狙って釣る。・・・これって結構難しいですよね。魚が見えて、その鼻先に餌や毛鉤を持って行く事がまず難しいことですし、しかもその間魚を緊張させないことが難しいからです。でも、逆に言えば魚を緊張させずに上手いこと鼻先に餌や毛鉤を持って行ければ釣れるってことです。
で、前から気になっている魚がいました。こないだサケ釣りのためにコイを掛けてテストした近所の川(ta28さんも先日釣りに来ました)に前っからいる薄黄色の鯉です(画像)。目測で80cm以上あるのですが、ここに来る鯉釣り師たちは一様に『アイツは釣れないんだ。』とか『餌を食っていないかも』なんて、まるでこいつがここの守り神でもあるような言い方です。犬の散歩の時に時々見かけてはいたのですが、普段はどこかの深みにいるようで、時たま見かけるだけです。でもこいつを見つけてからかれこれ1年くらい経ちますので、この周辺を徘徊しながら生活をしているのだと思います。鯉釣り師が言うように餌を喰わなきゃ死んじゃいますし、増してやアレだけの巨体を維持するには小さな魚よりも沢山餌を摂らなければならないはずです。ですから何かを食べているのですから必ず釣れるはずです。みんなからあやかわれている鯉ですから、釣る気は起こらない魚でしたが、みんなに釣れないのであれば僕にも釣れないだろう。もしも掛かったとしてもそれはそれで許されるのではないかと思いました。しかもサケの次に僕が考えている魚を釣るのに、こいつは絶好のターゲットです。
今日は留守番を頼まれて犬と一緒に過ごしていましたが、家族が帰ってきた後の夕方のほんの1時間ほど狙ってみました。用意する時間、行く時間、帰る時間を考慮すると30分ほどの釣りです。でも、狙いは奴だけですので充分な時間です。
現場についてこの場所のヌシともいえる鯉釣り師が来ていました。まず挨拶をして『奴を釣りに来た』って言ったら『釣れるのなら釣って』って鼻で笑われました。
こないだサケ釣りで使った道具をそのままに始めました。挨拶をした人がすぐに見に来たのですが、その所為で奴は深みに入ってしまって見えなくなりました。これはもう駄目かな?と思って諦めた矢先、再び出てきました。そして数投、毛鉤は見えませんでしたが想像で奴付近に行っているはずです。その時奴のエラがバクバクって動いたのが判りました。同時に糸も止まって。。。すぐにアワセたらいきなりUターンして。。。大きくジャンプ。まるで巨大ニジマスのようです。凄い引きです。こないだサケを釣ったばかりなので判るのですが、明らかにサケを上回るスピード&トルクです、鯉とは思えないファイトにアタフタしながら、僕も小次郎さんのように走ったり飛んだりして応戦しました。ヌシの人もタモを持って駆けつけてくれて。。。しばらくやっていたらだんだんと弱って来ました。すでに相当下流まで引きずられて来ていました。ヌシの人も『本当に掛けちゃった』ってビックリしていました。しかし、小30分くらいファイトした後、突然テンションが抜けました。3号のハリス切れです。真っ暗になってしまった中で二人で呆然としてました。目の前で跳ねられた彼は『誰にも虐められていないだけあってウロコも剥がれがなく完璧な魚体だった。』と。
・・・残念です。釣って写真を撮ってからリリースしたかったです。ああいう魚は一回懲りると帰って来ないことが多いです。ただ一回のチャンスでした。でも、毎日ワンコの散歩をしているところなので、また見つけたらリベンジしたいと思っております。
狙った魚を上手いこと掛けられたことに少々納得はしたものの、今夜は眠れそうにありません(笑。
で、前から気になっている魚がいました。こないだサケ釣りのためにコイを掛けてテストした近所の川(ta28さんも先日釣りに来ました)に前っからいる薄黄色の鯉です(画像)。目測で80cm以上あるのですが、ここに来る鯉釣り師たちは一様に『アイツは釣れないんだ。』とか『餌を食っていないかも』なんて、まるでこいつがここの守り神でもあるような言い方です。犬の散歩の時に時々見かけてはいたのですが、普段はどこかの深みにいるようで、時たま見かけるだけです。でもこいつを見つけてからかれこれ1年くらい経ちますので、この周辺を徘徊しながら生活をしているのだと思います。鯉釣り師が言うように餌を喰わなきゃ死んじゃいますし、増してやアレだけの巨体を維持するには小さな魚よりも沢山餌を摂らなければならないはずです。ですから何かを食べているのですから必ず釣れるはずです。みんなからあやかわれている鯉ですから、釣る気は起こらない魚でしたが、みんなに釣れないのであれば僕にも釣れないだろう。もしも掛かったとしてもそれはそれで許されるのではないかと思いました。しかもサケの次に僕が考えている魚を釣るのに、こいつは絶好のターゲットです。
今日は留守番を頼まれて犬と一緒に過ごしていましたが、家族が帰ってきた後の夕方のほんの1時間ほど狙ってみました。用意する時間、行く時間、帰る時間を考慮すると30分ほどの釣りです。でも、狙いは奴だけですので充分な時間です。
現場についてこの場所のヌシともいえる鯉釣り師が来ていました。まず挨拶をして『奴を釣りに来た』って言ったら『釣れるのなら釣って』って鼻で笑われました。
こないだサケ釣りで使った道具をそのままに始めました。挨拶をした人がすぐに見に来たのですが、その所為で奴は深みに入ってしまって見えなくなりました。これはもう駄目かな?と思って諦めた矢先、再び出てきました。そして数投、毛鉤は見えませんでしたが想像で奴付近に行っているはずです。その時奴のエラがバクバクって動いたのが判りました。同時に糸も止まって。。。すぐにアワセたらいきなりUターンして。。。大きくジャンプ。まるで巨大ニジマスのようです。凄い引きです。こないだサケを釣ったばかりなので判るのですが、明らかにサケを上回るスピード&トルクです、鯉とは思えないファイトにアタフタしながら、僕も小次郎さんのように走ったり飛んだりして応戦しました。ヌシの人もタモを持って駆けつけてくれて。。。しばらくやっていたらだんだんと弱って来ました。すでに相当下流まで引きずられて来ていました。ヌシの人も『本当に掛けちゃった』ってビックリしていました。しかし、小30分くらいファイトした後、突然テンションが抜けました。3号のハリス切れです。真っ暗になってしまった中で二人で呆然としてました。目の前で跳ねられた彼は『誰にも虐められていないだけあってウロコも剥がれがなく完璧な魚体だった。』と。
・・・残念です。釣って写真を撮ってからリリースしたかったです。ああいう魚は一回懲りると帰って来ないことが多いです。ただ一回のチャンスでした。でも、毎日ワンコの散歩をしているところなので、また見つけたらリベンジしたいと思っております。
狙った魚を上手いこと掛けられたことに少々納得はしたものの、今夜は眠れそうにありません(笑。