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おにぎりと飛行機

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ネットサーフしていてたら、大手3社のコンビニで販売されているおにぎりを比較調査した記事があったので、端折って読んでみた。

期待どおり。

100個ぐらい食べてみたとか、中身の具を取り出してグラム数を計ってみたとか、どそごのおにぎりが一番美味しかったとか。え?調査だよね!

統計調査というなら納得してもいいが、たった一個づつの似通った商品についての比較数値を挙げて、ましてや個人の感想で結論付けている、端折って正解の馬鹿馬鹿しい記事だった。

100個づつを割って平均値を出しました。味覚は、百人以上の意見を集約しました。具に関しても、製造元に調査を申し入れて、レシピを確認しました。
だったら満足とまではいかないとしても、万人に受け入れられる調査内容となったであろう。

しかしSNS上では、こんな茶番の内容でも拡散されて、浅い理解力に訴えている。





もう既に手に入れて作り始めているモデラーもいるようで、タミヤのスピットファイアが1/48傑作機シリーズに登場した1993年以来、25年ぶりにリニューアルされた。

各模型メーカーから出尽くした感があるアイテムではあるが、前にも増しての徹底した取材による新考証がなされたキットになっている。

タミヤの実機取材に対し、手持ちの資料と比較して、違いを発見しているモデラーもいるようだが、果たして意味のあるものだろうか。
量産品の場合、ましてや戦時下に22,000.機以上量産されたものに、正確無比を求める事に意味があるのか、甚だ疑問である。

タミヤが取材した機体と、手持ちの資料の機体は同一なのか?図面と写真機のレンズの歪みによる差を、どう捉えるのか?

話を戻そう。たったおにぎり一個を割った中の具の量を平均値と言えるのか?私的な感想で美味い不味いの判断を下していいのか?
それを公開することに、意味があるのか?
勘繰って言えば、ランク上位に付けられた会社の回し者が、作った話しとも言えない。

全く共通点が無いようにみえる、飛行機とおにぎり。大量生産品の一個一個、あるいは一機一機の違いは、有って然るべきであると。

25年前のキットにおいても充分に現在でも通用するものを、イギリス空軍創立100周年に合わせ、敢えて新金型で臨むメーカーの意気込みを、私たちモデラーは素直に堪能したいものである。

ではごきげんよう(^_^)v

愛あるあなたの、ピンポンダッシュ
↓決めてちょれい↓

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