今日4月1日は、曜日に関わらず入学式が行われるというのが早稲田の約束事です。
私たちの時代と異なるのは、新入生1人に何名ものご家族が一緒においでになること。
特に、今年は4月1日が日曜日で天候も回復したということもあって、早稲田キャンパスは大変な人出となったようです。
今年の入学式は、文学部キャンパスの記念会堂において、4回に分けて行われました。
第1回:09:30から、政経、法、文
第2回:11:45から、教育、人科、国際教養
第3回:14:15から、文構、商、社学
第4回:16:15から、基幹工学、創造理工、先進理工、スポ科
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私たちの学年(1975年入学)は、全体の入学式は記念会堂で一回だけ。
あとは学部ごとの入学式が行われました。
どの教授のお言葉から記憶していませんが、
「皆さんが払い込んでくれた入学金と学費は、ショバ代です」
「ショバ代を払い込んだことにより、皆さんは四年間の自由な時間を得ました」
「この自由な時間を、勉強、スポーツ、サークル活動、何に使うのも皆さんの自由です。」
「どのように時間を使うのか、じっくり考えてみてください。」
大隈講堂で行われた法学部の学部入学式では、「今からでも遅くない_駿台予備校」というパロディの祝電が読み上げられて、新入生たちの苦笑を誘いました。
言うまでもなく、東大・京大落ちで早稲田にやってきた新入生に対する、励まし(慰め)の自虐的ギャグです。
(><)
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ともあれ、就活に窮々とする現代の学生さんたちには申し訳ないような、大らかな時代でした。
好き勝手に四年間を過ごしても、卒業さえすれば、それなりの職を得ることができるだろうという、具体的な根拠はなくとも漠然とした安心感のある、そんな入学式でした。
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今日、最もご苦労されたのは、鎌田総長ではなかろうかと。
私たちの時代の総長であれば、一度だけ読めば良かった祝辞を、鎌田さんは4回も読まねばならないのですから。
(^^)v
新入生の皆さんに対する私の希望は、
早稲田に合格したことに自信と誇りを持つ
チマチマしない学生生活を送る
大学は、決して就職予備校ではありませんから。
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今日の東伏見では、社会人野球チーム「かずさマジック」(旧・新日鉄君津)とのオープン戦が東伏見で行われました。
我らが早稲田は、投手陣がそれなりの踏ん張りを見せてくれたのですが、打線の主軸を担う上級生たちの打棒が振るわず、逆転負けを喫しました。
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上本くんが主将を務めた学年の、山縣くん(捕手。早実出身)です。
細山田くんと同級生であったためにリーグ戦の出場機会は少なかったのですが、強肩と打撃は細山田くんを上回ると入学時から定評のあった山縣くん。
今日も、俊足・佐々木くんの二盗を刺し、打っては、逆転勝利を呼び込む右翼線適時三塁打を放ちました。
さすがです。
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高橋英樹くん(投手。沼田高校出身)は、山川くんが主将で、いわゆるスカウト入試の4人枠が全て投手(松下、楠田、丹羽、大前)という学年です。
徹底的に鍛え抜いた下半身に支えられる投球フォームは、素人目にみても安定感が抜群。
沖縄キャンプにやってくるプロ球団のスカウトたちから、「あの投手は誰ですか?」とたびたび尋ねられたものです。
1学年下にドラ1三羽烏がいたためにリーグ戦でのチャンスに恵まれませんでしたが、彼の地道な努力が報われていることを、心から嬉しく思います。
私たちの時代と異なるのは、新入生1人に何名ものご家族が一緒においでになること。
特に、今年は4月1日が日曜日で天候も回復したということもあって、早稲田キャンパスは大変な人出となったようです。
今年の入学式は、文学部キャンパスの記念会堂において、4回に分けて行われました。
第1回:09:30から、政経、法、文
第2回:11:45から、教育、人科、国際教養
第3回:14:15から、文構、商、社学
第4回:16:15から、基幹工学、創造理工、先進理工、スポ科
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私たちの学年(1975年入学)は、全体の入学式は記念会堂で一回だけ。
あとは学部ごとの入学式が行われました。
どの教授のお言葉から記憶していませんが、
「皆さんが払い込んでくれた入学金と学費は、ショバ代です」
「ショバ代を払い込んだことにより、皆さんは四年間の自由な時間を得ました」
「この自由な時間を、勉強、スポーツ、サークル活動、何に使うのも皆さんの自由です。」
「どのように時間を使うのか、じっくり考えてみてください。」
大隈講堂で行われた法学部の学部入学式では、「今からでも遅くない_駿台予備校」というパロディの祝電が読み上げられて、新入生たちの苦笑を誘いました。
言うまでもなく、東大・京大落ちで早稲田にやってきた新入生に対する、励まし(慰め)の自虐的ギャグです。
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ともあれ、就活に窮々とする現代の学生さんたちには申し訳ないような、大らかな時代でした。
好き勝手に四年間を過ごしても、卒業さえすれば、それなりの職を得ることができるだろうという、具体的な根拠はなくとも漠然とした安心感のある、そんな入学式でした。
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今日、最もご苦労されたのは、鎌田総長ではなかろうかと。
私たちの時代の総長であれば、一度だけ読めば良かった祝辞を、鎌田さんは4回も読まねばならないのですから。
(^^)v
新入生の皆さんに対する私の希望は、
早稲田に合格したことに自信と誇りを持つ
チマチマしない学生生活を送る
大学は、決して就職予備校ではありませんから。
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今日の東伏見では、社会人野球チーム「かずさマジック」(旧・新日鉄君津)とのオープン戦が東伏見で行われました。
我らが早稲田は、投手陣がそれなりの踏ん張りを見せてくれたのですが、打線の主軸を担う上級生たちの打棒が振るわず、逆転負けを喫しました。
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上本くんが主将を務めた学年の、山縣くん(捕手。早実出身)です。
細山田くんと同級生であったためにリーグ戦の出場機会は少なかったのですが、強肩と打撃は細山田くんを上回ると入学時から定評のあった山縣くん。
今日も、俊足・佐々木くんの二盗を刺し、打っては、逆転勝利を呼び込む右翼線適時三塁打を放ちました。
さすがです。
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高橋英樹くん(投手。沼田高校出身)は、山川くんが主将で、いわゆるスカウト入試の4人枠が全て投手(松下、楠田、丹羽、大前)という学年です。
徹底的に鍛え抜いた下半身に支えられる投球フォームは、素人目にみても安定感が抜群。
沖縄キャンプにやってくるプロ球団のスカウトたちから、「あの投手は誰ですか?」とたびたび尋ねられたものです。
1学年下にドラ1三羽烏がいたためにリーグ戦でのチャンスに恵まれませんでしたが、彼の地道な努力が報われていることを、心から嬉しく思います。