うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

尋ねても答えてくれないヘルプ

2015年01月16日 | 忘れかけていたこと

アプリケーション・ソフトには、ヘルプがほとんどもれなく付いています。
1ページぐらいのごく簡単なものから、何を知りたいかをキーワードで書き込むとそのページの現れる、手の込んだものまでいろいろです。
しかし、知りたいことを書きこんでも、スカタン・キーワードには答えてくれません。
合わない鍵穴に、キーは差し込めないのです。
数ある中で、これはわかりやすい、やまびこのようにすぐ答えが返ってくる、よくできているというヘルプに巡り会ったことはまだありません。

ヘルプというものは、作ることになっているだけなのかと思うこともありましたが、それは解釈違いであったようです。

そのひとつめは、ヘルプは、人を助けるので、仕事を助ける言葉ではなかったということです。
仕事は人が自分でするもの、仕事を助けるつもりになっても、仕事のほうからみれば助かってはいないのです。
パソコンを使うのは、使うその人で、アプリケーション・ソフトが使っているのではありません。
ヘルプを書いた人が、このくらいまでは使う人が考えてほしいと思えば、それより余計なことは書かれないでしょう。
ヘルプのライターとユーザーの要求がどんな場合にも一致することなどありえませんから、合わない鍵が多いのは当たり前だったのです。

もうひとつ、ビジネスの場では、Please help me. は、私は力なしでもうお手上げの表明で、禁句なのだそうです。
仕事は助けてもらおうと思うのはダメなので、手を貸してもらえますかと言わなければならないのでした。
ヘルプに一から十まで教えてもらおうというのは、宿題丸投げ仕事も丸投げのマルまる人の考えなのでした。

ヘルプの出来が悪いとブツクサ言う前に、ユーザーには、まず自分で考えてみるという仕事があったのです。

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響きのよさは良質を保証しない

2015年01月15日 | ソフトいろいろ

あたまに○がつくと、だいじなこと、あるいはよいことのように、その目印を解釈します。

英単語ではこれがちょっと違って、mal がつくと「悪」「不」「不良」「不完全」とよいことの反対の意味をもつようになります。
mal に aria をつなげてみれば、始末の悪いあの病気の名前になって、ろくなものではないことが想像されます。
マルという日本語では響きのよい接頭辞も、うっかりできません。

マルウエアに一口定義を考えてみました。
「ネット伝いに押し掛けてくるよた者情報」

もう少しまじめな解説はこちらにあります。
 ⇒ http://www.724685.com/word/wd120808.htm

マルウエアには、一匹狼もあれば、まじめなサイトのお伴をして、どうぞ安心してお付き合いをとやってくるのもあります。
お伴どころか、土俵入りの行司さんのように列の先頭にたって堂々と現れるのもあります。

クリックボタンの○が怪しまれるなら、□ならどうかと形を真摯型にして、「今すぐクリック」などという誘い文句も書かない、それで気を引く新手もあります。

この四角がマルのへその部分、けして触ってみてはいけません。

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USBポートの怪

2015年01月14日 | 千差万別

USBは、使いたいときにつなげればよいものを、ふだんは差し込まずに、必要なときに差し込めばよいという、ごく当たり前のことが簡単にできるので便利です。
おまけにタコ足配線ができ、これも重宝です。

ソケットとプラグに合いマークを付けておけば、差し込みの方向をいちいち確かめる必要も、薄れかけた記憶にたよる必要もありません。
カメラなどは、画像データ取り込みの後、タコ足ソケットから充電器にすぐ差し替えれば、いつも満充電状態、気が向けばすぐに持って出られます。

この便利な接続方式も、ときどき奇妙な振舞いをすることがあります。
こんなことがありました。
USB型ハードディスクという、これもまた便利でしかも大容量のものが使えるようになりました。
データだけでなく、OSを入れてみるなど、腕次第で使い道の幅を広げることができます。
それが突然動かなくなった現象にある方がめぐり合い、どうしたものかと集会のとき持ちこんで、別のパソコンに差し込んでみましたが、全く反応がありません。
入り口のかぎが開かなくなってしまったのでは入りようもなく、買い替えがいちばん早そうだという、ひとごとならこその軽薄な悪答を、そのまま持ち帰っては見たものの、なお念のためと、別のUSB差し込み口に入れてみたら動き出したというのです。

