もっと早くお昼を済まそうと思っていた。
なのに、あちこちお店を見ているうちに、はや12時少し前。
あ~、もうどこも混んでるなあ、きっと。
そう思いながらも、すでに列をなしているドトールに入った。
満席、長い列、誰もが空きそうな席をさがしている。
スタッフはくるくると忙しく動いている。
そんななかにありながら、
忙しいのにそう感じさせない対応をしている人がいた。
それはレジを担当する、まだ若い男性だった。
動きはテキパキとしている。なのに、
おだやかな声と、しなやかに動く手、とても丁寧な言葉遣い…。
一歩間違えば殺伐としそうなカウンターの向こう側が、
彼の存在でキビキビとした気持ちのいい印象になる。
あの店のあの時間帯にこそ…という感じだ。
あんなひとになりたい…と思った。
そして、あのひとの母親はどんな風に彼を育てたのだろう…
そんなことも想うのだった。
☆“ミラノサンド・チキンと野菜のホワイトクリーム”
美味しかった!☆