私が小学生の時代、海外で制作されたTVドラマの数々が各TV局で放映されていました。
まだまだ映画が主役であった時代ですから、当時のテレビ局には、独力で番組を制作するだけのスタッフや資金力が不足していたのでしょう。
また、日本人が欧米の文化に慣れ親しむようにと、破格の値段で番組を供給するという米国の政治的な思惑もあったようです。
ともあれ、どんな背景があろうとも、子供にとっては関係ない!
特に富山県から東京に戻り、視聴可能な民放TV局が一挙に増えた時、 私は小躍りしました!
当時の子供向けの番組だけを挙げてみても、名犬ラッシー、突撃マッキーバー、名犬リンチンチン、三馬鹿大将、じゃじゃ馬億万長者、わんぱくフリッパー、ブラボー火星人、ポパイ、奥様は魔女、空飛ぶロッキー君、マイティーハーキュリー、珍犬ハックル・・・
日本の番組とは一味違う陽気なストーリーもさることながら、番組の中に登場する、立派な自動車や邸宅、あるいは日本とは全く異なる町並みや田園風景に、私は心を奪われました。
何せ、当時の日本は、ダイハツ・ミゼットが町を走り、向こう三軒両隣りという住環境でしたから。
(;^_^A
そんなわけで、すっかり私はテレビっ子になりました。
さて、数ある子供向け海外TV番組の中で、私が特に好きだった番組が「名犬ロンドン」でした。
町から町へと旅するシェパード犬が、人々と知り合い、そして様々な出来事に遭遇して、それが解決した後に、また旅に出てしまうというストーリー。
毎回、子供心にも、とても切なくなるエンディングでした。
どんな気持ちで観ていたか、一言でいえば「青年は荒野をめざす」
私は、ロンドンに完全に感情移入していました。
とはいえ、正直なところ、一つ一つのストーリーは記憶に残っていません。
ただ、主題歌が素晴らしくて、しっかり記憶に刻み込まれており、今でも完璧に暗唱することができます。
このメロディを口ずさむかのような雰囲気で、ロンドンが町を去っていく光景を、いつも思い浮かべてしまいます。
素晴らしいメロディーの原曲に、原曲以上に格調高い日本語の歌詞。
田辺靖雄さんが歌っていたように思います。
英語版の歌詞と私の和訳。そして日本語版の秀逸な歌詞をご紹介します。
英語版・携帯用リンク
英語版・パソコン用リンク
[ROAD WITHOUT END]
I find adventure everywhere,
And friends with whom I'd like to share.
This is my stop along the way.
Don't really know how long I'll stay.
Stop over. The world is my friend.
Stop over along the road without end.
目新しいことって、どこにでもあるよ
そして、気持ちを分かちあう友達もね
通りがかりで、ちょっと立ちどまったんだ
いつまで、ここにいることになるのかなあ
ちょっと立ち寄ろうか みんな友達だもの
ちょっと立ち寄ろうか どこまでも続く道なんだから
Traveling around from town to town.
Sometimes I think I'll settle down.
But I know I'd hunger to be free.
Rovin' is the only life for me.
A-driftin'. The world is my friend.
I'm travelin' along the road without end.
町から町へ 僕は旅を続けてる
時々、そろそろ落ち着こうかと思う時もあるんだよ
でも やっぱり自由でいたいんだ
放浪こそが 僕の人生さ
あちらこちらを訪ねてみよう みんな友達だもの
旅に出よう どこまでも続く道なんだから
日本語版・携帯用リンク
日本語版・パソコン用リンク
<日本語版>
見知らぬ この街
さまよい 来れば
遥かな 想い出
胸に よみがえる
友を 求め行く
旅は 果て無き さすらい
あの街 この街
幸せは いずこ
一夜の 宿りか
いつまでか 知らず
今は 歩みとどめ
休む 果て無き さすらい
またも 続け行く
旅は 果て無き さすらい
まだまだ映画が主役であった時代ですから、当時のテレビ局には、独力で番組を制作するだけのスタッフや資金力が不足していたのでしょう。
また、日本人が欧米の文化に慣れ親しむようにと、破格の値段で番組を供給するという米国の政治的な思惑もあったようです。
ともあれ、どんな背景があろうとも、子供にとっては関係ない!
特に富山県から東京に戻り、視聴可能な民放TV局が一挙に増えた時、 私は小躍りしました!
当時の子供向けの番組だけを挙げてみても、名犬ラッシー、突撃マッキーバー、名犬リンチンチン、三馬鹿大将、じゃじゃ馬億万長者、わんぱくフリッパー、ブラボー火星人、ポパイ、奥様は魔女、空飛ぶロッキー君、マイティーハーキュリー、珍犬ハックル・・・
日本の番組とは一味違う陽気なストーリーもさることながら、番組の中に登場する、立派な自動車や邸宅、あるいは日本とは全く異なる町並みや田園風景に、私は心を奪われました。
何せ、当時の日本は、ダイハツ・ミゼットが町を走り、向こう三軒両隣りという住環境でしたから。
(;^_^A
そんなわけで、すっかり私はテレビっ子になりました。
さて、数ある子供向け海外TV番組の中で、私が特に好きだった番組が「名犬ロンドン」でした。
町から町へと旅するシェパード犬が、人々と知り合い、そして様々な出来事に遭遇して、それが解決した後に、また旅に出てしまうというストーリー。
毎回、子供心にも、とても切なくなるエンディングでした。
どんな気持ちで観ていたか、一言でいえば「青年は荒野をめざす」
私は、ロンドンに完全に感情移入していました。
とはいえ、正直なところ、一つ一つのストーリーは記憶に残っていません。
ただ、主題歌が素晴らしくて、しっかり記憶に刻み込まれており、今でも完璧に暗唱することができます。
このメロディを口ずさむかのような雰囲気で、ロンドンが町を去っていく光景を、いつも思い浮かべてしまいます。
素晴らしいメロディーの原曲に、原曲以上に格調高い日本語の歌詞。
田辺靖雄さんが歌っていたように思います。
英語版の歌詞と私の和訳。そして日本語版の秀逸な歌詞をご紹介します。
英語版・携帯用リンク
英語版・パソコン用リンク
[ROAD WITHOUT END]
I find adventure everywhere,
And friends with whom I'd like to share.
This is my stop along the way.
Don't really know how long I'll stay.
Stop over. The world is my friend.
Stop over along the road without end.
目新しいことって、どこにでもあるよ
そして、気持ちを分かちあう友達もね
通りがかりで、ちょっと立ちどまったんだ
いつまで、ここにいることになるのかなあ
ちょっと立ち寄ろうか みんな友達だもの
ちょっと立ち寄ろうか どこまでも続く道なんだから
Traveling around from town to town.
Sometimes I think I'll settle down.
But I know I'd hunger to be free.
Rovin' is the only life for me.
A-driftin'. The world is my friend.
I'm travelin' along the road without end.
町から町へ 僕は旅を続けてる
時々、そろそろ落ち着こうかと思う時もあるんだよ
でも やっぱり自由でいたいんだ
放浪こそが 僕の人生さ
あちらこちらを訪ねてみよう みんな友達だもの
旅に出よう どこまでも続く道なんだから
日本語版・携帯用リンク
日本語版・パソコン用リンク
<日本語版>
見知らぬ この街
さまよい 来れば
遥かな 想い出
胸に よみがえる
友を 求め行く
旅は 果て無き さすらい
あの街 この街
幸せは いずこ
一夜の 宿りか
いつまでか 知らず
今は 歩みとどめ
休む 果て無き さすらい
またも 続け行く
旅は 果て無き さすらい