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私の愛聴盤 (第42回)

2014-06-22 | 私の愛聴盤
第42回はアレンハウザーの「ノー・サンバ」です。

アレン・ハウザー(Allen Houser) 1941年ワシントンDC生まれ

11歳からトランペットを始め、ハイ・スクール時代から地元のクラブを中心に活動しています。
1961年には大学対抗ジャズ・コンペに於いて第2位を獲得しています。
しかし、アレンは生地ワシントンDCを活動の基盤としていることから、一般には余り馴染みのない奏者でもあります。

「NO SAMBA」 ALLEN HOUSER MUSICAL ENTERPRISES INC.  ARS001
   
1. MEXICO
2. CHARLOTTESVILLE
3. NO SAMBA
4. COUSIN RAE’S 3-STEP
5. 10 YEARS AFTER
ALLEN HOUSER(tp) BUCK HILL(ts) NCE GENOVA(p) 
STEVE NOVOSEL(eb) TERRY PLUMERI(b) MIKE SMITH(ds)
録音 1973年

アレンの自主出版のこのレコード、発売当時、都内のジャズ喫茶で良く掛かっていて気に入り、即刻購入した1枚です。
曲想全体はハード・バップで、中でも聴きものは、A・B面の頭を飾る「メキシコ」と「ノー・サンバ」で、伸びのあるトランペットの音色が魅力です。
また1、2曲目ではアルコ・ベースをフューチャーした面白いサウンドも聴くことが出来ます。
4曲目の「カズン・レイズ・スリー・ステップ」は、変調子のリズム・パターンを持った曲で、エコーを利かせたトランペット・ソロ披露しています。

アレン・ハウザーは、この初リーダー作の後、数枚のアルバムを発売していて、それらも期待して聴いたことがありますが、これを越えるものは無く、気が付いたら、これだけが手元に残っていました。

日本では、1996年にBOMBA RECORDSよりCDで発売されています。
評論家の杉田宏樹氏は、このオリジナル盤以来の復刻にに際し、「CD化を実現したボンバ・レコードの担当氏はお目が高い! と拍手を送りたい気持ちだ」と語っています。

コメント
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