ワンコの注射をするために、まず朝一は動物病院へ。痛がりもせずに無事注射も終了。午後からは何か釣りたいと思っていました。
今、JGFAはコロナの拡散を助長するような事はできないとして、現在記録の申請を受け付けていません。ってことはたとえ記録魚が釣れても記録にならないということ。釣ったってどうしようもありません。しかも、そんな時に限って記録魚が釣れてしまうのが世の常です。こんな時って記録が関係ないタナゴ釣りくらいしかないじゃん。ってことで近所のタイリクバラタナゴ釣りに行くことにしました。
が、現在コロナの影響で近所のタイリクバラタナゴ釣り場はメチャ混み。都内からの釣り師と地元の釣り師で釣り場の奪い合いです。朝暗い内から行かないととても場所が確保できない状態。午後からなんて調子が良過ぎる話ですが、これくらいしかないのでチャレンジしてみました。
上流からポイントを点々と覗くも、どこもしっかり人が入っています。かなり探したのですが入る場所はありませんでした。“じゃーソウギョでも見て来るか”と釣具を取り換えに自宅に向かう途中、先ほどまで人がいた場所が空いていました。どうやら今帰った模様。そそくさと用意を整え早速釣り開始。不運にも先ほどまで静かだったのに風が出て来て・・・。最近やってなかったタイリクバラタナゴ釣りの軽い仕掛けが扱い辛くて仕方がありません。で、久しぶりなので総ての作業がたどたどしくなってしまって自分にイライラして来ます。その上、餌がなんとなくしっくりきません。考えてみれば10年以上前に買った練り餌です。腐っているわけではありませんが、グルテンが平均せず、鈎に付ける時にムラがあって付く時にはどっさりついて、付かない時は全く付かない。加えてグルテンが少ない時は着水後すぐにばらけて鈎に餌が残らず、逆にグルテンが多い時は全然バラけず。本来なら買い直すべきなのですが、こんな状況なので場所を確保するためにもこのままやるっきゃないです。
釣り始めてしばらくしたら魚信が出て来ました。魚が寄って来た証拠です。すると最初からタイリクバラタナゴが釣れてくれました。まだ小さいので、オスかメスかの判断もできません。その後、外道(モツゴやタモロコ)と共にパラパラと釣れて。でも盛期の物ではありません。そして一時間くらい釣ってやっと10匹くらいになった時、車が止まって人が出て来ました。いきなり『タナゴですか?』って声を掛けられて。「ハイ」って応えると『ここでも釣れるのですか?』と。“釣れない所でやる訳ないじゃん”と思いながらも『いくつか』と答えました。どうやら僕を疑っている様子。見せて欲しいとの事なので魚籠を見せると『こんなに!・・・10匹くらいいるじゃないですか!』って。タイリクバラタナゴ釣りで10匹は少な過ぎるのですが、とりあえず「盛期になればもっと釣れるのですが、まだ水の中は冬みたいです。」とお話ししました。するとその人、『東京から朝一を狙って来たのですが、知っている釣り場には総て人が入っていて、空いた場所で釣ろうと思ったのですが、そんな甘い物じゃなかったです。先ほどここも見たのですが他の人が釣っていたようですが。。。」と苦労話(?)を聞かせてくれました。車を見ると世田谷ナンバー。「世田谷からわざわざ来たのですか?」と聞くと『時々来ているのですが、最近はなかなか釣り座が確保出来ず、諦めて帰ることが多いです。今日ももう入れるところがないので帰ります。』とのこと。わざわざ遠くから来て竿も出さずに帰るのは悲し過ぎます。そこで「ここでやってください。僕はもういいですから。」と言うとビックリしたような顔をして『えっ?いいんですか?実はさっき他の場所で釣っている人に“隣でやっていいですか?”と尋ねたら、“釣り場はここだけじゃないんだから他に行ってくれ”って言われてしまったんです。』って。確かにみんなカリカリしてます。で、僕は竿を畳みました。とても喜んで釣り道具を出して来たその人の道具は素晴らしい物ばかり。相当の金持ちか相当のキチガイか?いずれにしても相当お金を注ぎ込んでいます。それを言うとニコニコしながら『いや~、たいしたことないですよ。これが唯一の趣味ですから。』と謙虚。そして釣り始めた彼。僕が概ね魚を集めておいたのですぐに魚信が出だしました。が、なかなか掛けられませんでした。時々、掛かったと思ったらタモロコやクチボソばかり。タイリクバラタナゴの魚信はあるも、ことごとく外してくれています。面白いのでしばらく見せてもらいました。本人もタイリクバラタナゴの魚信は判っているらしく、どうして乗らない(掛からない)のか?と考えあぐねていました。「ハリスかもしれないので僕のを使ってみてください。」と僕が使っている物を差し上げると、そのハリスの細さにビックリしてました。