アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

トウワタ - 蜜たっぷり

2021-08-25 08:11:14 | みんなの花図鑑

トウワタ(唐綿)は 今はキョウチクトウ科ですが、以前は ガガイモ科でした。
ガガイモ科だけでも約250属2700種もある大きな科なので、キョウチクトウ科の傘下に入っても、ガガイモ亜科として半分独立しています。
見方によっては、少女がダンスしてるように見えます(^^♪




トウワタ属 は Asclepias で、ここから アスクレピアス と呼ばれます。





学名は Asclepias curassavica で、カナ表記では「アスクレピアス・クラサヴィカ」と呼ばれています。
「葉は対生、萼は5裂(後出)、花冠は濃橙紅色で5深裂し、裂片は反転。」(続・樹の散歩道「奇妙なトウワタの花の観察」)




「雄しべは花冠基部にあり、花糸は癒合して筒状になる。雄しべと雌しべは合体して蕊柱(ずいちゅう)を形成。」(同上)




この蕊柱(ずいちゅう)の雄しべの根元に 蜜があふれているのです。
「濃黄色の副花冠は蜜を貯めるカップ状の裂片 cup とカップ内側の角状の突起 horn で構成され、雄しべの背面につける。
」(同上)



「ガイドレール guide rail は隣り合った葯の翼で形成されるすき間で、チョウの脚が下から入って上にスライドし、花粉器のクリップ clip に引っ掛かって花粉塊が引き出されて運ばれるという。」(同上)


コメントを投稿