うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ブラウザーとメーラー:2

2012年06月15日 | 忘れかけていたこと

メールソフトを使わず、ブラウザーからでもメールの交信ができる。
前にこう書いたが、これはちょっと怪しい。

ソフトなしに動くコンピューターはないから。
メールの交信にも、ソフトが動いてなければならない。

アカウント取得者が、メールソフトを自分で持つか、ブラウザーを通じて共用で使うかの違いと言わなければならなかった。
遠出のためにマイカーを持つかバスに乗るか、緑を眺めるのに庭に木を植えるか公園に行くか、その違いは選んで使えることの自由さ、持ってから増える不自由さの違いのようである。

"あれば面倒ないのも不自由"

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つぶやきの取り消し

2012年06月14日 | 忘れかけていたこと

電車の中で、一人でぼやいている人がいる。
ぼやきはいつまでも続く。
ぼやきの長さは、聞いてやる人の人数に反比例するようだ。

受け取ってくれる人が増えると、継続時間は短くなるが数が増える。
ツイッターというぼやきサイトは、受け取ってくれる人の数が1都市の人口ぐらいになることもある。
そのくらいになると、"ぼやき"だけでなく気のきいたことを"つぶやき"たくなる。

ツイッターではずっと前のぼやきも消えずに残っていて、なかには今日のつぶやきの邪魔になるものもある。

いま言うことと前言との関係へのこだわりは、人によって異なる。
へいちゃら派と気になる派。

気になる派の人向けに、「黒歴史クリーナー」というサイトがあった。
http://www.web-consulting-business.com/eam/lk/SEOM/55863/107m1/

【注意書き】これを使うとあなたのアカウントに登録されているツイートが全て削除されます。 一度削除されたツイートは復元することができません。
http://kurorekishi.yabasoft.biz/help

昭和のドラマに「消しゴムおあき」というのがあったのを思い出した。

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ブラウザーとメーラー

2012年06月13日 | 忘れかけていたこと

「メーラーは何をお使いですか」「メーラーって何ですか」
「メールを送ったり受けたりするメールソフトです」「わかりません」
「メールを受け取ったことがありますか」「はい」
「そのときどういうソフトを動かしていましたか」「わかりません」
「インターネットはご覧になっていますか」「はい」
「インターネットの最初にどんな画面が出ますか」
         「ヤフーです、あ、メールもヤフーだったかな」

メールソフトを使っていない人に、何をお使いですかとは愚問だった。
しかし、その人に「メールソフトを使っていますか」と聞いても「わからない」と言うだろう。

メールソフトを使わず、ブラウザーからでもメールの交信ができるということに長い間気づいていなかった。
頑強な固定観念と、知る必要のない環境のおかげだった。
初心者には、メールの通り道には、表裏といって悪ければ、東口西口のどちらでも選べることをわからせなければならない。
しかし、まったく初めての街に連れ出して、どっちから行こうかと聞いても、コインの裏表ぐらいしか決め手は見つからない。

メールソフトを使う利点は、ひと口に言えば、アカウントをたくさん持っていても、受信チェック、送・返信、ファイル整理がまとめてできることである。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1686014.html

メールを、用途別や交信先別などに仕分けして、それぞれ別扱いにしておくような整理作業の好きな人は、ブラウザを使うと、面倒を楽しめてよさそうである。
そう思ってもみたが、使うソフトが一つの方が、二つ使うよりも面倒だという説明もまた面倒くさい。

「あなたは面倒なことが好きですか」これは聞きにくい。
何か巧い質問方法はないだろうか。

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急拡大するとどこかが薄くなる

2012年06月12日 | 忘れかけていたこと

世界中でいっせいに使い始められるようなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、万国共通のシステムだから、どこかの国の人には使い勝手がよくても、他の国の人には奇妙さ不便さが感じられることもある。
この奇妙さ不便さは、放置されたままで改まることはない。

絶えず合理性を追求していそうなシステムが放置される理由を考えてみた。
1.奇妙さ不便さはないことにしてある
 不合理はあれば改めなければならないが、なければ変えないのが最も合理的
2.奇妙さを知られては面倒が起きる
 システム設計を変更すると、初期の取り扱いに慣れた人から苦情が来る。
3.変更よりも補完サービスのほうがしやすい
  たとえば、ノートへのコメントの方法がややこしければ、
  コメント掲載通知メールを出し、こう書いておくのが簡単。
  「メールに返信すると、このノートにコメントすることができます。」

