いつもこんな花の部分だけの写真を撮るので、何の花か、分からないと言われます。
なので今日は いちおう花の周囲を。
苞という葉の変化した器官に包まれて咲いています。
詳しく言うと
「花は葉に似た1個の苞(Flora of China のように総苞 involucral bracts とする見解と Flora of north America のように仏炎苞 spath とする見解がある) につつまれたさそり形花序 (扇状集散花序=cincinni ) につく。」(三河植物観察「ツユクサ」)
「苞内に普通、花序が2個つき、上側の末端花序 (distal cyme=proximal branch) は痕跡的で長さ6~8㎜程度の細い柄の先にまれに1~2個の雄花がつき、柄だけが棒状に残っていることも多い。苞内の下部の花序 (proximal cyme=distal branch ) に(1)3~4(6)個の花をつける。」(同上)
雄しべは3段になっていて、一番上は 虫の餌用の花粉をつけた仮雄しべ2個。
中間に逆Y字型の雄しべ1個。
一番下に O字型雄しべが2個。
O字型雄しべと同じ位置に 雌しべ1個。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます