生物のほとんどが水無しでは生きていけません。
とくに 以下の水生生物とか水田雑草と呼ばれる類は (´・ω・)
ホテイアオイ
「熱帯アメリカ原産の水生植物で、17世紀にブラジルで発見されました。花がきれいなので主に観賞用として、19世紀から20世紀初頭に世界各地に導入されました。」(ヤサシイエンゲイ「ホテイアオイとは」)
「しかし、爆発的に増えて川や池沼を被い、アフリカでは船の行き来やダムによる水力発電を妨げるなどの害があり、今では世界十大害草のひとつ「青い悪魔」として畏怖されています。」(同上)
上は 2021年 豊田市の柳川瀬公園にて コンデジで撮影したものです。池をホテイアオイが埋め尽くしていました。
学名:Eichhornia crassipes
ミズアオイ科
花弁は6枚で、上を向いた花弁に黄色い斑が入るのが特徴です。
「花被片は6、雄しべは6本、そのうち3本は長く他の3本は短い。雌しべは3心皮が合着して1本。花には雌しべと雄しべの長さの異なる3型(長花柱花、中花柱花、短花柱花)があり、日本で広がっている系統は中花柱花または長花柱花を持つものである。」(FC2・yadaryu1の折々の記「1166 ホテイアオイの雄しべ」)
上の株は 長いおしべと短い雄しべの間に雌しべがある中花柱花のようです。
これは別のところにあったホテイアオイの花です。
こちらは 雌しべ(の花柱)が一番前に出ているタイプです。
オモダカ
オモダカ(Sagittaria trifolia サジタリア・トリフォリア)は、オモダカ科オモダカ属の水生植物です。
雌雄異花で、上は雄花。
雌花
「オモダカの語源ははっきりとはしておらず、人の顔に似た葉を高く伸ばしている様子を指して「面高」とされたとも、中国語で湿地を意味する涵澤(オムダク)からとられたとも言われる。」(wiki 「オモダカ」)
「発生初期は線形の葉をつけるが、生長が進むと矢尻形をした葉をつける。葉の長さは最大で60cmほどになるが、葉の形態は種内変異に富む。」(同上)
「花は単性花で、雌雄同株、白い花弁を3枚つける。」(同上)
「楕円形の種子には翼をもつ。また種子のほかに、地中に伸ばした地下茎の先に塊茎をつけ、それによって繁殖する。」(同上)
クワイ
上のオモダカそっくりですが、クワイ(慈姑、学名:Sagittaria trifolia L. 'Caerulea')といって、オモダカの栽培品種です。
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
「葉は、長さ30 cmの切り欠きがない矢尻形で、葉身の内部は海綿状の組織になっている。」(wiki 「クワイ」)
茎の1節に3花が輪生します。
花には3枚の花弁があり、雌雄異花です。
雄花は多くの黄色い雄しべを持ち、花穂の上部につきます。
雌花は花穂の下にあって、多くの雌しべを持ちますが、結実することはまれです。(埼玉県「クワイの花」)
「中国料理に使われているクワイは同じ「クワイ」と呼ばれてはいますが「クロクワイ」と呼ばれるカヤツリグサ科ハリイ属の一種で、日本で一般的なクワイとは全く別の植物の根茎で紛らわしく、混同されやすいです。」(旬の食材百科「クワイ(慈姑):旬の時期と特徴や主な産地」)
ナガバオモダカ
豊田安城自転車道横の小水路に生えていました。
(撮影は 2018-4-28)
オモダカの仲間で、ジャイアントサジタリアとかナガバオモダカと呼ばれる外来種です。
水槽に入れる水草として輸入されたものを、増えすぎて用水路に捨てたんでしょうか。
「花弁の芯」は雌しべです。こういう感じになるのは雌花です。雄花はおしべがあってちょっと違った感じになります。 日本に帰化しているのは雌花が多いらしいです。(掲示板・あいらん童さまより)
ミズオオバコ
「ミズオオバコ(Ottelia alismoides、シノニム:Ottelia japonica)は、トチカガミ科ミズオオバコ属の水草。湖沼やため池、水田などに自生する。」(wiki 「ミズオオバコ」)