することを改めるよりも、別の解決方法を付け加える方が簡単だった。
破れそうな風船も気にしない。危なくなったらもう一つ増やせばよい。
全部一度にパンクする? そんなことは想定しないのだ。

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迷惑と言っては贅沢か

2012年06月11日 | 忘れかけていたこと

挿絵を探しておこうと、Google の「画像検索」で「迷惑 イラスト」を開いたら、いきなりこんなのが大きな画面で出てきた。

おかげでサムネイルをねめ回す手間は省けたが、何だろう、これ。

Web ページには、たいがい何か書き込める欄が設けてある。
欄の中に文字を入れてそれらしいボタンを押すと書き込みが完了する。
ボタンの文字はそれぞれだが、見ればわかるようになっている。
エレベーターの開閉ボタンも、漢字、英文字、絵記号といろいろだが、見ればわかる。

なかには、ボタンのないページもあるが、おしゃれのつもりか面倒なのか、このタイプは気まぐれで付き合いにくい。

ボタンがないページには、文字を書き込んだ枠の中で Enter, これが1回の場所もあれば2回の場所もある。
1回の場所では、改行のつもりが送信になってあわてる。
これはしまったと削除すると、小さなちいさな字で「改行するにはShiftキーとEnterキーを同時に押します」と注意事項があとから示される。

ここはこうだったと覚えておくしかない。
しかし、覚えておいても約束ごとにはなっていないから、ページの持ち主の気分次第ですぐ変わってしまう。

この間は Ennter 2回だったのに、念のためと思って今日見たら1回の場所と同じ形になっていた。
記憶違いではないかと自分の頭を疑い始める。

いちいち違うのも迷惑、すぐ変えられてしまうのも迷惑、いやはや。

 

人づきあいの小迷惑相談室1
えのきど いちろう
オレンジページ



つい指が行く

2012年06月11日 | 忘れかけていたこと

ブログの原稿には、標題の下に写真やイラストのファイル名を書いておくことにしている。
このファイル名の前には、Ph という文字を書く習慣がついてしまっている。
写真を使うことが多かったときに始まったからである。

ところが、Ph と書いている途中、印刷ウイザードが出しゃばってきて、すぐ「印刷中止」令の必要になることがときどきある。
おかしいと思いながら、そのままにしておいたが、何度か目に原因がわかった。
Shift を押して P と入力するつもりが、位置を確かめずにすぐ下の Ctrl を押して P とやっていたのだ。

Ctrl + P ⇒ 印刷

対策は、大文字の P をやめればよい。Ph でなく Gr にしよう。
写真の割合が減ったからちょうどいい。
P から G へ、Poor より Gentle のほうが感じもよい。

 

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忘れない方法:2

2012年06月09日 | 忘れかけていたこと

常用機を変えてから Skype を使う機会がなく、そのままになっていた。
カメラのセットがうまくいかず、初めの「見える」にしくじったので、そこで気をそがれ「聞こえる」「話せる」までいかずに放ってあった。

ある方との Skype 交信テストが必要になり、試してみたら、向こうの声は聞こえるがこちらの声は出ていない様子。

前の日にマイクとレシーバーのテストはしたのだが、おかしい。
いったん中止、落ち着いて調べることにする。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Skypeの「ツール」⇒「設定」⇒「オーディオ設定」で、
「スピーカー」は [USB VoIP Device] になっていたのでOK、
向こうの声は聞こえているのだから。

問題の「マイク」、これがよく見ると[All Audio Wave] になっていた。
[USB VoIP Device] に変更し、再試験。
同じウイザード内の「その他のタスク」にある
「無料音声テストサービスと通話」を実行。

原因はつかめた。
前日のテスト後、[保存]操作を忘れていたのだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これで正常に交信できるだろう。
明日、あらかじめ決めておいた時刻からもう一度テスト交信。
今度はうまくいくだろう。

[保存]忘れも使っていなかったことが原因だった。


パソコンはもう終わりか

2012年06月08日 | 忘れかけていたこと

「パソコンには不必要な機能が多すぎる」という声が上がっているという。
探したり調べたり、それに文章不要の交信ができて、音楽や動画を聞いたり見たりできればそれで十分という人もいる。
そういう使い方なら、数多くのデータや込み入ったデザインの処理は必要ない。

不必要な機能が多いのは、万能を目指して何でもかでも盛り込んでしまったところに原因がある。
多岐多様の使い方には、電源スイッチを入れてからいろいろな準備が必要になる。
多目的のための準備を瞬時にいっせいにできるはずはないから、当然待ち時間が増える。待ち時間のすべてが目的にかなってはいない、そういう待たされ方が嫌なのだ。
1~2品の買い物で、レジの長い行列につきあうのはかなわない。コンビニの存在意義に納得がいく。