USB差し込み口は、一つのパソコンでも、正背面か、両側面、あるいは側面と背面などどちらかつなぎやすいところで使えるようにしたものがあります。
表側で断られて、裏口に回ったら入れてくれたという経験もしているので、ああそれなのかと思いました。
しかし、それなのに、集会での違うパソコンでもだめだったというのは、どういうわけでしょうか。

むかし、上司や社外の人から教えられたことが、二つ思い出されます。
1.ものの故障はつなぎ目から起きることが多い。
2.四回繰り返して変化がない場合に、相当高い確率で変化が起きないと言えるようになる。
つなぎ目はどうだったのか、三度までも確かめてなかったではないか、ということです。

三度目の正直ということわざの鮮やかさに感心する一方で、集会の場まで持ってきてまた帰るうちに、引っ掛かっていたどこかがはずれて動くようになったのではないか、そんなことも考えています。
いかがでしょうか。
微妙な働きをするものは、故障の起き方も微妙です。

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押してはならないボタンは どうしたらよいか

2015年01月13日 | 千差万別

ネットの路地で、怪しい呼び込みに誘われないようにするには、呼び込みをさせないように取り締まればよいと、一度は考えるでしょう。
そうしたらと思っても、ゴーホー・マークの作り方はいくらでもありますから、つかまえるには、千手観音どころか、観音さまのお手の数を無限大に増やさなければなりません。

呼び込みは、いまのところボタン仕掛けでされるようになっていますので、誘いこまれないためにはボタンを押さなければよいのです。
ボタンを見ればどうしても押したくなる、それを何とかならないかという方もおられます。
それならボタンをなくせばよいのですが、ボタンをなくしても、安心はできません。

ポインターがどこかをスッと通っただけで呼びこまれてしまうような、こわい仕掛けをされたのでは、なお始末が悪いでしょう。
ボタンとリボンという歌がむかしはやりましたが、ボタンはボタンではっきりしておいてもらったほうがまだよいではありませんか。

ボタンを見るのもいや、それならボタンのないところだけ見るようにするしかありません。
呼び込みに逢わないようにするには、パイラーの立っていそうな路地を通らない、足を踏み入れないことが、いちばん確かな防衛手段です。
Webの雰囲気に酔わないよう、眼鏡をかけ直すとよさそうです。

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こすらないクリーニング

2015年01月12日 | 千差万別

DVD-CDドライブの読み取りレンズは、使っているうちにいつか汚れが付きます。
拭き取ろうとしてもなお汚れるのがオチです。
ブラシを使ったクリーニングディスクもあるようですが、わざわざ傷を付けてしまいそうな気もします。

「ブラシレスDVDレンズクリーナー」というものができました。
 ⇒  http://www.sourcenext.com/cp/h/1501/04_lenscleaner/?i=mail_ic

読取レンズのほこりを、風で吹き飛ばす、あのD社の扇風機でない送風機を思い出しました。
高校生の孫が後を通ると風が起きると家人が言います。
飛び交う電磁波で帯電しているからでしょうか。

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ありのままをだいじにする方に

2015年01月11日 | ソフトいろいろ

雑誌の記事などを、そのままでかさばらないように保存しておくのに便利な Excel の補助ソフトができているようです。
 

「本格読取 4」という名前です。
     ↓        
http://www.sourcenext.com/cp/s/1501/09_yomitori/?i=mail_ic

Excel の補助ソフトと書きましたが、このソフトが Excel を補助に使っているとも言えます。
まあ、パソコンのソフトに、主も従も、そんなことはどちらでもよいのでしょう。
組み合わせて巧く使えると思えばよいのです。

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何はともあれ相手にしないこと

2015年01月10日 | 千差万別

ついにTVで警告放送されるほどずうずうしいのが現れました。
標題にややこしい漢字をついうっかり使ってしまって、後から「ためらいは誘いびとのねらいどころ」と改めた1月5日の記事にも関係のありそうなことです。

