(コメントを付け加えました 7月4日)
サルビア・ガラニチカ(Salvia guaranitica)は シソ科サルビア属の植物。
サルビア属の花は シソ科の植物に多く見られる唇形花です。
唇形花とは 筒状に合着した花弁の先が上下2つに分かれている花のこと。
この様子をくちびるに見立て、上部を上唇、下部を下唇と呼びます。
サルビア・ガラニチカのシベは 蛇の舌みたい!
「属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。」
(みんなの花図鑑)
よくサルビア属をアキギリ属と表記する記事があり、別の属があるかのように錯覚しますが 同じ Salvia属 です。
サルビア属は 世界に約900~1100種が分布する巨大な植物群です。
ガラニチカは 南米からやってきた。
上唇からペロッと出ている2本は めしべの柱頭です。
めしべの花柱は1本ですが 2裂した柱頭を持ちます。
雌しべの成熟期(雌性期)では、雌しべが長く伸びて花弁から突出し、媒介者によって別の花から運ばれてきた花粉を効率的に受け取れる形になります。
サルビア属の植物は通常、雄性先熟で、先に雄しべが成熟して花粉を出し、その後、雌しべが成熟します。
後期 雌性期のシベ(ガーデニングの図鑑「サルビアの仲間」より借用)
一枚目の画像をトリミングしたものです(雄しべが写ってるのは この一枚だけでした(ToT))
前期 おしべ活動期 (ガーデニングの図鑑「サルビアの仲間」より借用)
シソ科の多くの植物は4個の雄しべを持ちますが、サルビア属は内2個が退化しています。
サルビア属の雄しべは、2つの半葯を繋ぐ葯隔(ヤクカク)の部分が上下(または前後)に長く伸びており、それを花糸が支える構造になっています。
これはサルビア属の植物に見られる特徴的なレバー構造で、蜜を採りにきたチョウやハチなどの媒介者が片方の半葯を押すと、もう片方の半葯が動き、媒介者に花粉が付く仕組みとなっています。
サルビア・ガラニチカ(Salvia guaranitica)は シソ科サルビア属の植物。
サルビア属の花は シソ科の植物に多く見られる唇形花です。
唇形花とは 筒状に合着した花弁の先が上下2つに分かれている花のこと。
この様子をくちびるに見立て、上部を上唇、下部を下唇と呼びます。
サルビア・ガラニチカのシベは 蛇の舌みたい!
「属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。」
(みんなの花図鑑)
よくサルビア属をアキギリ属と表記する記事があり、別の属があるかのように錯覚しますが 同じ Salvia属 です。
サルビア属は 世界に約900~1100種が分布する巨大な植物群です。
ガラニチカは 南米からやってきた。
上唇からペロッと出ている2本は めしべの柱頭です。
めしべの花柱は1本ですが 2裂した柱頭を持ちます。
雌しべの成熟期(雌性期)では、雌しべが長く伸びて花弁から突出し、媒介者によって別の花から運ばれてきた花粉を効率的に受け取れる形になります。
サルビア属の植物は通常、雄性先熟で、先に雄しべが成熟して花粉を出し、その後、雌しべが成熟します。
後期 雌性期のシベ(ガーデニングの図鑑「サルビアの仲間」より借用)
一枚目の画像をトリミングしたものです(雄しべが写ってるのは この一枚だけでした(ToT))
前期 おしべ活動期 (ガーデニングの図鑑「サルビアの仲間」より借用)
シソ科の多くの植物は4個の雄しべを持ちますが、サルビア属は内2個が退化しています。
サルビア属の雄しべは、2つの半葯を繋ぐ葯隔(ヤクカク)の部分が上下(または前後)に長く伸びており、それを花糸が支える構造になっています。
これはサルビア属の植物に見られる特徴的なレバー構造で、蜜を採りにきたチョウやハチなどの媒介者が片方の半葯を押すと、もう片方の半葯が動き、媒介者に花粉が付く仕組みとなっています。
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