ヒガンバナ属は Lycoris (リコリス)で同じことなんですが、ヒガンバナ(曼珠沙華)といったら、堤防に自生しているこういう赤い彼岸花のことを自然と思い浮かべます。
「稲作伝来とともに中国から日本に伝わった帰化植物と考えられている。田んぼの畦や堤防などに群生することが多い。かつては飢饉の際に球根を毒抜きをして食用にしてたこともあると言われている。」
(AGSfan - 花と広がるコミュニケーション>特集>リコリス>彼岸花(曼珠沙華)について)
「昔死んだ人を土葬していた時代に、土葬の回りに彼岸花を植え、球根の毒を嫌い
ノネズミや獣をより付けない様にしていたので、彼岸花咲く場所は土葬の跡地でした。」(知恵袋「彼岸花は不吉な花ですか」の回答より)
「でも”まんじゅしゃげ”=天上の花とも呼ばれ相反する言い方もあります。
今では数え切れないくらいの彼岸花の名所があります。
美しい(独特の花びら)花皆んなが鑑賞しています。」(同上)
それに対して 「リコリス」というと 通常、学名リコリス(ヒガンバナ)属のことではなく、園芸品種のことをイメージします。
安城デンパークのグラスガーデンで咲いていたリコリスです。
「従来、ヒガンバナは日本ではあまりよいイメージがなかったため、生産は多くありませんでした。しかし、欧米でのリコリスに対する人気の高まりとともに、その価値が見直されてきました。花色は赤、白、黄、オレンジ、ピンク、紫と豊富で、光沢のある花弁が美しく、園芸品種も多くつくられています。」(NHKみんなの趣味の園芸「リコリス(ヒガンバナの仲間)」)
ここからは 上のリコリスの傍にあった「リコリス Phone(フォーン)」という品種です。
Phone(フォーン)だから「電話」のことだと思うのですが、「リコリス 'フォーン'」でネット検索すると、「Lycoris cv. fawn」という同じ色のリコリスの記事がいくつかヒットします !(^^)!
fawn のほうは 英語だとすると「子鹿」という意味なので、たぶんこの花の色のことを言っているのではないかと類推できるのですが、「電話」という名前のほうは ちょっと由来が分かりません。
今週は台風12号がやってきます。東海地方はちょっと雨、風が強くなるかもしれませんね。お気をつけください。
山の辺の道を歩いてみえたんですか!
今、記事を拝見させてもらったんですけど、小さな三輪駅、大きな大神神社、懐かしいですねぇ(^^♪
カンサンさん、景行天皇陵は行かれましたか?
ヒガンバナは、まだ土葬だった時代、野ネズミや獣が近づかないようにするために植えられたと聞きます。纏向の大和朝廷の量近くには彼岸花が特に似合うような気がします。