京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

釉薬掛け・続き

2023-04-19 22:05:26 | 作陶館日記
こんにちは。
先日、釉薬かけの話を書きましたが、
今日はもう少し続きを書きます。



写真は、お茶碗に鉄絵の具で線を書いている所。

ぐるりと一周線を書くときは、
ロクロの上に乗せて廻し、
筆を固定しつつ、ろくろを回せば
しゅ~と美しい線が描けます。
途中、筆を少し太く(強く押し)当てると
線が太くなったりして、変化も出せます。
格好良くウネウネするのは難しいですが。。


おおっ!カブト!
昨今、騒がれているカブト!笑)

カブトも釉薬掛けられまち。
渋めにするなら、天目釉(黒)、
飴釉(こい茶色)油滴天目「ゆてきてんもく」
(表面に油の膜のような七色のテリが出る)
織部釉(濃い緑)あたりがイイかな。

軽くするなら、伊羅保釉(薄い緑色)、
黄瀬戸釉(黄色)、御本手「ごほんて」
(朝日焼きの特徴のいろ、ピンクっぽい色)

後は、色を付けて透明釉を掛けてもイイ。

作品1つ釉薬を掛けるにしても、
選択肢が多いので奥が深いです。


(お客様をお手伝いしようとし、
慌てすぎて床を撮っておりました)笑

え?釉薬かけをしてみたくなった?
ん~。教室に通って頂く必要があるなぁ。
5回コースか、毎週か、月2回のクラスか。
春、何か習い事がしてみたいな~、
もしくは土を触りたいな〜っと思った
そこの貴方!お待ちしております。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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