よく見る鳥の名が付いた野草のお話。
カラスノエンドウ
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マメ科のカラスノエンドウです・・・が、「ヤワズエンドウ」が正式らしいです。
ところで、花を見れば マメ科ということは分かるのですが、
カラスノエンドウ(ヤワズエンドウ)は、マメ科の 何属でしょうか??
ヒント: 以下の画像の どちらの仲間でしょうか (^_-)-☆
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左:エンドウ 右:ソラマメ
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答え: カラスノエンドウは エンドウ属でなく、なんと ソラマメ属なのでした。
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ヤハズエンドウの和名は、小葉の先端がくぼんでおり、弓矢の弦を受ける部分(矢筈)に似ていることから付けられている。
(岡山理大・植物雑学事典「ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)」)
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カラスノエンドウとも呼ばれるが、学術的にはヤハズエンドウに統一されている。しかしながら、カラスノエンドウという名は教科書に使われていたこともあって、現在でも広く使われている。(同上)
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花は マメ科の典型、蝶形花で、花弁は3組6枚あり、後方の大きい2枚が旗弁、手前の濃い紫色をした部分が翼弁、その中に見えないがシベを抱えた舟弁(竜骨弁とも)があります。受粉すると 翼弁は このように 濃い紫色に変わります。
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受粉すると 子房はどんどん長く成長し 果実になります。豆の鞘(さや)の先に、子房を包んでいた翼弁がまだ残っています。
カラスノエンドウとくれば、おおむねつぎは スズメノエンドウなのですが・・・
ちょっと休憩。
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これは 3年前に撮った ソバ畑のヒバリです。
スズメノヤリ
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スズメノエンドウはうまく撮れなかったので、今回は ダム湖の湖畔で撮った スズメノヤリ です。(後方にダム湖水面が写ってます)
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さて、スズメノヤリですが、所属は どこでしょうか?
カヤツリグサ科 でしょうか?
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スズメノヤリは イグサ科でした。
イグサ科は 日本にはイグサ属とスズメノヤリ属の2属が分布します。
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ごちゃごちゃしてますが、複数の花序が集合して咲いています。穂を作っています。
穂から出ている槍?が 苞葉 です。花序を包む役割を担ってるので「苞葉」なのですが、スズメノヤリの苞葉はこんなやりみたいな独立機関になってます。
ただし、スズメノヤリの「槍」は この花穂全体が、大名行列で使われていた毛槍(けやり)に似ていることからつけられたものということです。
風媒花なので、カラスノエンドウのように、派手な花弁をつけ虫を呼ぶ必要がありません。
いま目立つのは 黄色い大きな葯のおしべです。
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今は 雄しべ活動期なのですが、実はその前に 雌しべ活動期があったのです。
左手に 糸くずのようなものが出てますが、それが雌しべの柱頭です。この雌しべはすでに受粉が終わっています。なぜなら、雄しべの葯が伸びてきていますから。
葯が割れ、風が吹くと、この雄しべの花粉は どこか別の株の雌しべのところに飛んで行って 授粉します。
カラスノエンドウ
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マメ科のカラスノエンドウです・・・が、「ヤワズエンドウ」が正式らしいです。
ところで、花を見れば マメ科ということは分かるのですが、
カラスノエンドウ(ヤワズエンドウ)は、マメ科の 何属でしょうか??
ヒント: 以下の画像の どちらの仲間でしょうか (^_-)-☆
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左:エンドウ 右:ソラマメ
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答え: カラスノエンドウは エンドウ属でなく、なんと ソラマメ属なのでした。
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ヤハズエンドウの和名は、小葉の先端がくぼんでおり、弓矢の弦を受ける部分(矢筈)に似ていることから付けられている。
(岡山理大・植物雑学事典「ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)」)
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カラスノエンドウとも呼ばれるが、学術的にはヤハズエンドウに統一されている。しかしながら、カラスノエンドウという名は教科書に使われていたこともあって、現在でも広く使われている。(同上)
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花は マメ科の典型、蝶形花で、花弁は3組6枚あり、後方の大きい2枚が旗弁、手前の濃い紫色をした部分が翼弁、その中に見えないがシベを抱えた舟弁(竜骨弁とも)があります。受粉すると 翼弁は このように 濃い紫色に変わります。
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受粉すると 子房はどんどん長く成長し 果実になります。豆の鞘(さや)の先に、子房を包んでいた翼弁がまだ残っています。
カラスノエンドウとくれば、おおむねつぎは スズメノエンドウなのですが・・・
ちょっと休憩。
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これは 3年前に撮った ソバ畑のヒバリです。
スズメノヤリ
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スズメノエンドウはうまく撮れなかったので、今回は ダム湖の湖畔で撮った スズメノヤリ です。(後方にダム湖水面が写ってます)
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さて、スズメノヤリですが、所属は どこでしょうか?
カヤツリグサ科 でしょうか?
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スズメノヤリは イグサ科でした。
イグサ科は 日本にはイグサ属とスズメノヤリ属の2属が分布します。
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ごちゃごちゃしてますが、複数の花序が集合して咲いています。穂を作っています。
穂から出ている槍?が 苞葉 です。花序を包む役割を担ってるので「苞葉」なのですが、スズメノヤリの苞葉はこんなやりみたいな独立機関になってます。
ただし、スズメノヤリの「槍」は この花穂全体が、大名行列で使われていた毛槍(けやり)に似ていることからつけられたものということです。
風媒花なので、カラスノエンドウのように、派手な花弁をつけ虫を呼ぶ必要がありません。
いま目立つのは 黄色い大きな葯のおしべです。
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今は 雄しべ活動期なのですが、実はその前に 雌しべ活動期があったのです。
左手に 糸くずのようなものが出てますが、それが雌しべの柱頭です。この雌しべはすでに受粉が終わっています。なぜなら、雄しべの葯が伸びてきていますから。
葯が割れ、風が吹くと、この雄しべの花粉は どこか別の株の雌しべのところに飛んで行って 授粉します。
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