その人が使っていたのはG社の最高級のタナゴ鈎の糸付き。何号だかは判りませんが、かなり太い黒い糸が使われていました。僕のは自作した極細ハリス、自作なので何号位かは判らないのですが、概ね0.0005号くらいではないかと思っています。そしてその人、それを使っていきなりタイリクバラタナゴGet。・・・偶然?・・・しばらくするとまた1匹Get。こうして4匹釣ると『ハリスってこんなに違うんですね!』って、二度目の驚きも隠せません。そして『これは素晴らしいです。ちなみにどこで売っているのですか?』と聞かれたので「自作です」と応える、と同時に『自作って、ハリスをですか?しかもどうやって鈎に結んでいるのですか?』と質問。「普通に外掛け結びで」と応えると『手で結ぶのですか?』と。確かに目では見えない位の細さです。でも足ではとても結べません(笑。こんな冗談を飛ばしながらの会話をしている中、また何匹か釣ってくれて。。。僕は釣りしてないし、夕方で寒くなって来たので帰宅。その人は“コロナがこんな状況ですからまたいつ釣りが出来るか分からないので(釣りが出来る)ギリギリまでやって行きます。”とのこと。帰り際、『こんなハリスでしか釣れない状況なのに、こんな細いハリスは売ってないし、作ること自体無理だし、もし出来たとしてもとても結べない。』と悲しい表情をしていました。どうやら買う事しか考えられないようです。なので「僕はたまたまハリスに工夫をしただけです。それなら、ハリス以外に何かしらの工夫をしてそれ以上の効果を出せばいいだけです。それを考えるのがタイリクバラタナゴ釣りの一番面白いところですよ。お金で勝負しようとすると(市販品として買える状況だと)みんなが買うから誰でも真似できてしまいます。でも工夫はいくらお金を出しても買えないものです。つまりは自分だけの物です。だから工夫はとても楽しいのですよ。」を最後の言葉にその場を後にしました。
タイリクバラタナゴ釣りは確かに道具の勝負です。腕は関係ありません。それなりの場所でそれなりの道具で釣っていればそれなりに釣れてしまいます。でも、それ以上を目指すとお金での勝負ではなくなってしまうのです。金持ちだけが沢山釣れる釣りなんて面白くも何ともありません。
あの人、タイリクバラタナゴ釣りが理解できたかな?
こないだ海に行ったばかりで食材はまだ充分。よって海釣りはない。ソウギョ釣りは緊急事態宣言中は記録認定をしないとJFGA。よってこちらもなし。よって、一人で出来る釣りは・・・そう、小物釣り。
この釣りはとっても久し振りです。我家の近所(10分くらい)にタイリクバラタナゴが釣れる場所があるのですが、都内からのタナゴ釣り師が押し掛けていて釣り座の確保が難しい状況が続いています。みんなコロナで精神的にイッちゃってると思えるほど殺気に満ちた釣り座確保です。我家からはすぐなので朝一に入る事はそれほど難しい事ではないのですが、遠く都内から1時間以上も掛けて来られた方が、来てみたら釣りが出来ないと帰られるのではあまりにも気の毒です。よってそこでのタイリクバラタナゴ釣りは私的に却下。いつもはあまり来られない遠くから来られた方に釣っていただきたいと思います。ただ、現実にはどこかの近所のオジー(自転車で来ているので遠くからではないと判断)がいつも陣取ってしまっていて、僕が入っても状況は変わらないかも。でも、そんなえげつない釣りはしたくないので僕はやりません。
で、どうしようか?と考えたのですが、数年前に二匹だけヤリタナゴが釣れた川があったのでそちらがどんなもんだか調査しなくては・・・と思っていたのです。こちらの川は知名度が低い(ってか、多分知名度0。タナゴ釣り師を見た事がありません)ので、気楽に竿を出せます。勿論例のヤリタナゴはタイリクバラタナゴ釣りの外道で釣れて来たのですが、こちらは我家から車で30分も掛かる遠征です。ただ、川沿いに車が通れるような道がなく、畦だけなので今回はオートバイで行ってみました。
結果は惨敗。数匹のタモロコが遊んでくれただけでした。3時間ほど探しましたがヤリタナゴどころかタイリクバラタナゴさえも釣れません。寒いし、風も強くて釣り辛いので3時間しか耐えられなかったというのが現実。それにしても、もうあのヤリタナゴたちは居ないのか?はたまた、まだ寒くて居ても餌を口にしないのか?もしくはただ単に僕がヘタクソなのか?・・・在来タナゴ探しはそんなに甘いものではありません。一回行って釣れなかったからと言って居ないと判断したくはありません。暖かくなって、また他の釣りが総滅した時には今回の続きをしてみたいと思っています。
