Word オートコレクトのオプションでは、自動修正条件に「書式なし」と「書式付き」のどちらかを選べるようになっています。
書式なしの修正というのは、元の書式のままテキストデータだけが入れ替わるということで、書式がなくなるはずはありません。
書式付きの修正は、文字や記号を入れ替えるだけでなく、別の書式にすることができるというものです。
たとえば社名や商品名などに特殊なフォントを使って、文書の中でも目立つようにしておきたい場合、書式付きの設定をしておけば、社名や商品名を入力したとたんにその部分のフォントが入れ替わるので便利です。
ただこの手を使い過ぎると、文書が下品になります。
宣伝の性格をもたせたい文書であっても、フォントを混ぜて使うのは、バーゲンセールの折り込みチラシのようになって、見る人によい感じを与えないこともあるので注意しなければなりません。