すでにご存知かと思いますが、選抜高校野球が無観客試合を前提に準備を進めることになりました。
事態の成り行きによっては、中止もあり得るとの見解です。
高校球児にとって、甲子園は特別の舞台です。
ここまでの努力が報われた晴れ舞台という側面もあれば、卒業後にプロ野球や大学野球を目指す球児にとってはセンター入試のような存在でもあります。
一方、甲子園に備えて猛練習しているブラスバンド部員の皆さんは ガックリされていることでしょう。
無観客試合で進めるにしても、選手たちの健康チェック態勢、万が一 大会途中で感染者が発生した場合の対処など、悩ましい課題が山積しています。
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東都大学野球も 悩んでいます。
本来ならば、私も 今ごろは沖縄で 野球観戦三昧の毎日を送っているはずでした。
すっかり馴染みになっている居酒屋さんにも顔を出したかったです。
(T_T)
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コロナ騒動で就活も停滞しているようです。
先日も話題にしましたが、大学生の人気企業ランキングは、時代の変化を反映しています。
私の学年の人気ランキングは こんな感じでした。
銀行、生損保が ずらりと並んでいます。
でも、合併などを経て、軒並み社名が変わってしまっています。
バブル崩壊、金融自由化、外資系参入などの激動の歴史が この背景にはあります。
私の父は、旧制大学の最後の卒業生でした。
当時の大学生は、戦後の復興で役割を果たしたいとの志を抱いて、石炭、造船、繊維などの業界に秀才たちが集まったそうです。
でも、時を経て、それらの業界は構造不況に遭遇し、大規模なリストラなどで皆さん ご苦労されました。
私の働いた銀行業界も、人気ランキングから姿を消してしまいました。
現在の人気企業も、20年先は どうなっているか 誰にも分かりません。
これから就職する若者たちも、就職先に何が起こっても しっかり家族を守って生き抜く、そんな逞しい職業人になってもらいたいです。
