右から読む横書きは、看板や暖簾、車の荷台ぐらいにしか見られなくなりました。
右から書きは漢字独特のものかというとそうではなく、アラビア文字、ヘブライ文字、シリア文字も右から読む横書きでした。
アラビア文字で書く言語は、アラビア語、ペルシャ語、ダリー語、クルド語、バルチ語、パシュトン語、現代ウイグル語、ウルドゥー語、ヘブライ文字で書く言語は、現代ヘブライ語、イディッシュ語なので、なんと右から言語は10を超えることになります。
パソコンのデータの基点は画面左上ですが、右から読む横書きの場合はどうなるのだろうと思って、Google の翻訳サービスサイトで確かめたら、ヘブライ語は訳文欄の右上に寄っていました。
ワードの縦書きがどうなるか、何度も繰り返した経験も、ものを考える上ではあまり役立っていないのでした。
神よ、なにとぞこのあたまの鈍化を遅らせたまえ。
イエスさま、マリアさまが使っていらしたアラム語は、いまはアッシリア語、シリア文字で、右から文字だそうです。