信頼できそうな人と一緒にやってくる人を、心穏やかな人はほとんど疑いません。
しかしそれは、生身の人間のことで、Webサイトでは、そんなあんみつ姫のような優しい気持でいると、何十万払わないとあなたのパソコンは動くことができないという脅しがやってきます。

とにかく、シカトがいちばん、何があっても相手にしないこと、それしか防ぐ方法はなさそうです。
ついでですが、シカともみじのお話は、こちらにありました。
 ⇒ http://mahono28.blog.fc2.com/blog-entry-52.html

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カギの開け方 ふたとおり

2015年01月09日 | 千差万別

鍵の開け方には、ピッキングと合いカギのふたとおりの方法があります。
ピッキングは、腕自慢と怪しい感じの両方で、素人の水準よりやや上の気がします。
合いカギは、がちゃがちゃ音をたてながら順番に試していかないとなりませんが、ピタッと合うのがあれば、そこから先に技能はいりません。

パソコンのトラブル解決にも、吾人のようなうっかり者には、Tips を集めた鍵束型のようなものが好まれます。

【何でもQA「Windows7、WindowsVista徹底解析 トラブル解決Tips集」】というサイトがあります。
 ⇒ http://www.happy-ritaiya.net/

Tips は、秘訣、裏技、小技、コツ、ヒント、ちょっとした情報、鍵束のように解釈もいろいろ、いちばんよいところろは「合わなくてもともと」ということです。
世の中、それほど何にでも都合よくはできていない、それがよくわかります。

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動かなくなったら 元に戻れるように

2015年01月08日 | 忘れかけていたこと

スマホには、持って歩く人の行動を、秒刻みで記録しておけるアプリがあります。
そんなことを記録しておいて、何の役に立つのだろうかとも思いますが、考えて作った人には、これに頼ってくれる人がどこかにいるはずという喜びがあるのでしょう。
スマホは頼るもの、パソコンは使うものと、役割の重心をそれぞれに違えて持てば、おのおの存在はまず安泰と言えるでしょう。

パソコンのアプリケーション・プログラムには、呼び込んではみても実際には使わないもの、頼みもしないのにはいりこんできて場所をふさぐものなど、邪魔ものが案外多いのです。
進取の気性に富んだお方のパソコンは、その傾向が強いものと思います。

さて、近ごろパソコンの足が遅くなったので、少し荷物を減らしてやろうかと考えるときがあります。
しかし、ここで心配なのは、それをそぎ落としてしまったとき、足を楽にしてやると思ったのに動かなくなったら困るということです。
背負わしてあったバックパックの中味を減らして軽くしてやったら、捨てては嫌だ元に戻せと、駄々をこねられるようなものです。
そうでした、いきなり捨てずに、とりあえず取り出したものを預かって持っていればよいのです。

ファイルを削除せずに、とりあえず持っている方法があります。
ファイル名を変えず、削除もせずに、これは異物かもしれないと印しをつけておけばよいのです。
たとえば「$」マークをあたまにつけておけば、パソコンは正確かつ正直ですから、もとのファイルは「ない」と見てしまいます。
「ない」ものはどんな命令がきても動きません。

印しづけをしてそのまま使っていれば、その次に起動したときに何か怪しい変化があったときには、「$」付けが原因であることが濃厚と言えますから、「$」をはずして再起動してみればわかります。

パソコンも人間が考えたものですから、人間と同じように、できることをできなくしてしまうと怒りだして動かなくなります。
元に戻れるように、しばらくの間様子を見ていれば、パソコンの機嫌もわかりますから、三カ月も経てば執行猶予を解いてもよくなるでしょう。

