アオモジはクスノキ科ハマビワ属の落葉小高木。場所は愛知県緑化センター。
今年は 色んな花の開花が早そうなので、ひょっとしてアオモジも咲いているかも?と期待してましたが、まだつぼみでした。
アオモジは「青文字」で、枝が青みがかった緑色をしていることから「青」なんだそうですが、「文字」は何を意味するのかよく分かりません。
〔追記〕
調べてみると、アオモジ(青文字)は 同じクスノキ科のクロモジ(黒文字)に対して幹が青いので、黒文字に対して青文字と名付けられたということらしいです。
では、クロモジ(黒文字)はなぜクロモジというのかというと、
「若枝の表面に黒い藻類が付着し、黄緑色の地色に黒いまだら模様の斑紋が入るため、これを文字に見立てたものといわれる」(図ともに wiki 「クロモジ」より引用)のだそうです。
これは、昨年1月23日に撮ったもの。バックの赤はサザンカの花です。
1月に早くも今とほとんど同じつぼみを付けていたのです。つぼみの時期が長いんですね。
さて、以上はみな 実習舎の中庭で撮ったものですが・・・
実習園の横の雑木林にも この木があります。
これは 2019年3月28日、やはり実習園の横を流れる川の対岸の雑木林にあるアオモジを撮ったものです。
これも、別の 雑木林で 黄色い花を付けた木があるのを発見し、近くに行って撮ったものです。
このときが、アオモジの花を見た最初でした。
このときは 雑木林にこんな変わった見たこともない花が咲いている!とかなり興奮気味に 「この木なんの木」掲示板に 問い合わせたのでした。
Q「場所は 愛知県緑化センター周辺の雑木林。
あちこちに 黄色い花が咲いています。」
Q「近づいてみると、トサミズキではなく、こんな花でした。」
Q「検索した限りでは シロモジ、クロモジ、アブラチャンなどが似ているように見えました。
この木の名前を教えてください。」
A 「アオモジでしょうね」
(シロモジ、クロモジ、アブラチャンのどれかを期待していましたが、そのどれでもなく「アオモジ」という名前が返ってきてがっかりしたのを覚えてます (´∀`))
以下、今年の3.11の画像に戻ります。
おととしの掲示板でのやり取りのつづきです
Q「ところで、アオモジの分布は
> 本州の岡山、山口、九州、沖縄、さらに台湾・・・
とありますが、愛知県の雑木林にも自生しているんでしょうか?」
A「私の関西圏でも本来の自生はなさそうです。でも、奈良県生駒市では昔に近隣の花卉業者が四国から持ち込み、その後に野生化して現在では多数のアオモジが生駒の山で見られることが知られています。
本来は岡山県以西、四国九州伊南等が自生地のようです。」
Q「実習園に植栽されたものが、その周辺の林に野生化したのかもしれませんね
〇〇さん、ありがとうございました。」
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