2月から政府が不要不急の外出自粛を叫んでますが、一向に改善傾向が見えて来ません。加えて、諸外国ではロックダウンを含めて日本どころではない規制をしている国が多々見受けられます。でも結果を出している国があるでしょうか?安倍さんが緊急事態宣言を2020/04/07に発令して2週間が経ちます。はたしてその結果はどうだったのでしょう?感染拡大に歯止めをかけられていないのが解ると思います。もうこの作戦は辞めて次にシフトする必要があるのではないでしょうか?また“対応が遅すぎる”と言われる前に。
僕が知る分では、ある程度抑え込んでいるのは韓国と中国とドイツです。中国の武漢では、突貫工事で病棟を建て増すとともに、人民解放軍の医療スタッフを投入して治療にあたった。韓国にあっては行動に制限を課すことなく、またヨーロッパやアメリカのように経済に打撃を与える封鎖政策を行わずに抑え込めているのは超立派としか言いようがありません。韓国で特筆すべきは、ウイルス検査を、ドライブスルー方式やウオーキングスルー方式を採用したこと。つまりは検査を大規模に実施したこと。ドイツも韓国のように、ウイルス検査を大規模に実施する手法を採用して抑え込みに成功しています。
このような良い例が目の前に転がっているのに日本ではそれら(どんどん検査をすること)を採用しないどころかする気配さえ感じられません。それどころか、もっと締め付けようとしています。この方法で良い結果が出ない事は各国をみればて解るのに。・・・どういうこと?
沢山の検査をすると医療崩壊を起こすから・・・なんてもっともらしい事を言っている人がますが・・・バカじゃない?医療崩壊したってやらなきゃならないでしょ!置いておけば置くほどより甚大な医療崩壊を起こす事、解ってるのかな?
ちょっと愚痴ってしまいましたが、現在『不要不急の外出自粛』でいい結果が出せていない現在、『不要不急の外出自粛』な無駄だという結果にしか辿り着きません。もう『不要不急の外出自粛』は辞めて大規模検査にシフトした方がまともだと思います。
検査は自分でできるものではありません。では、我々はどんなことに気を使って生活をして行けばいいのでしょう?それのヒントを・・・
新型コロナウイルスは紫外線に弱いです。紫外線の波長にもよりますが、新型ウイルスが空気中に漂う状態になった場合の半減期は、温度21~24度、湿度20%の暗所で1時間だったが、太陽光が当たると1分半にまで減少。無孔物質の表面上にあるウイルス量の半減期は、気温21~24度、湿度80%の暗所で6時間だったが、太陽光が当たると半減期は2分にまで縮まった。注意しなくてはならないのは、これは半減期であること。完全に死滅するというものではありません。しかし、1時間ほど太陽光を浴びればかなりのウイルスが不活性化するのですから、紫外線が当たらないStay Homeはかえってよろしくないのです。勿論完全に殺すことが出来れば一番いいのかもしれませんが、考え方を変えると、少し残して無症状のうちに抗体を作ってしまう事が出来れば最高です。最終的に新型コロナウイルスを完全にやっつけるのは免疫(=抗体)なのです。で、抗体ができればもう感染しません。(※1)
もう一つ加えると、Stay Homeは人々にかなりのストレスとなります。ストレスが免疫力を下げる事は周知の事実です。ストレスが過度になれば自律神経のバランスが崩れ自律神経失調症や心身症、神経症といった心理的・身体的症状があらわれるようになります。これによって先に書いた魔女狩りが始まります。ってか、もう始まってますね。『外に出てるだけで悪』みたいな。太陽光で新型コロナウイルスがやっつけられるなら『外に出ないのが悪』なのです。このように、正しい事をやっていると思って本当に正しい事を批判する状況を僕は“魔女狩り”と呼んでいるのです。そしてその自律神経失調症や心身症、神経症といった心理的・身体的症状の後白血球中のリンパ球や細胞の働きを低下させます。要は免疫力の低下です。新型コロナウイルスに対する治療法がない現在、唯一頼れるのはこの免疫だけです。Stay Home政策は、我々のこの唯一のささやかな抵抗までそぎ取ってしまうのです。
上記のような事を考慮すると、私的にはできるだけ人と接触しないような外出はむしろ応援したいです。
※1中国の報告に新型コロナウイルスに感染した後完治した人に抗体がない人や少ない人がいると言っています。これは明らかに変です。まず医学的に『完治』ということはどういうことかと言いますと、その人からその病気の原因が無くなったことを言います。つまりウイルス感染症にかかった人の体から病気にしていたウイルスが無くなったことを意味します。一度体に入ったウイルスが一匹も居なくなる状況を作るには、有効な薬がない現在では免疫以外にあり得ません。中国の報告ではそれがないとか少ないというのですから少ないのはまだしも、ないというのは今の医学では考えられない事態です。ですから、僕が考えるには、これはただ単に検査ミスではないかと考えています。