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キーにも片減りができていた

2015年01月07日 | 千差万別

よく使うので目印をつけてある [F5] キー、エディターで日付を入れるときに、これひと押しで年月日と時刻まで書き込めます。
このキーが、今朝いうことをきかなくなりました。
[F5] を押しても知らん顔、何も反応がないのです。
エディターの故障かと、ファイルを閉じてもう一度、ファイルのショートカットから起動 ⇒ [F5] 、だめです。
どうしたのかと、もう一度、今度はエディターの起動を先にして、ファイルを開く ⇒ [F5] 、やはりだめです。
ここでもう一度、右手で [F5] を押してみました。
そうしたら日付が入るのです。

[F5] キーはキーボードの左半分の最上段にあるので、左の中指で押しています。
それでキーの左半分に何度も力が加わり、接触が十分でなくなったようなのです。
どのキーをどう押そうと叩こうと、反応してくれるはずなのに、キーにも押しぐせがついた、というより片減りができていたのでした。
履いている靴のかかとが、どうしても外側から減っていくのに似ています。
かかととキー、どちらもK、そんなのは関係ありません。
もう取り替えたら、声が聞こえますが、いいやまだまだ、ハサミもキーも使いようですから。

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動くものは信じやすい

2015年01月06日 | 千差万別

Flash Player のアップデートで迷うのは、自分のパソコンの状態がよくわかっていない場合です。

自分の目がよく見えるか見えないか、それは生活の場では用が足りているかどうかで決めてよいと思っています。
姿が見え、そこにあることがわかればよい場合と、位置や形をはっきり知りたい場合は、見え方に差があってもよいでしょう。

しかし、自分の健康に自信が持てないとき、人はお医者さまの診断を求めに行きます。
どうしても自分のパソコンの状態を、よく知っておきたいこともあります。
Flash Player には、それがどう働いているかを、それぞれのパソコンで確かめることができるようなサイトがあります。
「Flash Player ヘルプ」です。
 ⇒ http://helpx.adobe.com/jp/flash-player.html

ここには、画面の部分の動き方で、うまく働いているかどうかを見分けられる動画も用意されています。

動いているところを見ると、それが何よりの証拠と、文章の説明などより、ずっとほんとらしく見えるのが不思議です。

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ためらいは誘いびとのねらいどころ

2015年01月05日 | 千差万別

誘導のコツは相手をためらわせることにあるようです。

Adbe という名の会社があります。
この単語は英和辞典に出ていません。
隅田川は広辞苑に載っても、石神井川は載りません。
創業者が住んでいた家の裏を流れていたクリークの名前では、辞書には載らないでしょう。

川の名前は知られなくても、パソコンを使う人はほとんど見かけている、真っ黒な窓に赤いマークのついたメッセージを送ってくる、あの会社です。
私たちは、パソコンでの文と絵の処理に、知らないうちにその会社に手を貸してもらっています。

すぐれたシステムがあれば、それに乗って巧みに動き回る人が現れます。
その人が新幹線のような乗り物に、どういう契約でどれくらいの運賃を払っているのかはわかりませんが、いつも改札口の中にいて待ち構えている大きな顔には、思わず足踏みをさせられます。

 

足踏みのあとは錯覚、[今すぐアップデート] と書かれたボタンに、マウスポインターが誘い込まれるというしかけです。
誘い込みに足踏みをさせるなら、誘いこまれないためには、黙って通り過ぎればよいのです。
またいつか、ということはあっても、そのときすぐには追いかけてきませんから。

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回り道のほうが早いこともあった

2015年01月04日 | 忘れかけていたこと

ブログ挿入画像のサイズ変更が、「画像の挿入/編集」モードにすればできることがわかりました。
ここで画像諸元を設定するのは、HTML 文の書き換え命令ですから、そちらを直接書き換えてしまえば、編集モードの路地に回っていかなくてもすむわけです。

 width="413" height="341"
これが昨日の「画像の挿入/編集」ウィンドウのサイズ指定文です。

ピクセル値を一けた台まで刻んで、ずいぶん細かい設定をしているように見えますが、細かい数字はただ計算結果がそうなったというだけで、横幅を 410 より少し大きめになどと考えたのではありません。
画像縮小の計算を簡単にするよう、縦横の乗数を小数点以下一けたにまるめたら、結果の数値に端数が出たということなのです。