自然が作り出した色あい。いわゆる在来種の美しさを感じるため、久し振りにタナゴ釣りに行って来ました。我が家から車を走らせること3時間半もかかるので、なにかがないとなかなか行こうとは思わない場所です。
時期的にアカヒレタビラとヤリタナゴがいい色を見せてくれました。その他移入種のカネヒラや外来種のタイリクバラタナゴなどが釣れ、充分に堪能することが出来ました。
大物狙いのソウギョも面白いのですが、現在埼玉県でのソウギョ釣りは禁漁期で7月20日以後でないと釣りができません。渓流のヤマメ・アマゴは放流物ばかりで、遺伝子レベルで純粋な在来種はほぼ存在しません。よく天然物などと言って紹介しているWebも見かけますが、見誤りか、在来種を知らないか、はったりか、のどれかで、ほとんどが発眼卵放流されたものです。 そう考えると、やはりタナゴ族の天然色は貴重です。今回は水槽の魚が少なくなって来ているのでヤリタナゴとアカヒレタビラの♂数匹を持ち帰り、薬浴を済ませた本日から我家の水槽の住民になります。
画像は8時から11時まで3時間の釣果です。
今回は“オヤジが学生時代に過ごした場所を見てみよう!”という企画です。
が、70年前の話です(オヤジは現在91歳)。
オヤジは東北大出ですので、オヤジの70年前の記憶を頼りに大学周辺をウロウロ。結局はっきりした決定打は見つけられず(空襲もあったりしたので仕方ありません)、霞みがかったあやふやな事しか見つけられず、判っていた事とは言え、少々がっかり。
でも案外自然があって1時間ほどのタナゴ探しでなんとアカヒレタビラと出会うことが出来ました。
外来の(国内移入の)カネヒラばかりで閉口。それもメスばっか。写真は貴重なオスだけです。
ホントは川カネですからもっといい色だったのですがカネヒラはいまだに好きになれないので写真も気合が入りません(笑。
また機会がありましたらもうちょっとまともなタナゴの写真を掲載しますのでお許しを。
オフクロの介護とワンコの介護でずっと釣りに行けずにいました。
そちらが一段落したので渓流に行っていたのですが、ちょうど一ヶ月前に今度は渓流仲間が突然他界。普段何も考えていないノーテンキな僕ですが、流石にこのトリプルパンチには生気を失いました。休みの日も家から出ずに悶々とした日々。これじゃーいけません、僕から釣りを取ったら何も残らないことは自分が一番良く知っています。で、先日重い腰を上げて渓流に行ったのですが、やること成す事の総てに彼の思い出が蘇り、ほぼ一日中渓で泣いてました。
渓流はまだ時期尚早のようです。そこで今回はタナゴ釣りに行って来ました。ほぼ3年の間まともなタナゴ釣りをしていませんでした。勿論タナゴ水槽の手入れもできずにいました。それでもの魚は元気にしていてくれたので甘えてしまいました。そうしたら疫病(?)が発生してかなり数が減ってしまいました。他界していったタナゴたちには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すべては僕が原因ですので。水槽のリセットにより疫病は止まりました。そして1ッカ月経過観察をしていましたが、病気も出ずにいい状態を保っています。いつもはオールリリースの僕ですが、今回はまたタナゴを入れるための釣行ですから何匹かいただいてくるつもりです。
目的はアカヒレタビラ。ヤリタナゴが一番好きなのですが、ヤリタナゴはいつでも釣れますのでアカヒレタビラを狙います。ヤリタナゴはその外道で釣れるでしょうから。
狙った場所はアカヒレタビラとヤリタナゴだけの場所。が、釣り始めてその豹変ぶりに唖然としました。何とカネヒラばかりになっていたのです。本来はいない魚ですから誰かが入れたことは間違いがありません。それでも僕の中では素敵な記憶は存在していますので、何とかアカヒレタビラの存在を確認したいと思って釣りまくってみました。結果がこの有様です。一匹としてアカヒレタビラは釣れませんでした。元からカネヒラは嫌いです。世間でもてはやされるカネヒラですが、僕はどうもここの魚の顔と性格が好きになれません。ヤリタナゴは1~2匹釣れましたが。
どうもカネヒラが入るとアカヒレタビラをはじめ、在来種のタナゴ族がいなくなるようです。この釣りだけで結果は語れませんが、多分この場所からもたった数年間の間にアカヒレタビラは絶滅したように思えます。また一段とカネヒラが嫌いになってしまいました。
とはいうものの、中国に来ているような感じで京都らしさはまったく感じられない状況でした。
時々日本語が聞こえるとほっとするくらいあちらの方々に制圧されてしまっています。
外貨を得るために政府が採った政策の結果ですから仕方ないとはいえ、日本人としてはがっかりです。
京都はもっとしっとりして上品でいて欲しいと願うのは僕だけでしょうか?
