アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アカネ科のメリケンムグラ

2022-08-13 06:00:07 | みんなの花図鑑

メリケンムグラの花はアップにしてみないとその美しさは判りません (^^)/
おしべも花粉も、めしべも、花弁も、腺毛も、どれをとっても純白です。




そもそもメリケンムグラの「ムグラ」って何でしょう?



他にも、ヤエムグラ(左)とか オオフタバムグラ(右)なんてありますけれど?
↑ どれもアカネ科の植物です。
調べると、ムグラとは「広い範囲に広がって茂る草」のこと、とあります。




メリケンムグラは上掲のオオフタバムグラと同属の一年草です。
「花は葉腋につき、白色の筒形で先端4裂する。(日本帰化植物写真図鑑)」(松江の花図鑑「メリケンムグラ」)
4裂するとありますが、ひとつ前の画像のように ペンタス風に 5裂するのもあります。
(3裂したものもまれにあるようです)




雄蕊4個。雌蕊柱頭は深く2裂する。(西宮の湿生・水生植物「メリケンムグラ」)




おや? 果実がもう出来ています。




「果実は2分果、楕円形で、長さ5~9mm、8稜があり、無毛~多毛、上部には長さ約7mmの萼片が2個残る。」(同上)







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