お詫び
きょうは、「ガクアジサイ - 雨に歌えば」の第2回の予定でしたが、あまりに代わり映えがしないので、一日置くことにしましたm(_ _)m
さて、これは何でしょう?!
ある花の一部です。
左に見えるのは舌状花の一部です。これがヒントです (^_-)-☆
答えはつぎの画像のあとで。
↓ 答えです
よく見るヒマワリでした。英名:Sun Flower 学名:Helianthus annuus
そして 「ひまわり」は イタリア語で I Girasoli なのでした!
ヴィットリオ・デ・シーカ監督の『ひまわり』(1970年)
ちなみに イタリア語の girasole は、girare(回転する)+ sole(太陽)から作られていて、日本語名同様「太陽に向かって回転する」という意味でした\(^o^)/
おさらい
ヒマワリはキク科キク亜科の花です。
1枚目と2枚目の画像は 大きなヒマワリの花のうち、花弁に一番近いところを拡大したものでした。
キク亜科の花はたくさんの小花の集合で出来上がっていて、花弁のように見えるのも一枚一枚が舌状花と言って花の一枚の花弁だけが極端に大きくなったものです。ヒマワリの周囲を飾る黄色い花弁の集団は舌状花の集団だったのです。
舌状花の中におなじみの粒々の小花の集団があります、やや褐色の花ひとつひとつを筒状花といいます。
筒状花は周辺部から中心に向かって時期をずらして開花していきます。
というわけで、1枚目と2枚目の画像は 筒状花のいちばん最後の花姿でした。
もういちど確認しますと・・・
星形の花弁(先が星形に割れた花冠)の中にあるのは雌しべの柱頭です。白い粉状のものが付いていますが、すでに受粉が終わって柱頭もしな垂れかかっています。
ここは筒状花の集団を 少し中心のほうへ移動したところで、画像の中ほどに柱頭が成熟して受粉待ちの状態の花が多数見えます。
この画像では見えにくいですが、雌しべの柱頭(ひつじの角のようにカールした器官)は 黒褐色の筒の中から出ているように見えます。濃く褐色の筒は雄しべが合着して筒になったもので、これまでの画像にこれが見当たらなかったのは すでに役目を終えて脱落していたためです。
雄しべ筒は星形の花弁の中から伸びています。
雌しべの柱頭のアップ画像です。
カールしているのは柱頭部分ですが、本来の柱頭部分はカールの外側だけです。カールして内側になっている部分には毛が生えていますが、これは雄しべ筒の中から花粉を押し上げるとき使われたブラシです。
あるヒマワリの花の筒状花の中心部です。
画像の真ん中に、いままさに柱頭になる部分を出したばかりの小花が3本ほどあります。
その横には まだカールしてない花柱を持った花も見えます。
雄しべ筒がはっきり見えませんが、このヒマワリは全体が雄しべ期を過ぎて雌しべ期に入りだした時点の花と思われます。
別の花を見ています。
右側が 雄しべ期、左側が 雌しべ活動期の花たちです。
カールした花柱の柱頭側(上側)にも毛が生えてきて花粉を受粉しやすく成熟してきています。
筒状花の中心部です。
中心はまだ蕾の状態です。蕾の横から出ているへら状の器官は萼片でしょうか?
画像の左側では星形の花弁の中から 雄しべ筒が煙突のように伸び、煙突の先に花粉を出しています。
この花粉を押し上げているのが未成熟な雌しべの花柱です。
これは 雄しべ筒の先端のマクロ画像です。雄しべ筒の先端の弁の中に見えるのが花粉です。
欄外
エイゼンシュテイン監督『戦艦ポチョムキン』ポスター
きのうの「ワグネル 武装反乱」のニュースは第2の戦艦ポチョムキンになるかとちょっと期待しましたが・・・
あえなく消滅して、ちょっと残念でしたね "(-""-)"
.
きょうは、「ガクアジサイ - 雨に歌えば」の第2回の予定でしたが、あまりに代わり映えがしないので、一日置くことにしましたm(_ _)m
さて、これは何でしょう?!
ある花の一部です。
左に見えるのは舌状花の一部です。これがヒントです (^_-)-☆
答えはつぎの画像のあとで。
↓ 答えです
よく見るヒマワリでした。英名:Sun Flower 学名:Helianthus annuus
そして 「ひまわり」は イタリア語で I Girasoli なのでした!
ヴィットリオ・デ・シーカ監督の『ひまわり』(1970年)
ちなみに イタリア語の girasole は、girare(回転する)+ sole(太陽)から作られていて、日本語名同様「太陽に向かって回転する」という意味でした\(^o^)/
おさらい
ヒマワリはキク科キク亜科の花です。
1枚目と2枚目の画像は 大きなヒマワリの花のうち、花弁に一番近いところを拡大したものでした。
キク亜科の花はたくさんの小花の集合で出来上がっていて、花弁のように見えるのも一枚一枚が舌状花と言って花の一枚の花弁だけが極端に大きくなったものです。ヒマワリの周囲を飾る黄色い花弁の集団は舌状花の集団だったのです。
舌状花の中におなじみの粒々の小花の集団があります、やや褐色の花ひとつひとつを筒状花といいます。
筒状花は周辺部から中心に向かって時期をずらして開花していきます。
というわけで、1枚目と2枚目の画像は 筒状花のいちばん最後の花姿でした。
もういちど確認しますと・・・
星形の花弁(先が星形に割れた花冠)の中にあるのは雌しべの柱頭です。白い粉状のものが付いていますが、すでに受粉が終わって柱頭もしな垂れかかっています。
ここは筒状花の集団を 少し中心のほうへ移動したところで、画像の中ほどに柱頭が成熟して受粉待ちの状態の花が多数見えます。
この画像では見えにくいですが、雌しべの柱頭(ひつじの角のようにカールした器官)は 黒褐色の筒の中から出ているように見えます。濃く褐色の筒は雄しべが合着して筒になったもので、これまでの画像にこれが見当たらなかったのは すでに役目を終えて脱落していたためです。
雄しべ筒は星形の花弁の中から伸びています。
雌しべの柱頭のアップ画像です。
カールしているのは柱頭部分ですが、本来の柱頭部分はカールの外側だけです。カールして内側になっている部分には毛が生えていますが、これは雄しべ筒の中から花粉を押し上げるとき使われたブラシです。
あるヒマワリの花の筒状花の中心部です。
画像の真ん中に、いままさに柱頭になる部分を出したばかりの小花が3本ほどあります。
その横には まだカールしてない花柱を持った花も見えます。
雄しべ筒がはっきり見えませんが、このヒマワリは全体が雄しべ期を過ぎて雌しべ期に入りだした時点の花と思われます。
別の花を見ています。
右側が 雄しべ期、左側が 雌しべ活動期の花たちです。
カールした花柱の柱頭側(上側)にも毛が生えてきて花粉を受粉しやすく成熟してきています。
筒状花の中心部です。
中心はまだ蕾の状態です。蕾の横から出ているへら状の器官は萼片でしょうか?
画像の左側では星形の花弁の中から 雄しべ筒が煙突のように伸び、煙突の先に花粉を出しています。
この花粉を押し上げているのが未成熟な雌しべの花柱です。
これは 雄しべ筒の先端のマクロ画像です。雄しべ筒の先端の弁の中に見えるのが花粉です。
欄外
エイゼンシュテイン監督『戦艦ポチョムキン』ポスター
きのうの「ワグネル 武装反乱」のニュースは第2の戦艦ポチョムキンになるかとちょっと期待しましたが・・・
あえなく消滅して、ちょっと残念でしたね "(-""-)"
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