ってことで、京都という所は日本の京文化や歴史的建造物を見てその趣を感じ得る場所ではなくなり、今や外国人を見に行く場所と化していると言っても過言ではありません。
私的に京都にアングロサクソン系外国人はなんとなく許せてしまうのですが、モンゴル系外国人はどうも苦手です。普段はいいとしても、京都にはとても似あわない感じがしてしまうのです。周囲に対する心使いがまったくないからだと思います。写真を撮っていてもまったく気にせず入り込んで来ますし、静かな場所で大声を張り上げたりもしています。日本人やアングロサクソン系の人たちはこういう行動はあまり採りません。へんてこな浴衣で平気で歩き、景観を崩しても何とも思っていない・・・そういう心持ちが京都に似つかわないのだと思います。
京都は素晴らしい場所です。日本人としてとても誇れる場所だと思います。ですから沢山の外国の方々にも京都を見てもらって感じてもらいたいと思います。しかしそれで京都を壊されたくはないのです。もしかしたら日本人もバブルの頃にそういうことをしていたのかもしれません。反省の意も含めてその場の雰囲気を壊さないようにしなくてはなりませんし、そうして欲しいと願って止みませんでした。
で、観光はそこそこにタナゴ釣りしてました(笑。
市内、しかも市街地を流れる超浅い小川でカネヒラが釣れました。
タクシーの運転手さんも同行者も恥ずかしくて僕の近くに居られないような場所です(笑。遠くから他人の振りでしか見ていられないような場所で釣れました。10分くらいの釣りで3匹釣れましたから相当数が居ると思います(沢山釣るのが目的ではないので、タクシーの運転手さんと同行者に迷惑にならないようにすぐに辞めました)。
普段、関東ではにくらいしい移入種カネヒラもこちれでは在来種なので可愛らしく思えました。
不憫な場所でもこうしてしっかり生きて行くこの魚たち。京都という場所の力強さを感じられました。
(京都に住む)人も頑張って欲しいな。
約2年半の間、ワンコが高齢で立てなくなって、トイレが自分で出来なくなってしまったのでどこにも行いけなくなってしまったことがありました。当然、それまで週二回ペースで釣りに出かけていた僕は、その日からその介護で釣りに行けなくなってしまいました。するとどんどんストレスが溜まって来て日々がすさみはじめました。これではいけないと思い、とりあえず何でもいいから釣りをしようと考えました。しかし、せいぜい10~20分で行ける距離に居ないと何かがあった時には対処できません。我が家からその程度の範囲内で何が釣れるか?色々と考えた結果、タイリクバラタナゴを選択しました。その理由は、タナゴの在来種を釣っている時にお師匠さんから『タイリクバラタナゴは狙わなくても外道で釣れて来るから』と言われ、実際その通りでタイリクバラタナゴを狙った事がなかったからです。その頃の霞ヶ浦ではドッグやホソで短い竿を使ってタイリクバラタナゴを狙っている人を沢山見ましたが、何が面白いのか?が解りませんでした。でも、あれだけ沢山の人がやっているのだから何かしら面白いのだろう。だったらそれを探すのもこういう機会にはアリかもしれないと思えたからです。そこで二日に一回ペースで通ってタイリクバラタナゴ釣りの真髄を理解しようとしました。しかし、結果から言わせてもらうと2年くらい通っても何も発見できず。それどころか、やればやるほどこの釣りがつまらなくなって行きました。時々タイリクバラタナゴを狙って来る人もいますが、みんな道具自慢ばかり。釣技自慢はほぼ皆無。僕の粗末な道具を貶す人まで現われる始末。釣っても釣っても面白さが理解できません。しかし、だんだんと他のおじー達が道具自慢をする理由は解って来ました。この釣りは道具で釣果がある程度決まってしまう釣りだったのです。釣れて来るタイリクバラタナゴのサイズに合った良く砥がれた鈎、柔軟で細いハリス、鋭敏な糸ウキ、そして浮力を極限まで落とした親ウキを使えばどんなにヘタクソでもそこそこ釣れてしまう釣りなのです。そしてそれらの道具はどんどん進歩して誰でもがお金さえ出しさえすれば簡単に手に入れることが出来る時代になったのです。となると、この釣りは基本的にはお金持ちの勝ちってことです。誰がどんなに頑張っても、運動神経が悪そうなお金持ちのデブじじーにさえ勝てないのです。こんなつまらない事はありません。努力したらそれ相応の進展が欲しいところですが、結局良い道具をそろえている人には敵いません。となると僕の中でこの釣りはどんどん萎んで行き、結局この釣りの楽しさは発見できず、ソウギョ釣りにシフトしていました。
そんな折、会員から誘われて久し振りにタイリクバラタナゴ釣りに行って来ました。午前中は野暮用があり、またそれがのびてしまったので3時頃からの釣りでした。もっともこの釣りは一日中やっていたら飽きちゃいますので丁度いいかもしれません。それでも50くらいは釣れました。そして一つだけこの釣りのいい所を見つけました。それはこの釣りに限っておしゃべりしながら釣っていてもいいことです。みんなでワイワイガヤガヤやりながら釣るのもまた楽しい釣りであることに違いはありません。暗くなるまで釣り続けました。良き仲間と語り合いながらの釣りは至福の時です。釣りとしては楽しくないですが。
