パソコンのサポート中に、そのときに実施している作業とは無関係の質問が飛び出すことがあります。
聞くほうは思いついたら聞いておかないと忘れてしまうので、時も場合もお構いなしに尋ねます。
そういう質問にすぐ答えても、聞いたほうは瞬間ああそうかと思うだけ、その場の気が済むだけで、ほとんど記憶にとどまることはありません。
それでも答えなければ次の質問が出にくくなり、作業と関係の深いだいじな質問も、聞かれずじまいになってしまいます。
質問への回答をすぐやるか、溜め置いてやるか、出たとたんに溜めすぎず流しすぎずの判断を迫られます。
QAの対応方法は、プログラム設計でオンライン処理とバッチ処理のどちらを選ぶかにも似たところがあるような、そんな気がしています。