外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

豪雨の夜

2012-10-04 23:59:22 | 社会全般
午後10時を少し回った頃、やっとオフィスを出ました。
そして、通用口から外に出て、初めてザーザー降りの雨だと知りました。

地下道に入るまでの短い距離を歩いただけで、傘をさしていてもズボンやジャケットがかなり濡れました…
仕事で疲れているのに、あんまりだぞと、暗い夜空に向かってボヤキました。
(><)

-------

ボヤキたくなるのは、雨ばかりではありません。
尖閣諸島を巡る日中対立は、全く解決の糸口が見えてきません。

ロシア有数の東アジア専門家であるパノフ氏(元、駐日大使、駐韓大使)のコメントを新聞で読み、氏の情勢分析に心から納得するとともに、深いため息とボヤキを禁じ得ない私でした。
(><)

「1980年代は、日本がアジア太平洋地域で最も重要な国とみなされたが、今や中国がとって代わった」
「中国は、領有権問題を通して、日本の地位が低くなり米国に従属していることを内外に示そうとしている」
「第二大戦後、尖閣諸島を管理していたのは米国だった、日中が接近することを阻みたかった」
「現在、米国は中国との関係を損ねたくない」
「ロシアにとって、中国は軍事的にも経済的にも脅威ではない。中国の膨張政策は歴史的に南に向かっており、北ではない」

このような認識が関係国で共通なのだとすると、歴史的にみて尖閣諸島が我が国の領土だという日本の主張は、あまり説得力を持ちませんね…
(><)


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする