リーグ戦の完全優勝を決めた、先の早慶三回戦。
試合終了後の学生席では、応援部・奥島主将による『勝利の拍手』、次に早稲田の栄光、最後に四年生の学生さんたちが壇上に登っての校歌斉唱と、秋の早慶戦ならではの光景を見ることができました。
壇上では、感極まってボロボロと涙を流す学生さんが何名もいて、こちらも胸が一杯に。
秋の早慶戦の学生席には、いつも特別の雰囲気があります。
とりわけ、夕暮れの学生席での『早稲田の栄光』は、前奏を聞いただけで目頭が熱くなってしまう、私にとって特別な曲です。
さて、ニューヨークで9.11同時多発テロが発生して暫く経ったころにCNNを観ていたら、崩壊したワールド・トレード・センターで殉職した救急隊員たちの慰霊セレモニーが放送されていました。
そのセレモニーの最後に、ギターを抱えてステージに登場したのが、ジェームス・テイラー。
そこで彼が歌ったのが『ファィア・アンド・レイン』
元々は、ベトナム戦争で社会が疲弊しきっていた1969年、私が中学生の頃に発表された曲でした。(写真)
30年以上昔の歌を聴きながら、慰霊セレモニーの会場にいた人々は、肩を抱き合って泣いていました。
英語の歌詞の微妙なニュアンスを全て掴むことは、私にとって難しいことです。
しかし、聴衆の涙する姿を見ながら、『ファィア・アンド・レイン』が多くの聴衆の心を揺さぶる名曲であることを、私は改めて強く認識したのでした。
なお、アコースティック・ギターを中心に据えたジェームス・テイラーのサウンドは、当時、ソフト・ロックと呼ばれ、加藤和彦、小坂忠、細野晴臣、乱魔堂らを通じて日本にも広められ、その後にニュー・ミュージックとして日本に根付くことになります。
試合終了後の学生席では、応援部・奥島主将による『勝利の拍手』、次に早稲田の栄光、最後に四年生の学生さんたちが壇上に登っての校歌斉唱と、秋の早慶戦ならではの光景を見ることができました。
壇上では、感極まってボロボロと涙を流す学生さんが何名もいて、こちらも胸が一杯に。
秋の早慶戦の学生席には、いつも特別の雰囲気があります。
とりわけ、夕暮れの学生席での『早稲田の栄光』は、前奏を聞いただけで目頭が熱くなってしまう、私にとって特別な曲です。
さて、ニューヨークで9.11同時多発テロが発生して暫く経ったころにCNNを観ていたら、崩壊したワールド・トレード・センターで殉職した救急隊員たちの慰霊セレモニーが放送されていました。
そのセレモニーの最後に、ギターを抱えてステージに登場したのが、ジェームス・テイラー。
そこで彼が歌ったのが『ファィア・アンド・レイン』
元々は、ベトナム戦争で社会が疲弊しきっていた1969年、私が中学生の頃に発表された曲でした。(写真)
30年以上昔の歌を聴きながら、慰霊セレモニーの会場にいた人々は、肩を抱き合って泣いていました。
英語の歌詞の微妙なニュアンスを全て掴むことは、私にとって難しいことです。
しかし、聴衆の涙する姿を見ながら、『ファィア・アンド・レイン』が多くの聴衆の心を揺さぶる名曲であることを、私は改めて強く認識したのでした。
なお、アコースティック・ギターを中心に据えたジェームス・テイラーのサウンドは、当時、ソフト・ロックと呼ばれ、加藤和彦、小坂忠、細野晴臣、乱魔堂らを通じて日本にも広められ、その後にニュー・ミュージックとして日本に根付くことになります。