アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ワレモコウ - 秋の七草

2024-08-17 15:00:00 | みんなの花図鑑

秋の七草のひとつ、バラ科のワレモコウの花には いろんな虫が訪れて来ています。
でも、忙しく飛び回ったり歩き回ったりするので、全体が撮れたのは このハエ君だけ (´v_v`)
何というハエなんでしょう? 青い眼に黒い縞が入っていて特徴的なんですが・・・
(ツマグロキンバエ??)




こちらは アリさん。お尻の形と色が 雄しべの葯と同じなので、花に紛れ込んでいます。
ワレモコウの花は 花穂の上から咲きだし、だんだん咲き下がってきます。
一番下が つぼみ。
その上のちょっと白いおしべの花糸が目立つ部分が、雄性期の花たち。おしべは4本。
そのうえが 雌性期の花。




こちらは ハナグモ(ヒメハナグモ?)ですか?
花に集まる虫を狙ってるんでしょうね。



長細い楕円形の葉。縁には細かいギザキザがあります。
安城デンパークのグラスウォークにて
学名:Sanguisorba officinalis
属名の「Sanguisorba(サンギソルバ)」はラテン語の「sanguis(血)」と「sorbeo(飲み込む・吸収する)」の意で、ワレモコウが古くから血止めの薬として用いられたことによるとされます。(魅る魅るガーデニング「花 ワレモコウ」)




こちらは アシナガバチ?でしょうか? 大きすぎて 一部にしかピントが合ってません。





ワレモコウは花穂の先のほうから開花していきます。




花びらのように見えるのはガク片です。
雄性先熟で初め4本の雄しべが黒い葯を割ってクロムイエロー色?の花粉を出し、そのあと雌しべが成熟します。
雄しべが突き出しているので「ナガボノワレモコウ」ではないか?とする意見もありますが・・・本題はそこではないので議論しないでおきます。





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2 コメント

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ワレモコウもさることながら・・・ (koji)
2024-08-17 20:04:11
ハエさんたちとクモがとっても綺麗に写っています!
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Unknown (avril_kanabun)
2024-08-17 22:35:22
コメントありがとうございます
ハエやクモくらいがちょうど良い大きさのようです。それ以上大きくなると全体にピントがあいません(>_<)
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