うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ピア

2010年11月21日 | 忘れかけていたこと

スカイプは、いったん接続できて話を始めると、ブラウザーを終了させても話がつながっている。
こういう通信方式をピアツーピア(peer to peer)と呼ぶそうだが、仲間どうしだけで通信できるこの便利な仕組みが、「そうなって」いるというのは実感できても、「どうなって」いるのかを理解することはまだできていない。

むかし、ブラックボックスという言葉がはやった。
優れた働きをする装置ができて、使い方はわかっても、中がどうなっているのかはわからない。
カラクリは分解していけばわかるが、ブラックボックスは分解しても眼で確かめていくことができない。
理解につとめるのが面倒になると、これはブラックボックスだからと、言い訳にも使われた。

peer to peer も接続状態を眼で確かめることができないうえに、システム全体が眼で見えるものでないからいっそうわかりにくい。
これが1端1字違いで pier to pier なら、桟橋から桟橋を連絡するボート、そんなものがあるかどうかは知らないが、何かモノとしてのイメージが湧いてもくるのだが。

ものごとがわかるわからないと言っても、まるっきりわからないのと、ある部分がわからないのとでは、脳みそのこね回し方が違ってくる。

眼で見えない peer to peer を無理やり図にしてみると、何がわからなかったのかが見えてきた。

載せた図は peer to peer の接続が出来上がった状態だが、その前に使っていたブラウザーや、スカイプの入り口に案内してもらったサイトにあるはずのサーバーなどはどこに行ってしまったのか。
この転換の仕組みがどうなっているのか、そこがわからないのだった。
疑問は時間を含めた三次元のややこしいところにあったのである。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
スーパーナレッヂに (あわぞう)
2010-11-28 11:06:57
谷さん ありがとうございます。
サボっていて27日にお礼を言い損ねました。
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スカイプ (谷  八郎)
2010-11-22 12:05:44
スカイプにはサーバが不要だとのこと、その代わりに
1000台程のPCをまとめる、スーパーノードという親方がいて、電話帳に相当するものを管理していて、要求が来ると、相手のアドレスを紹介する仲介役をこなすようです。
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