スバル車。
ここで『スバル』と言ってしまうのは言い過ぎかもしれません。と言いますのも他のメーカーの車については分からないので敢えて指名させてもらいます。スバルではマニュアルトランスミッション(以下『MT』と表示)の車はすべてにある安全装置が標準装備装着されています。
どんな装置かというと、クラッチを踏まないとエンジンが掛からないようにするもの。一見、これが付いたら安全だと思ってしまいますね。
実は先日、僕が乗っているスバル車のこの装置が壊れました。朝まで何ともなく埼玉から千葉まで普通に動いていたのですが、海釣りで船に乗って帰って来たらまったくエンジンが作動しなくなっていました。港の駐車場の出来事です。置いておいただけですので指一本触れていないのに壊れました。最初は何かの電気系を点けっぱなしでバッテリーが上がったのではないか?と思ったのですが、半日くらいだったらイグニッションを回せば、エンジンは掛からないとしても「カリカリ」とか何かしらの反応があるはずです。しかし、まったくセルが回らないのです。こんなことからスターターの故障やフューズ切れなどを疑ったのですが、どちらにしてもこの場での対処は無理。たまたま同行した仲間に某外車メーカーのメカニックが居て、彼の意見も同様のものでした。で、とりあえず押し掛けしてみようということになってやってみたら見事にエンジン始動。とりあえずこれで帰ることは出来そうです。
そしてエンジンを切らずに帰宅してそのままディーラーに直行。そしてディーラーの検査で、このクラッチを踏まないとエンジンが掛からないようにする機械の故障であることが判明しました。ディーラーに部品がないとのことでとりあえずこの部品が届くまでこの機構をキャンセルして、クラッチを踏まなくてもエンジンが始動できるようにしてくれました。
そもそもこの機構は購入時から疑問を持っていました。高速道路や踏切内でこの機構が壊れてエンストしたら回避できません。この機構がなければ、エンジンは掛からなくともセルは回るので数十メートルは進めます。要はエンジンが掛からなくとも、ほとんどの場合はセルだけで安全な場所に避難できるわけです。
たとえば踏切内で電車との事故や高速道路上での事故は、場合によっては何十・何百という命を奪う事も考えられないわけではありません。しかし、それでもこの機構が付いているのはエンジン始動時にギヤが入っていると車が動いてどこかにぶつかってしまう可能性があるということで付けられています。実際そういう事もあるでしょうが主に自分が被る事故です。せいぜい車が凹むか、たとえ人を轢いたってスピードは出ていませんからほとんどの場合は怪我程度で命を奪うことまでには至らないと考えられます。
基本的に車はある意味走る凶器です。運転をする以上は必ず危険を伴います。ただ、その結果を考えて、より重大な事故が起こらないようにすることが大切です。この機構を外して確立は高くなっても小さな事故で済ませるか?はたまたこの機構を付けて確率は低いが起きたら何十・何百という人の命を奪うのか?の二者択一です。
皆様だったらどちらを採りたいですか?僕は絶対に前者を採りたいです。その理由は、それは自分で注意していれば事故は避けられるからです。後者ですと機械的な故障ですから自分ではどうにもなりません。要はどんなに頑張っても自分では避けられないものです。機械は必ずいつか壊れます。そしてその結果のことを考えるととても耐えられません。
今回も、何かしたということはなく、ただ釣りをしている間、駐車場に置いておいただけで壊れました。もう12万kmも走っているので仕方ないと言われるかもしれませんが、それが駐車場だったからいいものの、踏み切りや高速道路の振動で壊れたらどうにもなりません。電車や高速で走ってくる車がが突っ込んでくるのをただ見ているだけです。考えただけでも恐ろしいです。
ちなみに修理する前に、こんなチャンスはないだろうと思って色々とテストしてみました。で、気が付いたのですが、僕の場合、エンジンスタートする時は必ずブレーキを踏んでました。ですから、間違いなくこの機構は要りません。そして、それを我慢してブレーキを踏まないでギアをローに入れてイグニッションを回すと車は動きます。でも、すぐにエンジンは掛かりません。ですから、すぐにキーを戻せばすぐに車は止まります。エンジンが掛かるまでには、そのまま最低でも5m以上車が走ってからです。その間、イグニッションを保持しなければなりません。こんなヤツはいないでしょう。すぐにイグニッションを戻しますよ。もしくはブレーキを踏みますよ!ちなみにブレーキとアクセルを踏み間違えたら・・・なんてことも可能性がないわけではありませんが、それはオートマ車で起きることでMT車の場合は限りなく0に近い確立です。MT車は常にクラッチを踏みますので、ペダルの位置を常に感じながら運転しているのです。
ですからスバルさん(もしかして他のメーカーにも同様の機構を積んでいる車もあるかも?)には是非何か他の方法を考えてもらいたいものです。せっかく素晴らしいエンジンを持っていながらこれでは片手落ちです。少なくとも故障時に少しだけでも車を(安全な場所に)移動させるだけの力を残す方法で。
