地下鉄の西早稲田駅

地下鉄の副都心線が開通して、今年の６月で丸一年となります。

渋谷から和光市をつなぐ副都心線は明治通りの地下を走っていて、その西早稲田駅は、大久保キャンパス(理工)や戸山キャンパス(文学部)に通うのにとても便利です。

先日、早稲田通り沿いの店の方が、「今年の入学式のあった日、大学から高田馬場に向かって歩く新入生の数が、去年までと比べてガタッと減ったんだよ」と、おっしゃっていました。

聞けば、理工や文学部だけでなく、本部キャンパスからも大勢の学生さんが西早稲田駅を通学に利用するようになったのだとか。

考えてみれば、雑司が谷、赤塚、成増、和光市など、いかにも学生向けのマンション、アパートがありそうな、アットホームな雰囲気の駅名が並んでいますし、東横線から渋谷経由で来る場合でも、高田馬場に出るよりは確かに便利です。

そのような人の流れは、一昔前には考えられなかったわけで、改めて鉄道の威力に驚いている次第です。

なお、その昔、付近をトロリーバスが走っている時代もあったらしいのですが、私が中学生になる前に廃止されていて、実際に見たことはありません。