【追伸】
この場所ではタイリクバラタナゴしかいないはずだったのに、今日一緒した友達がヤリタナゴを一匹釣りました。昔からここにヤリタナゴは居なかったのを知っているので誰かの放流であることは確実です。在来種がここにいた事は嬉しいことですが、こういう放流は辞めていただきたいものです。
ワンコの世話で遠出が出来ない僕ですから、近所でどうでもいい魚を釣って気を紛らわすのが精一杯です。
そんな面白くもない釣りをしているので書く気もしませんでした。
勿論そういうターゲットを楽しんでいる人もおられます。人の好みはそれぞれなのでそれはそれでいいのですが、本来であればこういう釣りより、もっと私的に面白い釣り釣りを知ってしまった僕にとってはやらないよりはマシ的な釣りです。
その一つにタイリクバラタナゴ釣りがあります。
今回はいつも釣っている川ではない所に行ってきました。いつもの場所はほとんど大型がいないのと、色が出ている個体がほとんどいないため、釣趣を感じる事ができないのです。でも、いつもはこんな場所でしか竿を出すことができない状況なのですから仕方がありません。
今回はお盆の連休なので場所を変えてみました。いつもの場所は我が家から10分ですからワンコに何か起こってもすぐに帰ることが出来ます。しかし今回の場所は我が家から20分もかかるのです、今の僕にとってはいわゆる遠征ってヤツです(笑。
端っから型狙いしか考えていませんでした。深さがあるの小場所です。流れも強くてなかなか釣り辛い場所です。しかしながらこんな所なので人が入ることが少ないことを知っていました。以前ここに来た経験から、鯉や鮒が多いことは判っていましたので替えの鈎を多めに持参しての挑戦です。餌もグルテンなど使ったら外道が多過ぎて釣りにならないので黄身練り一本と決めていました。
案の定良い型が釣れて来ました。色もいつもの場所とはダンチに濃いです。とはいうものの型狙いは数は出ません。でも、普段行っている場所のように、掛かったことがわからないような小型は釣れて来ません。普段やっている場所は、魚信があって合わせて“あっ!失敗した。”と思っても上げたら掛かってたみたいな。要は手応えがないのです。そういう小型は釣っても面白くありません。やはり掛かったらブルブルっていうあの感じは欲しいものです。
今日の釣りは僕が欲していたタイリクバラタナゴ釣りとなったので完全に満足な釣りとなりました。
画像はそんな中で釣れた体高のある個体です。生育環境が良いとこういう魚になるんだなぁ・・・と改めて感じました。
連休の残りは水槽の再セッティングをしようと思っています。
20年以上水替えをしなくてもいい状態を維持してきた水槽なのであまりいじりたくないのですが、外部ろ過2機(エーハイム2260屋外設置)のホースが20年雨風にさらされて劣化し、いつ水漏れしてもおかしくない状況になっています。いつかやらなければならないと思っていたのですが、こういう連休のときでないと出来ません。
これから頑張ってやってみます。
画像は今日釣ったタイリクバラタナゴです。ノッコミに入った鯉に邪魔されながら朝の2時間で数も147匹ですので、性格が粘り強ければ一日で十束も可能です。でも、僕の場合どうしてもこの釣りは飽きてしまうので2時間くらいにしておくのが丁度いいのかもしれません。
タナゴ釣りは冬が旬みたいに言われていますが、僕はタナゴ釣りの旬は冬以外だと思っています。と言いますのも、冬だけはどのタナゴも色が出ていないからです。どうせ釣るなら婚姻色が出たタナゴを釣りたいと思ってしまうからです。冬が旬と言われるのは他の釣り物がなくなる冬でも釣れるからかもしれません。しかし、冬は海釣りが旬を迎えます。ほとんどの海水魚は冬が美味しい季節です(マゴチなどは夏が旬と言われます)。ですから僕の場合、9月末で渓流が終わるとヒラメ釣りに移行し、海が時化たりするとタナゴ釣りに移行するパターンが多いです。ここのところワンコの事やその他の諸事情で家を空けられる時間はせいぜい3時間。よってヒラメ釣りは間違いなく無理。渓流は近場なら1時間くらいは出来ますが、朝早起きして高速使って1時間釣って帰ってくるってなんか忙しなさ過ぎます。で、我が家から10分もかからないで、とりあえずタナゴ族が釣れる場所に行ってしまうのです。もうこんな生活が一年近くも続いています。早く身辺整理ができて高速乗って青空の下でのんびりと糸を垂れる日を夢見て、今はこんな釣りしか出来ませんが出来ないよりはマシなのでこの釣りの楽しみ方をこれからも探して行こうと思っています。
ちなみに画像はゴム手してます。グルテンアレルギーの僕はこの釣りにゴム手は必至なのです。
先週釣り仲間が来てタナゴの仕掛けに興味を持ってくれました。彼は渓流釣りのカリスマとまで言われた人です。そんな人がこの小さな仕掛けから何を得ようとしているのか?は解りませんが、彼には野生の目がありますから、その目で見て、必ず自分の釣りに取り入れて行く彼です。沢山お世話になっている人なので僕が良く使う3パターンの仕掛けを作りました。彼に仕掛けを作っている最中、なんだか面白そうなことを思いついたので自分用のSpecial(訳すと「ヘンテコリン」ということです)仕掛けを作りました。そして今日試して来ました。