ここで『スバル』と言ってしまうのは言い過ぎかもしれません。と言いますのも他のメーカーの車については分からないので敢えて指名させてもらいます。スバルではマニュアルトランスミッション(以下『MT』と表示)の車はすべてにある安全装置が標準装備装着されています。
どんな装置かというと、クラッチを踏まないとエンジンが掛からないようにするもの。一見、これが付いたら安全だと思ってしまいますね。
実は先日、僕が乗っているスバル車のこの装置が壊れました。朝まで何ともなく埼玉から千葉まで普通に動いていたのですが、海釣りで船に乗って帰って来たらまったくエンジンが作動しなくなっていました。港の駐車場の出来事です。置いておいただけですので指一本触れていないのに壊れました。最初は何かの電気系を点けっぱなしでバッテリーが上がったのではないか?と思ったのですが、半日くらいだったらイグニッションを回せば、エンジンは掛からないとしても「カリカリ」とか何かしらの反応があるはずです。しかし、まったくセルが回らないのです。こんなことからスターターの故障やフューズ切れなどを疑ったのですが、どちらにしてもこの場での対処は無理。たまたま同行した仲間に某外車メーカーのメカニックが居て、彼の意見も同様のものでした。で、とりあえず押し掛けしてみようということになってやってみたら見事にエンジン始動。とりあえずこれで帰ることは出来そうです。
そしてエンジンを切らずに帰宅してそのままディーラーに直行。そしてディーラーの検査で、このクラッチを踏まないとエンジンが掛からないようにする機械の故障であることが判明しました。ディーラーに部品がないとのことでとりあえずこの部品が届くまでこの機構をキャンセルして、クラッチを踏まなくてもエンジンが始動できるようにしてくれました。
そもそもこの機構は購入時から疑問を持っていました。高速道路や踏切内でこの機構が壊れてエンストしたら回避できません。この機構がなければ、エンジンは掛からなくともセルは回るので数十メートルは進めます。要はエンジンが掛からなくとも、ほとんどの場合はセルだけで安全な場所に避難できるわけです。
たとえば踏切内で電車との事故や高速道路上での事故は、場合によっては何十・何百という命を奪う事も考えられないわけではありません。しかし、それでもこの機構が付いているのはエンジン始動時にギヤが入っていると車が動いてどこかにぶつかってしまう可能性があるということで付けられています。実際そういう事もあるでしょうが主に自分が被る事故です。せいぜい車が凹むか、たとえ人を轢いたってスピードは出ていませんからほとんどの場合は怪我程度で命を奪うことまでには至らないと考えられます。
基本的に車はある意味走る凶器です。運転をする以上は必ず危険を伴います。ただ、その結果を考えて、より重大な事故が起こらないようにすることが大切です。この機構を外して確立は高くなっても小さな事故で済ませるか?はたまたこの機構を付けて確率は低いが起きたら何十・何百という人の命を奪うのか?の二者択一です。
皆様だったらどちらを採りたいですか?僕は絶対に前者を採りたいです。その理由は、それは自分で注意していれば事故は避けられるからです。後者ですと機械的な故障ですから自分ではどうにもなりません。要はどんなに頑張っても自分では避けられないものです。機械は必ずいつか壊れます。そしてその結果のことを考えるととても耐えられません。
今回も、何かしたということはなく、ただ釣りをしている間、駐車場に置いておいただけで壊れました。もう12万kmも走っているので仕方ないと言われるかもしれませんが、それが駐車場だったからいいものの、踏み切りや高速道路の振動で壊れたらどうにもなりません。電車や高速で走ってくる車がが突っ込んでくるのをただ見ているだけです。考えただけでも恐ろしいです。
ちなみに修理する前に、こんなチャンスはないだろうと思って色々とテストしてみました。で、気が付いたのですが、僕の場合、エンジンスタートする時は必ずブレーキを踏んでました。ですから、間違いなくこの機構は要りません。そして、それを我慢してブレーキを踏まないでギアをローに入れてイグニッションを回すと車は動きます。でも、すぐにエンジンは掛かりません。ですから、すぐにキーを戻せばすぐに車は止まります。エンジンが掛かるまでには、そのまま最低でも5m以上車が走ってからです。その間、イグニッションを保持しなければなりません。こんなヤツはいないでしょう。すぐにイグニッションを戻しますよ。もしくはブレーキを踏みますよ!ちなみにブレーキとアクセルを踏み間違えたら・・・なんてことも可能性がないわけではありませんが、それはオートマ車で起きることでMT車の場合は限りなく0に近い確立です。MT車は常にクラッチを踏みますので、ペダルの位置を常に感じながら運転しているのです。
ですからスバルさん(もしかして他のメーカーにも同様の機構を積んでいる車もあるかも?)には是非何か他の方法を考えてもらいたいものです。せっかく素晴らしいエンジンを持っていながらこれでは片手落ちです。少なくとも故障時に少しだけでも車を(安全な場所に)移動させるだけの力を残す方法で。