うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

急拡大するとどこかが薄くなる

2012年06月12日 | 忘れかけていたこと

世界中でいっせいに使い始められるようなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、万国共通のシステムだから、どこかの国の人には使い勝手がよくても、他の国の人には奇妙さ不便さが感じられることもある。
この奇妙さ不便さは、放置されたままで改まることはない。

絶えず合理性を追求していそうなシステムが放置される理由を考えてみた。
1.奇妙さ不便さはないことにしてある
 不合理はあれば改めなければならないが、なければ変えないのが最も合理的
2.奇妙さを知られては面倒が起きる
 システム設計を変更すると、初期の取り扱いに慣れた人から苦情が来る。
3.変更よりも補完サービスのほうがしやすい
  たとえば、ノートへのコメントの方法がややこしければ、
  コメント掲載通知メールを出し、こう書いておくのが簡単。
  「メールに返信すると、このノートにコメントすることができます。」

することを改めるよりも、別の解決方法を付け加える方が簡単だった。
破れそうな風船も気にしない。危なくなったらもう一つ増やせばよい。
全部一度にパンクする? そんなことは想定しないのだ。

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