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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

サルビア・ファリナセア - シソ科

2021-07-04 10:44:33 | みんなの花図鑑
サルビア・ファリナセア

最初、ラベンダーかと思いました。
セイヨウニンジンボクのような青紫色の花が林立?する 涼しげな風景!
別名「ブルーサルビア」



「属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。」
(みんなの花図鑑)



「種小名の farinacea は「粉質の」という意味」(同上)



なお、ラベンダーに似ているサルビアの仲間に その名も「ラベンダーセージ」という品種があるそうです。
ラベンダーセージは サルビア・ロンギスピカータ(S. longispicata)とブルーサルビア(S.farinacea)の自然交雑種と言われています。





ロシアンセージ ‘リトルスパイヤー’

園芸コーナーで 上の ラベンダーのようなブルーサルビアの横に置いてありました。
学名:Perovskia atriplicifolia 'Little Spire'

英語の「セージ」は サルビア属のこと・・・ですが・・・
このロシアンセージはセージという名前が付いているけど、サルビア属ではないそうです。同じシソ科の ペロフスキア属です。




また、ロシアという名前が付いていますがロシアには自生してなくて、自生地は南西アジアからチベットの草原地帯です。(園芸植物・育て方と花の写真「ロシアンセージ」より)



セージという名前が付いたのは、おそらく、草姿や花がなんとなく宿根サルビアのラベンダーセージなどに似ているところからだと思われます。(同上)




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