芳賀崇くん

野球部OB 芳賀崇くん（仙台育英高校出身）の近況が伝わって来ました。
この４月から、宮城県立村田高校で教職に就いたという朗報です。
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芳賀くんは、仙台育英の左腕エースとして甲子園で準優勝。（優勝は常総学院）
その勲章を引っ提げて、早稲田にやってきました。
早稲田では、武内晋一主将（智弁和歌山。ヤクルト・スワローズ）、越智（新田高校。元巨人）、佐竹（土庄高校。トヨタ）、藤元（桐蔭学園。元六大学野球審判）らと同期となり、いずれ早稲田でも左のエースになるだろうと将来を嘱望されていました。

しかし、故障に次ぐ故障で満足に投げられない状況が続きました。
当時、私は東伏見に行くたびに彼の練習ぶりを確認したのですが、上級生になる頃には ずいぶん肥満し、リーグ戦登板を諦めている様子も窺えました。

チームが沖縄キャンプに行くと、見学にきた複数の高校野球ファンから「芳賀くんは来ていますか？」と尋ねられるぐらい、全国的な知名度のある選手でした。
それだけに、故障続きで全く一軍入りを果たせない本人の辛さは、想像するに余りあります。

大学卒業後も色々と苦労しているとの風の噂を耳にしていたのですが、そこから見事に仕切り直したのですね。
立派です。

まだ31歳、人生は これからです。
高校球児たちと一緒に汗を流して、ぜひ指導者として大成してください。