話を回り道から戻しましょう。
「画像の挿入/編集」モードは、HTML 編集の論理上は迂回路なのですが、ライターにとってはこの方が見やすく通りやすい道です。
回り道のほうが早い、急がば回れの諺は、こんなところにも有効でした。

挿絵にお借りした写真のブログの主は、回り道をする気まぐれな勉強を“猫型学習”と呼んでおられました。
早く通りぬけられるような回り道は“猫走り道”とでもいうのでしょうか。

そうそう、建物のまわりや石垣の下には“犬走り”という平らなところがありました。
むかし、引っ越しの手伝いに来てくれていた友人が、玄関に置いた靴を履きに行くのに、荷のあちこちにある家の中よりこちらが早いと、犬走りをとことこ走っていた姿を、いま思い出しました。

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回り道も行く道の一つ

2015年01月03日 | 忘れかけていたこと

昨年の暮に、あるブラウザでは、ブログに挿入する画像のサイズを変えられないという不便さについて書きました。
しかしあれは間違いで、変えられないのではなく、変えるには回り道を通らなければならないということでした。

画像挿入ボタンを押すと、「画像の挿入/編集」モードに入ります。
そこで「画像URL」、「配置」、「左右余白」の指定をその都度していたのですが、「サイズ」の項は確認だけで変更には使っていなかったのです。

縦か横か、大きいほうの数値をそこで決め、縦横比が崩れないように書きかえればよかったのです。
ただこの操作は、脇道に入って腰のベルトを締め直すような、なんとなくすることがダサい気がします。
それでも、あらかじめ調整しておいたつもりのサイズが大き過ぎれば、またもう一度縮めなければなりません。
そのままでまあいいいわでは、することが中途半端で、いかにも癪ですから。

もし大通りに店がなければ、望みのものを買うには、多少の回り道はいたしかたありません。
むかし住んでいた静かな町で、路地の奥に、OYという名の何でも屋が一軒だけあって、そこの鯛の一夜干しが絶品、それが8インチぐらいの尾頭付きでした。
何の記念日でもない夕食の膳に、にぶ色の赤い魚をときどき載る気楽な日々を味わうには、家の者も多少の回り道は苦にしなかったのだろうと、妙なことを想い出しています。

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居残りをなくせば早く帰れる

2015年01月02日 | 忘れかけていたこと

皆が帰ってしまったのに逃げ出せない状態を居残りと言いますが、遊びごとでない場合にも、居残りと呼んでよさそうなことがあります。
とくに仕事はしていなくても、急にお客さんから呼び出しがあるかもしれないので、待機している状態です。

パソコンで、シャットダウンのボタンを押しても、スッと終わらずにいつまでもぐずぐず何かしていることがあります。
パソコンは、次に使い始めるとき、いつもと同じように気持よく仕事ができるようにしようと、一所懸命道具の整理をしているのです。
道具は、返す場所を決めて間違いなくおさめておかないと、次に使うときに探しまわらなければなりません。
部屋の広さに余裕があっても、むやみに置き散らかしてはいけないのです。
片づけも仕事のうちなので、パソコンにしてみれば、片づけを済まさずにシャットダウンをしては、自分を許すことができません。
終了に時間がかかるのは、使わない道具を用意して置き過ぎるからです。

「プログラムの追加と削除」で、使うことのないアプリケーション・プログラムを見つけ出して削除するのは、だれでも気づき、だれにもできる整理の方法です。
しかし、プログラムには、そういう会員証のようなものを持って堂々と居座るものもあれば、黙ってやってきて何もせずに寝そべっている始末の悪いのもあります。
さて、この押しかけ居候を退治するには、いろいろな探し方があると思うのですが、条件も状況もさまざまですから、これといった決め手を望んでもそうはいかないでしょう。

考えられることを根気よく試していくしかないのかもしれません。
ゆったり行動の身についた人に、早く早くとせきたてても、効き目のないのに似たようなことなのでしょう。

まず狙いをつけてみるのは、実際には接続したこともない、あるいは古くなって捨ててしまった、周辺機器のドライバーあたりでしょうか。

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