ちょっと行き詰まっていた。
仕事、体調、プライベート…色々なことで。
コロナ禍がそれに拍車をかけ、
心は数年ぶりにどんよりしていたかもしれない。
そんな気持ちを、やはり数年ぶりに通い始めた整体の先生にポロポロとこぼした。
数週間前のことだ。
半年以上も続くお腹の痛みは、医療学的には全く問題なくーむしろ血液検査では素晴らしい数値と絶賛されー、
だから余計に不安になった…じゃあ、何が原因?と。
ぐるぐるとさまよう私に、その先生は数年前もそうだったように、かなり厳しい言葉を浴びせた。
さすがに、なぜ今の私にそれを…とグサリときて辛くて気づくと涙が出てきて。
ボーッとした感じだったことをおぼえている。
けれど、私にはそのキツい言葉が必要だったらしい。痛みの解消を何かに頼ろうとしていた気持ちが、検査はマルなんだから後は自分次第と思えるようになり、憂いている時間がもったいないと思えるようになったのだ。
あえて忙しくしている訳ではない。
けれど、今この時を…と思うようになってから、不思議なもので痛みが和らいでいった。
そうしてまた、次回の予約を入れる…身体だけでない、心も整えてくれるその場所に。
☆桜は咲く…いつものように☆