「オオバコに似た葉をもつ一年生の沈水植物。」(京都府レッドデータブック「ミズオオバコ(オオミズオオバコ)」)
花以外は水面下にあります。
苞鞘(ほうしょう:包葉の葉鞘が固く変化したもの)に波状の縮れた翼があるのが特徴です。
「かつては府内でも普通の水田雑草であったと推察されるが、農薬の多用と圃場整備によって水田からはほぼ消滅した。山間部の湿田などにかろうじて残存する。」(同上)
「。現在では無農薬の水田や谷津田,棚田などの良好な環境が残っている水田にみられるにとどまっている。」「農村工学研究部門メールマガジン」第147号(2022年8月号)
ミズオオバコの花は朝早く行っても咲いていません。この写真は午前10時くらいに撮ったものです。
また、草自体がとても脆く、一本、水中から持ち上げようとしても水流に葉も花も散ってしまいます "(-""-)"
「花は直径2~3㎝で、淡紅~白色。花冠は薄く、風でちぎれてしまうほど弱く、先が3裂し、筒部が黄色。両性花。雄しべ雌しべともに黄色。雄しべは3個、短く、雌しべは6個、長く、柱頭は2分岐。」(三河の植物観察「ミズオオバコ」)
イボクサ
「イボクサ(疣草、Murdannia keisak)は、ツユクサ科イボクサ属の一年生植物。東アジアの湿地に生える雑草で、水田では畦によく出現する。」(wiki 「イボクサ」)
「典型的な「水田雑草」のひとつで、水田とその周りにたくさん生えています。 水深の変化に柔軟に適応でき、完全に水没しても大丈夫です。 またある程度の乾燥にも耐性があり、土が乾くと葉を折りたたむようにして耐え忍びます。」(野田市「イボクサ(疣草)(ツユクサ科 イボクサ属)」)
花弁は3枚、雄しべ3個、他に3個の仮雄しべ。雌しべは1個、子房は3室からなる。(日本の水草)
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とくに 以下の水生生物とか水田雑草と呼ばれる類は (´・ω・)
ホテイアオイ
「熱帯アメリカ原産の水生植物で、17世紀にブラジルで発見されました。花がきれいなので主に観賞用として、19世紀から20世紀初頭に世界各地に導入されました。」(ヤサシイエンゲイ「ホテイアオイとは」)
「しかし、爆発的に増えて川や池沼を被い、アフリカでは船の行き来やダムによる水力発電を妨げるなどの害があり、今では世界十大害草のひとつ「青い悪魔」として畏怖されています。」(同上)
上は 2021年 豊田市の柳川瀬公園にて コンデジで撮影したものです。池をホテイアオイが埋め尽くしていました。
学名:Eichhornia crassipes
ミズアオイ科
花弁は6枚で、上を向いた花弁に黄色い斑が入るのが特徴です。
「花被片は6、雄しべは6本、そのうち3本は長く他の3本は短い。雌しべは3心皮が合着して1本。花には雌しべと雄しべの長さの異なる3型(長花柱花、中花柱花、短花柱花)があり、日本で広がっている系統は中花柱花または長花柱花を持つものである。」(FC2・yadaryu1の折々の記「1166 ホテイアオイの雄しべ」)
上の株は 長いおしべと短い雄しべの間に雌しべがある中花柱花のようです。
これは別のところにあったホテイアオイの花です。
こちらは 雌しべ(の花柱)が一番前に出ているタイプです。
オモダカ
オモダカ(Sagittaria trifolia サジタリア・トリフォリア)は、オモダカ科オモダカ属の水生植物です。
雌雄異花で、上は雄花。
雌花
「オモダカの語源ははっきりとはしておらず、人の顔に似た葉を高く伸ばしている様子を指して「面高」とされたとも、中国語で湿地を意味する涵澤(オムダク)からとられたとも言われる。」(wiki 「オモダカ」)
「発生初期は線形の葉をつけるが、生長が進むと矢尻形をした葉をつける。葉の長さは最大で60cmほどになるが、葉の形態は種内変異に富む。」(同上)
