つい先ほど、オフィスを出ました。
入退室管理システムによって電子的に把握される私の時間外勤務は、辛うじて100時間に達しませんでした。
実際には、自宅などでe-mailをチェックしたりしている時間も働いているようなものなんですけれど、まあ、こんなものかなあと。
『体重計に乗る習慣だけでもダイエットは成功する』と聞きます。
入退室管理システムは、私にとって体重計のような存在となりました。
さあ、明日は早立戦です。
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さて、今日の午前中は東京、香港、上海、シンガポールなどのスタッフが出席する大規模な電話会議でした。
会議は、香港駐在の青目のアナリストによる日本経済の状況分析から始まりました。
『Ozawa』『TEPCO』『JGB』という単語が頻繁に登場しました。
小沢さんの復権により起こり得る政治の混乱と財政に与える影響
東京電力の抱える巨額債務と産業セクターにおける電力需要と
日本国債の格付が下がった場合の影響
そんな話題が、海外の金融アナリストたちの間で、当たり前に交わされているということです。
そんな空気を感じている産業界からも、消費税増税などに対する野田総理の姿勢がブレないようクギを刺す発言が相次いでいます。
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郵政、消費税、そしてTPP
小沢さん、鳩山さん、そして彼らに近い議員集団が、愚かな行動をとらないことを、私は切に願います。
少なくとも、銀行に働く私にとって、メディアを通じて聞こえてくる小沢さんや鳩山さんの主張は、全くもって迷惑以外の何物でもないのです。