結果はコテンパンにやられてしまったのですが、何匹か釣れた中にこんな綺麗な色をしているのがいたりして・・・。
春ですね!・・・ってか、もう2週間もすれば5月5日。そう、2016年の立夏です。・・・もう夏ですか。。。。
まだ僕の心は冬を抜け出せていません。早く脱出しなくちゃ。。。
これを引用すると
福島の放射能汚染がいまだ深刻だったことは前回「福島の学校の放射線量は新潟の6千倍以上」、前々回「水源に浸した布から高濃度セシウム検出」の記事でリポートしたが、汚染は福島だけではない。所々にホットスポットがある首都圏も同様だ。
本誌では原発事故から5年が経つ千葉・茨城・東京の沼や川、公園の土などを独自測定。すると、依然としてたくさんのセシウムにまみれていることがわかった。知られざる首都圏の放射能汚染の実態に迫る。
*
福島原発事故では、大気中に飛び出した放射性物質が広範囲に拡散し、福島だけでなく関東圏も放射能汚染された。
こんなエピソードがある。事故直後、都内の病院のエックス線写真に黒い点が無数に現れるケースが相次いだ。医師がメーカーに問い合わせると、空気中を漂う放射性物質がフィルムに感光して写り込んだとのことだった。
本来、自然界では放射性セシウムはゼロに近い。それが測定された場合、福島原発から来たことを物語っている。当時は建物の中にまで放射性物質が舞い込んでいたのだ。
2011年5月以降、都内43ヵ所と千葉北西部2ヵ所の放射線量を定点観測するジャーナリストの有賀訓(あるがさとし)氏は、
「首都圏の放射線量は11年夏から12年春頃にかけてピークでした。千葉県の松戸、柏で、毎時8μSv(マイクロシーベルト)を記録したこともあるほどです。
都内でも窪地(くぼち)となる神田、上野、九段下などの地域は相対的に高く、今でも毎時0.3μSv台の時も。14年の秋口からは線量が下がることもなくなりました。半減期の短いセシウム134が一定量消失し、残ったセシウムが滞留しているからだと思われます」と言う。
事故から丸5年がたった現在、首都圏にはどの程度の放射性物質が堆積(たいせき)しているのか。本誌は昨年12月、放射線量が比較的高い首都圏東部で、23ヵ所の湖沼や川の底質(泥)と公園の土などを測定した。
福島原発から放出された放射性プルームは、奥羽山脈に沿って南下しながら栃木県に達したものと、太平洋沿岸を南下し、茨城県の霞ヶ浦辺りで関東平野に入ったものがあるといわれる。そこでまず、海上からの進入路となった「霞ヶ浦」や「北浦」(茨城)の底質泥を採取した。
測定するとセシウム(セシウム134と137合算値。以下同)の値は、霞ヶ浦が151Bq(ベクレル)/㎏、北浦が109Bq/㎏。泥にはかなりの水分が含まれていて、これだとキログラム当たりのセシウム量が薄められてしまう。そこで泥の水分量を測定した上で、乾燥した状態の値になるよう計算で補正した(乾物換算値。記事中の測定値はこの数字)。
すると、それぞれの泥から、霞ヶ浦は453Bq/㎏以上、北浦は315Bq/㎏のセシウムが検出された。ちなみに環境省の昨年9月の調査では、霞ヶ浦の最高値は610Bq/㎏、北浦は405Bq/㎏が出ている。
次は、栃木県を流れる利根川の支流、小貝川水系に属する「牛久沼」。茨城県で3番目に大きい湖で、首都圏の釣りスポットとしても知られる場所だ。ここの底質泥を測定すると、2613Bq/㎏以上の高い放射能値が示された。国の測定値は670Bq/㎏だから、その約4倍に相当する。
615Bq/㎏(4万Bq/㎡)を超える場所は放射線管理区域相当となり、一般人や18歳未満は立ち入れない。その値をはるかに超える水準だ。当然、水中の汚染プランクトンを食べる魚も汚染されている。
牛久(うしく)市が2月に測定した結果によると、コイから35Bq/㎏、モツゴから27Bq/㎏、フナからも23Bq/㎏のセシウムが検出されていた。食品の基準値は100Bq/㎏だから、それは下回っているが、他の場所の魚はこんな数値は出てない。汚染されていることは明らかだ。
千葉県柏市と我孫子(あびこ)市の境にある「手賀沼」も高濃度に汚染されていた。昨年3月にはギンブナとコイなどから100Bq/㎏を超えるセシウムが見つかり、千葉県では漁協に出荷自粛を要請している。
今回の測定では697Bq/㎏、また、利根川に面した「排水機場脇」の水路からは894Bq/㎏が検出された。手賀沼では昨年9月の国の調査で、3000Bq/㎏近い汚染が見つかっている。検体の採取場所を変えれば、さらに高い値が出るかもしれない。
同じ千葉県にある「印旛(いんば)沼」も、9月の国の調査では最高580Bq/㎏が検出されていたが、今回の独自測定では、それよりも高い最高値で940Bq/㎏以上が検出された。
牛久沼、手賀沼、印旛沼の3つはどれも利根川水系。これらの沼が汚染されているということは、利根川が汚染されているのだろう。利根川は首都圏の水源。つまり、利根川が放射能汚染されていれば、首都圏の飲料水が汚染される可能性がある。
ただし、川の水を測定してもセシウムは出てこない。川底に沈んでいるからだ。それが時間とともに下流域に流され、湖沼に流入して底質泥が汚染されることになる。