データやデザインの処理に適したパソコンと、ちょっと見るだけでよいタブレットやスマホとは、このへんで役割を分離した方がよさそうである。

めがねはかければすぐ見える。
パソコンも、スイッチを入れればすぐ見えるようであって欲しい。

めがねといえば、かけると道案内図、天気予報、交通情報などが目の前に出てくるものができたという。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120429/wec12042915000003-n1.htm

かけているめがねを探す人には「あなたはもうめがねをかけています」と教えてくれるのだろうか。


忘れない方法

2012年06月07日 | 忘れかけていたこと

2011年の大津波は、明治29年から4度目だという。
116年に4回、マージャン勘定に使った数字は忘れない。
面倒がって切り上げ勘定しかしなかった人は覚えていない。

明治29年は何年前か、それを数えるのに明治⇒西暦の年号換算、サイトはすぐ見つかった。

年号換算
 http://www.mie.to/123/e.html

昭和ぐらいまでならこれもいらない。
昭和+25=西暦
平成-12=西暦
ただし、使わなければ覚えない。


あちらからこちらから

2012年06月06日 | 忘れかけていたこと

デスクトップは、平日昼間の郊外バスのように、スカスカ状態にあるのが好ましい。
このことは何度も書いた。

一つだけフォルダーのショートカットを置いてある。
机のいちばん上の引き出しのように、毎日開けるところである。
実際は絵に載せたような「毎日」という名は付いていない。
これは、撮影用の名札の代わりに、キャプチャーの間だけ名前を変えてみたもの。

名前はどうでもよいのだが、このフォルダーのショートカットをマイドキュメントの代わりに置いたのは、この方が探しやすいというだけのこと。
引き出しの中に、ふた付きの箱はじゃまなのである。

こうしてはみたが、デスクトップにしかないと、ときどき不便になる。
画面いっぱいに何かを広げて見ているとき、メモを取るのにこのフォルダーをすぐ開けたくなることがある。そのとき、ショートカットが目の前にない。
静止画面ならいったん引っ込めればよいが、動画のときはどうも具合が悪い。
そうだ、スタートメニューに入れておけば、[Win]キーの一打で出てくるから急場に間に合う。

コピーをとって両方においてみたが、スタートメニューにあればデスクトップにはいらない気がする。そう思ってデスクトップ側を消したら、スタートメニュー側も動かなくなってしまった。
これはまずい。
ショートカットというものは、見えない糸で本体とつながっていて、順に作っていったものを、中継点をはずして後からできたコピーだけ残すというわけにはいかないらしい。

やむを得ずデスクトップに作り直したら(2)という番号が付いてしまった。
(1)がないのに(2)だけある。本妻を片付けてしまったようで、なんとも気分がよくない。
いたしかたなく、番号だけをそっと消して使うことにした。


藪にスッポンがいた

2012年06月05日 | 忘れかけていたこと

「不便さも使わないとわからない」(6月2日)に、Excel2010 でセルの貼り付けができない話を書いた。
Excel2007 にはこの問題はないとしておいたがあれは間違いだった。

保護がかかっているからではないかというご意見をいただいたが、保護をはずしてもセルのロックをしてもしなくても、現象に変わりはない。

Google Chrome と Skype の拡張機能がわるさをしていないかともきかれたが、Google Chrome はいま使っていない。

容疑者が潜伏していそうな場所は見つかった。
そのファイルを開いたとき、Enter キーでアクティブセルが右に移って行くよう、シートにコードを書き込んでおいたのが悪さをしているらしい。
そのコードを無効にするとコピー・貼り付けに邪魔が入らないのだ。

藪に踏み込んだら、蛇どころかスッポンに喰いつかれてしまった。
助けてー。


メールチェック忘失防止法

2012年06月04日 | 忘れかけていたこと

メールはまめにチェックして、ざくざく削除しないとどんどん溜まって、メーラーの動きが鈍くなる。
パッと出てくるはずの受信トレイが、じわじわっと現われるようなら、メールの溜め過ぎを疑った方がよい。

いまのところメールを溜め込まずにすんでいる。
困ったことや巧くいかないことがなければ理由はいらず、溜めずにすむのは悪いことではないから、理由を考えたことはなかった。
ところが、この理由に、ふとした会話から、あ、そうだったのかと気づいたのだ。

