第1回似たもの同士は、野菊の仲間のノコンギクとヨメナ。
この2つはどこが違うのでしょう?
それぞれ個体差が大きいので、色や形・大きさはあてになりません。

(左)ノコンギク (右)ヨメナ?
判別のポイントは、冠毛の長さにあるようです。
ノコンギクは管状花・舌状花どちらにもふさふさの毛がついているのに対し、ヨメナのほうは冠毛が短くほとんど毛が無いように見えます。
ノコンギク

ノコンギクは 山ぎわなど乾いた土のところによく生えています。

ノコンギクの葉はざらざらしています。



ヨメナ

ヨメナを漢字で書くと「嫁菜」です。

ヨメナ(嫁菜)の名前は、春の若菜の中ではおいしくて、花も美しいので嫁になったという説があるそうです。
ノコンギクはよく似ているけれど、食べられたものじゃないんだそうです。
ヨメナの葉は ノコンギクのように毛がありません、つるつるしています。

ヨメナは、田んぼや畑や道ばたなどのやや湿ったところに生えています。
ノコンギク・ヨメナ 共通

ここからは ヨメナ、ノコンギクを問わず、キク科の花の特徴を観察します。野菊(キク亜科)の筒状花たちは 雄しべの葯の部分が癒着して筒になっていて、筒の内側に排出された花粉は めしべが押し上げて筒の外に出します。
花粉を押し上げているときは めしべはめしべとして成熟していないので 自家受粉の心配はありません。

花粉を押し上げた未成熟雌しべは 時期が来ると成熟し 柱頭を展開します。これが画像のように 電車のパンダグラフのような(あるいは マフラーを編むときの糸通し(スレダー)のような)形をしているのです。

たぶんですが、輪っかの内側が受粉する柱頭部分なので、輪っかになっている状態は受粉不可ということかな??

舌状花の雌しべは 筒状花のような おしべの筒がありませんので、素直に めしべを伸ばして Yの字に柱頭を展開するだけのようです。
この2つはどこが違うのでしょう?
それぞれ個体差が大きいので、色や形・大きさはあてになりません。

(左)ノコンギク (右)ヨメナ?
判別のポイントは、冠毛の長さにあるようです。
ノコンギクは管状花・舌状花どちらにもふさふさの毛がついているのに対し、ヨメナのほうは冠毛が短くほとんど毛が無いように見えます。
ノコンギク

ノコンギクは 山ぎわなど乾いた土のところによく生えています。

ノコンギクの葉はざらざらしています。



ヨメナ

ヨメナを漢字で書くと「嫁菜」です。

ヨメナ(嫁菜)の名前は、春の若菜の中ではおいしくて、花も美しいので嫁になったという説があるそうです。
ノコンギクはよく似ているけれど、食べられたものじゃないんだそうです。
ヨメナの葉は ノコンギクのように毛がありません、つるつるしています。

ヨメナは、田んぼや畑や道ばたなどのやや湿ったところに生えています。
ノコンギク・ヨメナ 共通

ここからは ヨメナ、ノコンギクを問わず、キク科の花の特徴を観察します。野菊(キク亜科)の筒状花たちは 雄しべの葯の部分が癒着して筒になっていて、筒の内側に排出された花粉は めしべが押し上げて筒の外に出します。
花粉を押し上げているときは めしべはめしべとして成熟していないので 自家受粉の心配はありません。

花粉を押し上げた未成熟雌しべは 時期が来ると成熟し 柱頭を展開します。これが画像のように 電車のパンダグラフのような(あるいは マフラーを編むときの糸通し(スレダー)のような)形をしているのです。

たぶんですが、輪っかの内側が受粉する柱頭部分なので、輪っかになっている状態は受粉不可ということかな??

舌状花の雌しべは 筒状花のような おしべの筒がありませんので、素直に めしべを伸ばして Yの字に柱頭を展開するだけのようです。
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