自宅近くでも街中でも、ミンミン蝉の声がひときわ高く聞こえる頃…。休日の夕刻、急に髪を切りたくなって訪れた美容院で何気なく手にした雑誌。
そこに載っていた詩に、ぐぐ~っと引き込まれた。今年の夏も終わりが近い切なさを静かに伝えているようで、思わず手帳に書き写してしまった…。
「鳴き声がそのまま名前になっているミンミン蝉。
鎌倉時代には、“見う見う”と聞かれたという。
現代語に訳せば“会いたい会いたい”。
短い命を恋に焦がれて鳴き通す蝉。果たしてめぐり会えたのだろうか。
照りつける夏の空に、祈りのようにこだまする…」
ケータイやパソコンでいつでも誰とでも個人的に連絡できてしまう今…、
まだ学生だった頃、好きな人の家に電話をかけて、
黒電話のダイヤルがジーッ、ジーッと戻っていく間のあのドキドキは、
とても大切な時間だったんだなぁ…と思います。
時には思いっきりアナログの世界に浸るのもいいかも…(かなり不安だけど)。
☆春先に植えたペチュニア。一度咲いた後剪定したら、
また花をつけて嬉しくなりました☆