さきの気球に乗り込んで、出発を今か今かと待っているあいだに、空は白みはじめ、ほかの気球もエネルギーを充填しはじめました。ぐるっと見渡してみると…気球の数は、なんと7つ…!
色も黄色に緑、青色…、模様も幾何学模様にイラストに…と、さまざま。
一緒に空をお散歩したら、さぞかし…ロマンチックだろうなぁ…。
と期待は高まり、怖さもちょっぴり手伝って心臓もドキドキ…。
わたしが乗ったのは、1番手…。ひと足お先に、…ふわり…、
20人を乗せて…ふわり…、と大地を離れていった。
夏休み…熱気球を体験した♪
早朝5:00…まだ夜明け前の暗いうちから、大きな気球にガスが吹き込まれ…。高さ36m、直径28mもの堂々たる気球は、その20分の1にも満たないわたしを圧倒し、悠然と構えている。
近づいてみると…籠は、20人もの人を乗せるだけあって、
2畳ほどあり高さは背丈ほど…!
見上げると、ボワッと燃え上がる炎の先に
黄色い布がドームのように広がっていた。
遠くの空には、ぽかり…と浮かぶまあるい月。
さあ、大きな籠に乗客を招き入れた気球が、離陸の時を待つ…。
☆熱気球に使われている布は792枚!ナイロンが主で、
バーナーに近い部分は燃えにくい特殊な布だそうです。籠は籐製☆