をください。
プッチンとなる容器のがいい。
では、また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/nbac85a57c918





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