首都圏東部にある5つの主要な沼の底質泥を測定した結果は、3ヵ所で放射線管理区域基準を超える汚染だった。湖沼の汚染のメカニズムを、長崎大学大学院工学研究科の小川進教授が解説する。
「原発から出た放射性物質のうち、約4割は水系に流れ込みます。川から沼へ流れ込むまでに濃縮され、その濃度は数千倍にもなります。特に底質泥の汚染が高濃度なのは、泥が地下へ染み込む水のフィルターになり、放射性物質が堆積するから。汚染されたプランクトンを餌として食べた魚も当然汚染されます」
(取材・文/桐島瞬 撮影/有賀訓)
とのこと。
こんな報告を見るたびに僕も霞ヶ浦通いを辞めて良かったと思っております。
放射線の影響では甲状腺がんが取り上げられる事が多いですが、それ以外の病気にもなります。それらの病気になるとかならないとかは運次第みたいなところがありますが、いずれにしても好んでそういう所に行く事はないでしょう。霞ヶ浦でしかあり得ないことであればともかく、タナゴは他でも釣れます。政府が言っている安全基準なんて当てにはならないです。でも、確実に言えることは『放射能は少ない方がいい』という事だけは間違いがない事実です。
霞ヶ浦は浅くて広いので水の蒸発量が多い湖です。また沢山の流入河川があり、それまで入れると膨大な面積の水を集める湖です。ということはそれらの流入河川によって運ばれてきた放射線物質を残して水が蒸発するので濃縮されて行きます。ですから(これは想像ですが)土浦や石岡方面より下流の潮来の方が放射線量が高いと想像しています。上記の検体をどこで採取したか書かれていませんが、これが潮来方面で採取された検体であることを祈っています。
そんな中、僕は先日先客さんに指摘されたように粗末な道具で釣っています。その一つがこの爪楊枝ウキ。勿論(自分的にではありますが)カッチョヨイウキも持ってはいるのですが、それよりも今時分のこの釣りを考えると機能的に優れている気がするからです。
今時分のタイリクバラタナゴは魚信が微妙です。その微妙な魚信をいかに我々釣り師に伝えるか?がウキの使命です。このウキは断面積が少ないため下への動きには滅法良く反応してくれるのです。感覚としては二倍。つまり普通のカッチョヨイウキで1㎝沈み込ませる魚信だったら、このウキを使えば2㎝沈み込む感じです。くわえて、タイリクバラタナゴが引っ張った時の抵抗が少ないので喰い込みも深いように感じます。それによってバラシが少なくなる感じがします。勿論これは体感ですので正しいデータはありませんが、そんな感じがしています。
カッチョヨイ道具で釣っている人を尻目に粗末な道具でバシバシ釣れたら、それはそれでカッチョイイと思いませんか?
作り方は簡単です。どこの家庭にもある爪楊枝に色を付けただけの物です。本当は色も必要ないのですが、そのままだと爪楊枝ウキが水を吸ってしまうので・・・要は防水のためです。で、どうせ塗料を塗るのなら少しはウキっぽくしたいと思うだけです。
使い方は画像のようにウレタンパイプの大小(0.7mmと1.0mm)を使います。細い方に足を差し、上の方に太い方を入れて、そのパイプに道糸を通して使います。要は斜め通しウキ状態にして使います。爪楊枝ウキはバランスが悪いので、立ちが良くないですから立たなかったら少し道糸を上げてウキを立たせる操作が必要になる場面が多いですからウレタンパイプを上下で付けることは必須です。
詳しい事は近い将来HPの方に掲載しますが、現在この発展型を開発中ですのでそれが完成した後になる予定です。
それにしてもこの釣り、道具以外に何か面白いことがあるのでしょうか?いまだにこの釣りの『釣り』としての面白さを感じられない管理人ですが、ここに来て魚の活性が下がって来たら、少し面白さを感じられるようになって来ています。暖かい頃のタイリクバラタナゴ釣りは誰がやっても釣れてしまうので楽しさ半減です。何せ魚信なんか取らなくても仕掛けを投入して3つ数えて上げれば掛かってる・・・それに近い釣りですから。でも、この時期は流石にそんなことしても釣れるわけがなく(時々は釣れるかもしれない)、喰いも浅いですからしっかりと餌を食わせる竿操作と道具の工夫が必要になります。こんな事からこの釣りが少し楽しく感じられてきた管理人です。
今日はワンコがなかなか用を足してくれなかったので少々送れ気味の出勤でした。でも今日は副業がお休みなので焦る事はありません。平日ですし。と思って行ったら先客が入っていました。しかも僕がやる場所にしっかり陣取ってます。仕方がないのでお隣でやらせてもらおうと挨拶したら『どんどんやってください』とお許しを頂けました。年の功はほぼ一緒の方でした。早速釣りの用意をしている僕に色々と話しかけてくれます。でも道具の自慢話ばかり。わざわざ立ち上がって用意している僕のところに持って来て見せてくれます。自作の竿、自作の糸ウキ、自作の親ウキ、砥ぎ鈎、そして合切箱・・・等々。竿以外はそれはそれは素晴らしい物ばかりです。一通りの道具見せが終わったら釣果自慢。『俺は一束釣らないと釣ったとは言わない』とか。僕は相当やりそうな人と一緒に釣らなくてはならないので、“今日はとっとヤバイなぁ”と思っていました。といいますのも、最近の僕は頑張っても50行かない日が多々あるからです(もっとも朝の1時間の釣果ですが)。先日雪が降って、それが融けて川に入っているので水温が相当低下しております。普段より、より渋いことは釣る前から判っていたからです。しかも、雪解け水で少しだけ水が高くなっていてその先客の方はほぼ止水なのに対し、僕の方は結構な流れがあって、尚更状況が良くないことが判っています。100なんて絶対に無理であることは明白です。
