筆なじむ

この頃は、娘が習い事で帰りが遅い夜に

書道の稽古をすることが多くなった。
かれこれ３年半、春と秋の昇段試験を経て、
少しずつではあるけれど師範への道を歩んでいる。

ここにきて、おや？と思うことがあった。
手にあるのは二千円もしない筆。
よい筆＝値が張ると思っていた私だけれど、
紙に吸い寄せられるかのように筆がスルスルと運ばれる。
無理に穂先をそろえなくても起筆・終筆が整う。

嬉しかった。
稽古を続けていればこんな変化を感じることができるのか…と。
何もかも中途半端だった私に、
続けることの大きな"意味"を教えてくれたようで。

仕事や家事の合間の稽古だけれど、
これからも日々精進していきます。

☆やっと準五段になりました☆