理科系に生きている僕ですが、学生時代に理科での植物は滅法駄目でした。理由は動きがないから。そして何も考えてなさそうだからです。ところが過去にこのブログにも書いたように、ある花に詳しい女性からサフランを教えてもらい、それをきっかけにして植物にも興味を持つようになりました。
僕はタナゴ水槽にコウホネを入れています。コウホネは漢字で書くと河骨。これはこの水草の地下茎が露出している部分(結構太い)が白く見ていたりして、川に骨があるように見えることに由来します。学名は「Nuphar japonicum」とのことですので、日本の在来種と思われます。
我が家のコウホネは2010年の1月に霞ヶ浦から頂いて来た物です。タナゴ水槽でどんどん成長して一時は魚が見えないくらいに増えてしまっていました。そして毎年今の時期に可憐な花を付けます。今年もふたつ目の花を咲かせてくれています(画像)。それほど美しいってわけではないですが、素朴で愛らしいこの花がけっこう気に入っています。加えて、タナゴ族(特にカネヒラ)は水草を食べてしまうのでなかなか水草水槽にし辛いです。しかし、このコウホネという水草はどういうわけかタナゴ族に(カネヒラにも)食べられません。葉質がそれほど硬くもないのに。。。きっと彼ら(彼女ら?)にとってこの水草は美味しくないのだと思います。
水槽は出来るだけ水草を入れておいた方がいい水質が保ちやすいです(水交換の回数を減らせる)。また魚たちの隠れ場所になるのでタナゴたちも安心していられるようです。特にニューフェイスを入れた時は早く落ち着いてくれるようです。しかしながら物凄く増える水草なので僕の場合は光量で調節しています。我が家のタナゴ水槽は1800ですので、片側に60㎝水槽用の蛍光灯を3機だけおいて他は照明をしていません。すると高光量を必要とするこの水草はその範囲を超えて成長しません。要は光量で範囲を調整ができるのです。僕は安価な蛍光灯を使っていますが、メタハラを使えばもっと的確に範囲調整をすることが可能かもしれません。
魚たちの憩いの場として植えたこのコウホネですが、我が家の水槽ではどういうわけかコウホネの中より光が行っていない方に集まる傾向があります。あまり危険を感じないで生活しているのでしょう。こちらにとってもそうの方が良く観察できてうれしいです。
ちなみにこのコウホネという植物は漢方薬としても用いられ、その名前を川骨(せんこつ)といいます。河骨も川骨も一緒でいいゆに思えますが、その辺が薬学のプライドなのかもしれません。漢方の「治打撲一方(じだぼくいっぽう)は(川骨(せんこつ)、川芎(せんきゅう)、槲皮(こくひ)、桂枝(けいし)を各3グラム、甘草(かんぞう)1.5グラム、丁子(ちょうじ)、大黄(だいおう)1グラムを混ぜたもの」を0.5リットルの水で煎じて、1日3回食前に服用します。打撲のはれや痛みに著効だそうです。また婦人病では強壮および止血薬として産前、産後の出血、月経不順などで気分がすぐれないときなどに使うそうです。コウホネ単体5~12グラムを0.5リットルの水を加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、1日3回に分けて空腹時に服用するそうです。
水槽に埋けてある物を薬として使うことはないと思います。薬というよりは家の中で季節を感じることができる植物として大切にしています。そしてこの花が咲く頃僕のてんからはスタートを切ります。今年の渓は僕にどんな夢を見せてくれるのでしょう?楽しみで仕方ありません。
僕はタナゴ水槽にコウホネを入れています。コウホネは漢字で書くと河骨。これはこの水草の地下茎が露出している部分(結構太い)が白く見ていたりして、川に骨があるように見えることに由来します。学名は「Nuphar japonicum」とのことですので、日本の在来種と思われます。
我が家のコウホネは2010年の1月に霞ヶ浦から頂いて来た物です。タナゴ水槽でどんどん成長して一時は魚が見えないくらいに増えてしまっていました。そして毎年今の時期に可憐な花を付けます。今年もふたつ目の花を咲かせてくれています(画像)。それほど美しいってわけではないですが、素朴で愛らしいこの花がけっこう気に入っています。加えて、タナゴ族(特にカネヒラ)は水草を食べてしまうのでなかなか水草水槽にし辛いです。しかし、このコウホネという水草はどういうわけかタナゴ族に(カネヒラにも)食べられません。葉質がそれほど硬くもないのに。。。きっと彼ら(彼女ら?)にとってこの水草は美味しくないのだと思います。
水槽は出来るだけ水草を入れておいた方がいい水質が保ちやすいです(水交換の回数を減らせる)。また魚たちの隠れ場所になるのでタナゴたちも安心していられるようです。特にニューフェイスを入れた時は早く落ち着いてくれるようです。しかしながら物凄く増える水草なので僕の場合は光量で調節しています。我が家のタナゴ水槽は1800ですので、片側に60㎝水槽用の蛍光灯を3機だけおいて他は照明をしていません。すると高光量を必要とするこの水草はその範囲を超えて成長しません。要は光量で範囲を調整ができるのです。僕は安価な蛍光灯を使っていますが、メタハラを使えばもっと的確に範囲調整をすることが可能かもしれません。
魚たちの憩いの場として植えたこのコウホネですが、我が家の水槽ではどういうわけかコウホネの中より光が行っていない方に集まる傾向があります。あまり危険を感じないで生活しているのでしょう。こちらにとってもそうの方が良く観察できてうれしいです。
ちなみにこのコウホネという植物は漢方薬としても用いられ、その名前を川骨(せんこつ)といいます。河骨も川骨も一緒でいいゆに思えますが、その辺が薬学のプライドなのかもしれません。漢方の「治打撲一方(じだぼくいっぽう)は(川骨(せんこつ)、川芎(せんきゅう)、槲皮(こくひ)、桂枝(けいし)を各3グラム、甘草(かんぞう)1.5グラム、丁子(ちょうじ)、大黄(だいおう)1グラムを混ぜたもの」を0.5リットルの水で煎じて、1日3回食前に服用します。打撲のはれや痛みに著効だそうです。また婦人病では強壮および止血薬として産前、産後の出血、月経不順などで気分がすぐれないときなどに使うそうです。コウホネ単体5~12グラムを0.5リットルの水を加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、1日3回に分けて空腹時に服用するそうです。
水槽に埋けてある物を薬として使うことはないと思います。薬というよりは家の中で季節を感じることができる植物として大切にしています。そしてこの花が咲く頃僕のてんからはスタートを切ります。今年の渓は僕にどんな夢を見せてくれるのでしょう?楽しみで仕方ありません。