「花は単性花で、雌雄同株、白い花弁を3枚つける。」(同上)
「楕円形の種子には翼をもつ。また種子のほかに、地中に伸ばした地下茎の先に塊茎をつけ、それによって繁殖する。」(同上)
クワイ
上のオモダカそっくりですが、クワイ(慈姑、学名:Sagittaria trifolia L. 'Caerulea')といって、オモダカの栽培品種です。
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
「葉は、長さ30 cmの切り欠きがない矢尻形で、葉身の内部は海綿状の組織になっている。」(wiki 「クワイ」)
茎の1節に3花が輪生します。
花には3枚の花弁があり、雌雄異花です。
雄花は多くの黄色い雄しべを持ち、花穂の上部につきます。
雌花は花穂の下にあって、多くの雌しべを持ちますが、結実することはまれです。(埼玉県「クワイの花」)
「中国料理に使われているクワイは同じ「クワイ」と呼ばれてはいますが「クロクワイ」と呼ばれるカヤツリグサ科ハリイ属の一種で、日本で一般的なクワイとは全く別の植物の根茎で紛らわしく、混同されやすいです。」(旬の食材百科「クワイ(慈姑):旬の時期と特徴や主な産地」)
ナガバオモダカ
豊田安城自転車道横の小水路に生えていました。
(撮影は 2018-4-28)
オモダカの仲間で、ジャイアントサジタリアとかナガバオモダカと呼ばれる外来種です。
水槽に入れる水草として輸入されたものを、増えすぎて用水路に捨てたんでしょうか。
「花弁の芯」は雌しべです。こういう感じになるのは雌花です。雄花はおしべがあってちょっと違った感じになります。 日本に帰化しているのは雌花が多いらしいです。(掲示板・あいらん童さまより)
ミズオオバコ
「ミズオオバコ(Ottelia alismoides、シノニム:Ottelia japonica)は、トチカガミ科ミズオオバコ属の水草。湖沼やため池、水田などに自生する。」(wiki 「ミズオオバコ」)
「オオバコに似た葉をもつ一年生の沈水植物。」(京都府レッドデータブック「ミズオオバコ(オオミズオオバコ)」)
花以外は水面下にあります。
苞鞘(ほうしょう:包葉の葉鞘が固く変化したもの)に波状の縮れた翼があるのが特徴です。
「かつては府内でも普通の水田雑草であったと推察されるが、農薬の多用と圃場整備によって水田からはほぼ消滅した。山間部の湿田などにかろうじて残存する。」(同上)
「。現在では無農薬の水田や谷津田,棚田などの良好な環境が残っている水田にみられるにとどまっている。」「農村工学研究部門メールマガジン」第147号(2022年8月号)
ミズオオバコの花は朝早く行っても咲いていません。この写真は午前10時くらいに撮ったものです。
また、草自体がとても脆く、一本、水中から持ち上げようとしても水流に葉も花も散ってしまいます "(-""-)"
「花は直径2~3㎝で、淡紅~白色。花冠は薄く、風でちぎれてしまうほど弱く、先が3裂し、筒部が黄色。両性花。雄しべ雌しべともに黄色。雄しべは3個、短く、雌しべは6個、長く、柱頭は2分岐。」(三河の植物観察「ミズオオバコ」)
イボクサ
「イボクサ(疣草、Murdannia keisak)は、ツユクサ科イボクサ属の一年生植物。東アジアの湿地に生える雑草で、水田では畦によく出現する。」(wiki 「イボクサ」)
「典型的な「水田雑草」のひとつで、水田とその周りにたくさん生えています。 水深の変化に柔軟に適応でき、完全に水没しても大丈夫です。 またある程度の乾燥にも耐性があり、土が乾くと葉を折りたたむようにして耐え忍びます。」(野田市「イボクサ(疣草)(ツユクサ科 イボクサ属)」)
花弁は3枚、雄しべ3個、他に3個の仮雄しべ。雌しべは1個、子房は3室からなる。(日本の水草)
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