最愛の娘が失恋した。
本人も私も
「なぜ?」···。
?マークが無限大につきそうな
そんな恋の終わりが何の前触れもなしにやってきてしまった。
娘の···
強気な言葉も
一所懸命の笑顔も
元気そうな立ち振る舞いも
涙でぼんやりとおおわれていく。
その小さく細い体で
まだ十年と少しの幼い心で
どう受け止めているのか。
「同じクラスになってもきっと平気」
「あたし意外とポジティブだから」
その言葉が親の私には余計辛く響いて、深い闇の中でもがいている。
女性として、母として、
あの時のあの言葉は、アドバイスは
どうだったのか。
私のそうした言動が、彼を考えさせてしまったのか。
仕事も家事も手につかない。
平静を装っているが、心のこの動揺はいつまで続くのだろう。
真意は分からない。
深読みしたらきりがない。
しっかりしなきゃ···。
☆手作りチョコは主(あるじ)へ☆