自分自身の制御が怪しくなってくると、受信メールを溜めないようにしようなどという、マイナス性向の単一プログラムだけではなかなかそのとおりいかない。
もう一つ他のプログラムがあって、それが自ら進んで実行するプラス性向の日課にかかわるものであれば、日課をこなすときに、いちいち面倒というマイナス思考が消えてしまうから、何とか続けられることになる。

メールを溜めないためには、そのためだけでなく、ほかのことでメーラーの起動を毎日すること。これだった。
メーラーの起動が、来ているメールを見るためだけでは、隔日、不隔日、週1くん、旬1くんとだんだん延びていいってしまう。
それとは逆方向の習慣がいつの間にかできていた。
毎日送信の習慣、そのついでに受信トレイを空にする。これで受信メールが溜まらずにすんでいたのだ。

発信は受信チェックのきっかけに必要だった。


雲の形

2012年06月03日 | 忘れかけていたこと

空の雲は、生成過程の違いでさまざまな形になる。
クラウドにもいろいろの種類があるらしい。

1.Saas (Software as a Service)
  ソフトウエア提供サービス
      すべて借りもので間に合う
      
2.Paas (Platform as a Service)
  ソフトウエア開発・実行用プラットフォーム提供サービス
      自前開発ソフト、慣用アプリの使用に便利

3.IaaS (Infrastructure as a Service)
  コンピューターの動作環境提供サービス
      サーバーとOSが借りもので間に合う

こんな案内を見たが、なかば雲をつかむようでよくわからない。
どういうことなのかは、多分雲の中に顔を突っ込んでみないとわからないだろう。
頭文字の I がYでなくてよかった。


不便さも使わないとわからない

2012年06月02日 | 忘れかけていたこと

使ってわかるソフトの便利さのことを昨日書いたが、不便さのほうも使ってみないとわからない。

Excel2010 で、初心者にセルのデータをコピー⇒貼り付けする方法を教えてあげようかとやってみたら、貼り付けボタンで「貼り付けのオプション」というのが現われた。

貼り付けるのは「値」か「書式」か「数式」か、それともそっくりそのままか、そんな区別ぐらいはしていたが、あらためて「オプションは」などと訊かれてはそこで戸惑う。
何か返事をしないと始まらないからまたボタンを押すと、先に進めなくなってしまった。
メニューを見せてくれと言ったらそれが気に入らないのか引っ込んでしまって出てこない、偏屈ウエイターのように。

別の方法ではと、数式バーで文字のみを範囲指定してコピーをとってやってみる。貼り付く。おかしい。

セルをコピーすると、そのセルの属性が付いて回るから、オプションで申し出て貼り付けの許可をもらわなければならないのか。
まるで入国査証を受けているような感じである。

Excel2007 では、こんなうるさいことは言われなかった。
試みに Excel2007 のオプションメニューを覗いてみると、「貼り付けオプションボタンを表示する」という項目がある。これにはチェックが入っていたが、脇に出てくるボタンを気にせずにいればこれまでどおり難なく貼り付けができている。
バージョンアップのおまけは不便。

ボタンの話ではないのかもしれない。
この次 Excel2010 にお目にかかったときに覗かせてもらうことにして、とりあえずお預け。キーワルイナァ。


便利さは使わないと現われない

2012年06月01日 | 忘れかけていたこと

アプリケージョン・ソフトウエアには、便利さと不便さが入り混じっている。
第1号のバージョンから完璧なものはありえないから、何度か改造が進められる。
開発者が良かれと思ってした改造が、せっかく覚えた操作方法が変わってしまい、ユーザーにとっては迷惑千万なこともしばしばある。

アプリケージョン・ソフトウエアにそなわった個性をつかみきったとき、便利さの実感は急に高まる。
便利さはユーザーが直接体感しなければわからないから、使ってみずに評判だけ聞いていても、便利さどころか、不便さも味わえない。

たとえば Excel には、計算が達者とか表が一瞬にグラフになるとか、あるいは隣の部屋においてある数表を参照しながら、こちらの部屋で作業をするのに似たシート間のデータのやりとりができるなど、ほかのソフトウエアにない便利さをもっている。
しかし、計算の必要のない表や、見ても情報の役をしないグラフもあるから、便利さがそのまま何かの役に立つわけではない。

どんな便利さも、便利屋が御用聞きにやってくるわけではない。
注文が先、お届けは後なのである。便利さは、お中元お歳暮のように向こうからはやってこない。

ソフトウエアの便利さを見つけるには、注文の多いユーザーになること、それが第一歩であるような気がする。
他人の味わった便利さは、TVのもの食い番組と同じで、見たり聞いたりしているだけでは美味くも何ともないものなのだ。