春風のうた by 綾乃 ♪

お元気…ですか?
頬をなでる…ふわり、とした風が
何とも心地よい…そんな季節にはじめた日記です。

窓辺

2008年01月27日 | Art, Book
陽射しが暖かく感じて、何だか嬉しい今日の朝♪
最近は夜済ませている洗濯物をベランダに干してお茶タイム。
生姜テイストの紅茶を飲んだら体がポカポカしてきた。

西側の出窓は階段を登りきった右手にある。
だからまだ昼間の明るさはない。
朱色の花瓶は、友人から内祝いにいただいたもの♪
それを真ん中に置いてあれこれ選んでいたら、おのずと和の雰囲気になりました。
左手の植物は「はからめ(葉から芽)」というそうな。

☆ここも以前はもっとゴチャゴチャしていた。
   和菓子の柿巻きに使われていた紐を配してみたり、
   使わなくなったちょっとレトロなブローチを置いてみたり…と☆



窓辺

2008年01月26日 | Art, Book
ソファに座ると左手にある出窓…。
そこにあるのは、ガラス玉の入った金魚鉢に、
信州にプチ旅行したときに作ったガラスの器、
V.D.のお返しにいただいたロウソクたてに、
それから、十数年前友人が誕生日に贈ってくれたフォトフレーム。
その中には私の大好きなクリムトの「接吻」が、やはり十数年間おさめられている。

一日のほとんどをソファで過ごしている今、
いやがおうでも目に入ってくる出窓のスペース。
以前はもっとゴチャゴチャと置いていたのだけれど、
数ヶ月前に少しすっきりさせました。

☆出窓をペアガラスにしなかったのは失敗…寒い!
  結露防止フィルムを貼っています☆


結婚式

2007年12月10日 | Art, Book

するり、するり、するり…、チャペルの中央をごくゆっくりと、
その歩みは、愛する娘を手放すのが惜しい・淋しいかのように…。
でも、確実に前に進んでいくお父様と彼女。
そして、ついに旦那様の手にそっと彼女の手が渡された。
幸せの糸は、彼女をそれまで育んできた家族から、新しい家族へと繋がっていく。

静かな空間に、牧師さんの声がひびき、その言葉の一つひとつが心にもひびく。
式が終わり、水鳥の羽が舞うなか、彼の腕をとって私の目の前をいく彼女は、
何かがふっきれて、何かをしっかりと掴んだようで、
そして…、何よりも美しかった。

☆先週土曜日、久しぶりの結婚式。ジンときました…☆



伝説の会atわが家

2007年11月13日 | Art, Book

「伝説の会」…それは、酔いどれから始まった、会社の仲間計5名の集まり。
何年前だったろうか。
同じフロアで意気投合した女性たちは、会社近くのパークハイアットのピークラウンジで
カクテル飲み放題のお誘い文句に、よいよいと誘われ、
およそパークハイアットのお客らしからぬ飲み方をしたのだった。
何をやらかしたわけでもない(ほんと?)…でも誰からともなく、
その時のメンバーの集いは「伝説の会」と呼ぶようになった。

そして、先週末、わが家での集い。
いつものメンバーに3人の子供たちが加わって、それはそれは賑やかだった。
ニッコリの笑顔やビービーの泣き声、予想のつかない動きetc.に、
大人たちはメロメロ、ヘロヘロ、振り回され、でもやっぱり笑顔。
もっともっと話したかったなぁ…の思いもあるけれど、それはまたのお楽しみにした。
飲みながらゆっくり話せる日…それはいつになることだろう…と思いながら。

☆伝説のメンバーからいただいたフォトフレーム「my first year」☆


嬉しい贈り物

2007年10月12日 | Art, Book

ポストを開けてみると、後輩からの贈り物が入っていた。
それは一冊の本。
やさしい色使いのほんわかしたイラストが添えられたその本は、
子供たちの体内記憶を綴ったものだった。

なぜ、どうやってお父さん、お母さんのところにきたのか…。
胎内はどんな感じだったのか…。

子供たちが語った記憶の一つひとつが、
私の心に染み入って、気がつくと涙で文字がかすんでいた。
そして、今しかないこの時間をもっと大切にしよう…と思うのでした。

☆心が疲れてしまった時、いえいえ、ハッピーな時も、また開きます☆


バカもの~!と言われたけれど…

2007年08月04日 | Art, Book

就職して2年目頃だったろうか…、
会社帰りに友人と渋谷で待ち合わせたもののかなり早く着いてしまったので、
画廊かな?と何かの展示会場かな?と思われる近くの小さな店に入っていった。
はたしてそこでは、リトグラフの販売がされていた。

当時、今よりも話題となっていたヒロ・ヤマガタやラッセンなどが所狭しと
並べられている。
「あと20分かぁ…ゆっくり観よう」とまさに時間つぶしの…はずだったのに、
ある絵の前で私は動けなくなってしまった。
自分がその絵の中に生きているような…、ふわふわした、
不思議な感覚に捉われてしまったみたいに…。
そんな私の様子を察知したのか、それまでは意にも介していなかった営業マンが、
ぐぐぐぐっと近寄ってくる…。でも、その押しの必要もなかったと思う。
私は、すでに買うことを決めていた。