用意を済ませて釣り始めるもノーピク。タナを変えながら探っている僕に先客さんが『今日はダメでしょう。何やっても・・・。』って。でも、こんな時こそ釣りたくなるのが管理人の性です。そしてとうとう待望の一匹目が来ました。隣でやられている先客さんは僕が来てからまだ一匹も釣っていませんでした。僕が釣ったのを見て『そっちにも居るんだね』って。一匹釣ると今日の釣り方が解って来ます。ところが流れの中を釣っているのでオイカワとタモロコが大歓迎してくれます。これらの外道を交わしながら釣らなくてはならないのですが、そうすると今度はフナが多くなってしまって。で、タナを上げるとノーピク。タナによる釣り分けが出来ない日であることを悟りました。外道覚悟で釣っていたら先客さんが立ち上がって僕の方に来て、僕が釣っているすぐ脇にしゃがみこんで『オタク結構釣ってるね、どうやってんの?』って僕の釣りを見出しました。そしていきなり『えっ?何それ。爪楊枝?』って。そうなんです。最近の僕は爪楊枝で作った親浮きに嵌っているのです。作り方は簡単、爪楊枝を買って来て(っていうか、普通自宅にありますよね。アレを使います。使い古しでもいいです)水が浸み込まないように適当に塗装しただけです。それの足(尖った方をウレタンパイプで止め、上の方にも太めのウレタンパイプを入れてその中に道糸通して。要は斜めウキ状態にしただけの物です)。素敵な道具で釣っている先客さんとは雲泥の差でした。そして流していたら魚信があって、運良く掛かって。先客さんは『今のは上げたら掛かってたの?それとも魚信があった?』って。爪楊枝ウキは上記のように作られているため、浮きが真っ直ぐに立ちません。斜め通しウキならぬ、斜め立ちウキです。それが流れの中で向きを変えたのです。これは立派な魚信です。でも、そういうことは判っていないでしょうし、説明するのも面倒臭いので魚信はあった事だけはお伝えしました。そしてもう一匹追加したら『そんな粗末な道具で良く釣るね!』と言って自分の釣り座に帰って行きました。粗末と言われてまんざらでもない管理人でした。だっていい場所でいい道具を使っている人より釣れているのですから。しかも、その後ちょっと誘うことをしたらより釣れるようになって来て・・・先客さんがなんか道具をいじり出したと思ったらUFO登場。ヘラブナ用の練り餌を詰めて投入。しかしここまでやっても相手にされないようです。流石に自分の竿を持って来て『悪いけどタナ合わさせてくれる?まだ一匹も釣れていないんで』と腰が低くなって来ました。僕の仕掛けを上げて先客さんの仕掛けに沿わせて浮きの位置を決定。誘うことも教えようかとも思ったのですが、彼の仕掛けは折角の砥ぎ鈎の性能を殺してしまう黒いハリスでしたし餌も彼はグルテンでしたので、僕の誘い方には適していません。で、言及しませんでした。しかし、その直後彼にも待望の一匹目が来て大喜び。『俺は一束釣らないと釣ったとは言わない』なんて言っていた人がたかが一匹でこんなに喜ぶとは。。。しかし後が続かず。僕が見ている分には、どうやら彼は大きく親ウキが引き込まれたり、糸ウキが大きく動いた時しか合わせていないようです。この時期の魚信は暖かい時期と違ってそんなに大きく動く事は希です。魚信が判っていないのか?はたまた判っていても合わせないのか?一方、好調になってきた(とはいえ、この状況下ですから高が知れてます)僕を見て、とうとう『隣でやっていいですか?』って。僕は『えっ?どいてくれるの?・・・ラッキーっ!』ってことで場所交換を提案。先客さんは『いやいや、場所を譲ってくれるとは・・・こんないい人に初めて出会ったョ』って。先客さんは早速UFOを投入。脇で見ていた僕は『アッチャーーー』って感じ。流れのなかにUFO入れたら結果は見えてます。そして僕の方は前もって集めてくれていたので誘いを掛けて。。。調子が上がって来たと思ったら突然先客さんが立ち上がって・・・もう帰ると。どうやら僕が怒らせてしまったような。。。53対4ですから。僕も折角調子が上がってきたのですが先客さんが帰った直後、セットしておいたタイマーが鳴ってタイムアップ。今日は休みなので2時間の釣りでした。道具だけに頼る釣りをしている人って可哀想ですね。なんか悪いことをしてしまったような後味の悪い釣りになってしまいました。
昨夜は1時と5時半にワンコに用足しをせがまれて外に出ました。昼間はあったかい日も朝晩は冷え込みます。この寒さでこちらもすっかり目が覚めてしまいます。朝早くできることなんてあまりありませんから(音を出すとご近所に迷惑でしょうから)釣りに行くくらいしかないのです。
きっと明日も釣り場に向かいます。正月くらい・・・いいでしょ?