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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

キラリ! 薬師寺

2023-11-25 15:00:00 | みんなの花図鑑

薬師寺は680年に天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈って発願されました。


710年、藤原京から平城京へと遷都が行われます。遷都にともなって薬師寺も平城京右京六條二坊の現在の地へと遷りました。



薬師寺は、日本で初めて東西に二つの塔を建立した双塔式伽藍として有名です。
仏塔(英:Pagoda)と呼んでいますが、古代インドのサンスクリット語で「ストゥーパ」といい、本来は 「お釈迦さまの遺骨を納めた塔のことです。お釈迦さまが入滅すると、遺骨が8つに分けられ、8つの国に遺骨を安置するための塔が建てられたのです。後には、お釈迦さまだけではなく、高僧が亡くなってもストゥーパを建てるようになりました。」(高城石材「第4回 卒塔婆に関する豆知識」)



普段は仏塔の中を見ることはできないのですが、東塔落慶記念ということで、東塔・西塔の初層内が特別公開されています。
創建当時の東塔と西塔の内陣に安置されていたお釈迦様の生涯をあらわした釈迦八相像を復元し安置されています。




塔の先端部の相輪にある青銅製の水煙(すいえん)には飛天像が透かし彫りされています。


現在は東塔(East Pagoda)が裳階部分を白壁としているのに対し、西塔(West Pagoda) は同じ個所に連子窓を設けています。元々は東塔も連子窓だったようですが、度重なる修復の間に白壁となったようです。


薬師寺の2つの塔には、ブッダの生活の様子を描いた8つの像があります。東塔の像は彼の生誕から若き時代のシーンが描かれ、西塔はブッダが35歳の時に悟りを開くところから80歳で亡くなるところまでを描いています。
東塔が「上る」時期を、西塔が「入る」時代を担当しています。





金堂横のサクラ










休ヶ岡八幡宮への途中にある大イチョウ



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