まだ貯金も微々たるもの…、5年ローンで金利を考えるとかなりの金額になる。
これで結婚はしばらくないか…。
別にこのことがあったからではないけれど、当時つきあっていた人とは続かなかった。
そして、家に帰って事後報告。堅実な両親は、ローンを組んだ私に
「バカもの~!」と言い放った。
その時はちょっぴり悲しかったし、だからちょっぴり後悔もしたけど、
今はあの衝動買いはハナマルだった!と心から思っている。

☆キッチンに飾ってあるのと同じミッシェル・ドラクロワ作「パリのながめ」☆


キッチンの隅に

2007年07月28日 | Art, Book

L字型キッチンの隅にある私の好きなスペース。
朝に昼に夜に…としょっちゅう目にしていて、並んでいるのがあたり前になっていたけれど、
この前、後輩が遊びにきた時に「わぁ、ミニギャラリーみたいですね~!」
なんて感激してくれて、私もちょっと感激したので写真におさめました♪

右の5枚は、友人からの
新婚旅行のお土産でメキシコのもの。
もらった時に、これは本来のコースターとしてじゃなく飾ろう~!と決めていた。
洗うたび、模様や色合いを見比べて並べる順序をあれこれ試してみるのも楽しい♪
左の2枚は、もう10年以上も前だったか、先輩がパリに旅した折に、
「綾乃ちゃん、好きだったよね…」と買ってきてくださったハガキサイズの壁飾りで

リトグラフ作家・ミッシェルドラクロアのもの。
何気ない日常の風景や人々の暮らしが、
繊細でやわらかな感じに描かれているのが好きで、
かなり大きい作品もリビングに飾っています。

☆ハート型の鍋敷きは、父の作品。
 うーん、これを作っていた時はどんな顔をしていたのかしらん?☆


新聞の切り抜き

2007年06月03日 | Art, Book

「ん?このクリアホルダは何だろう?」
そう思って本棚から抜き出してみると、新聞の切り抜きの束が入っていた。
退職時、
会社から持って帰った書類は整理したはずなのに、
整理しきれずにホルダごと本棚にはさんである。

以前の職場ではその仕事柄、専門紙を含む10数種の新聞を課員が分担して
会社の事業に関連している記事をコピー&回覧し、情報を共有していた時があった。
そのついで…といっては何だけれども、パラパラめくっていると
気になる記事はあちこちにある。
なかでも、「人」を題材にしたものは、その多くが心に響き、
そのたびに、「今日はこれだわん♪」といそいそとコピーしていたのだった。

写真を整理しようとして昔のアルバムに見入ってしまうことがあるように、
膨れてしまったクリアホルダに窮屈そうに収まっている記事をめくりはじめてしまった。
その中で、一番グッときたのは、尾崎行雄を父にもつ相馬雪香さんの言葉…。

~父は「人生の本舞台は常に将来にあり」という色紙を残し、その意味をこう解説しています。
「知識経験は、年と共に増すばかりで、死ぬ前が最も豊富な時である。
ゆえに最期まで、利用の道を考えねばならぬ。その信念を推究すれば
『人生の本領は未来に在り』ということになる。言い換えれば
『昨日までは人生の序盤で、今日以後が其の本舞台だ』とうことになる」と~
(日経「人スクランブル」より)

☆「酔いどれ日記」更新しました☆


色の名前

2007年05月26日 | Art, Book

綾乃さんへ…と友人がくださった一冊の本…「色の名前」。
空や海、川、木々、草花、鉱石、鳥、動物…といった自然界の美しい写真とともに、
その色がどんな名前を冠しているのか、なぜその名前なのか…が、
描かれている。

ひとつの名前だけでない、英名を中心に、日本名に中国名も。
多い場合は、10近くもの名前が付してある。
覚えようとしているわけではない。
休日の午後、心地よい風のそよぎを感じながら…、
宵の口に、静かな音楽を聴きながら…、
ページをめくると、そこには、おそらくはいつかどこかで見たことのある色…なのに、
心動かされる…。

☆私の好きな色、blue greyは、moonlight blue、あるいは、
  moon grey、月白色(中国語)とでていました☆




グリーティングカード

2007年05月15日 | Art, Book

この前、友人からタイ国のお土産です…とグリーティングカードのセットをいただいた。
鮮やかな色のそれは眺めているだけでも嬉しくて、手元にずっと置いておきたい感じだ。

最近は、大切な友人のお誕生日メッセージも、
まずはその日”The Day”に気持ちが伝わることが第一…と
メールですましてしまうことが多く、
以前に比べてカードや葉書に想いを「綴る」ことはかなり少なくなってしまった。
あの「投函する」という行為が好きなのに…。
そう「ちゃんと届いてね…」という想いが高まるから。

いただいた綺麗なカード…手元に置いておかずに、誰かの手元に届けることにしよう♪